記憶喪失した私。

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:rino

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.10.25

―――あの時の思い出は、
儚くて・・・





私には思い出せなく
なってしまっている。











*...・・・*...・・・*





こんにちは。
私は『髙橋快空』って
言うらしい。





覚えてないんだけど・・・





実は、飲酒運転の車にひかれて、
記憶喪失になってしまったらしくて。





自分の名前も
分からなかったの。





事故から1週間。





友達や親戚が
お見舞いに来てくれた。





だけど・・・誰1人、
知っている人はいなかった。





というよりも、
覚えている人は―――
いなかった。













・*。・ ある日 ・。*・





ガラララッ





ドアが開いた。





そこには、
ひとりの男の子。





ちょっとむっとした。
ノックぐらい
すればいいのに。





その男の子は
私と同い年ぐらいかな?





もしかして・・・
友達なのかな。





カイラ「・・・あの、誰ですか?
ノックぐらいしてくれても
いいんじゃないですか?」





男の子「・・・カイラ・・・」





なんだか悲しそうに
見つめてきた。





やっぱり、
友達みたいだ。





友達はいつもこんな目で
見つめてくるの。





覚えてないの?
って言うように。





男の子「俺は・・・南ルワ」





・・・えっ?
なんで・・・?





急に涙が溢れてきた。





ルワ「カイラ・・・?」





カイラ「え・・・
なんで泣いてるの、
私・・・?」





・・・あれ・・・?





1つの公園が
思い浮かんだ。





まず・・・
すごく小さなとき。





ルワ『大丈夫、大丈夫。
ママは、きっと
許してくれるよ』





カイラ『グスッ・・・やだよぉ。
ママ、おこってるもん・・・』





確か・・・
ママと喧嘩して
家出したときだったかな・・・?





記憶に靄が
かかってるみたい。





大きくなって・・・
最近かな・・・?





ルワ『あのさ、
カイラ・・・
幼なじみやめない?』





カイラ『・・・え?』





ルワ『好きです、
付き合ってください』





カイラ『ホントに・・・?
私も!
付き合ってください!』





ルワ「カイラ・・・?」





カイラ「ルワ・・・ルワ、
覚えて、る・・・」





ルワ「・・・えっ?」





カイラ「ルワ、
私の幼なじみで、
彼氏で・・・」





ルワ「カイラ・・・!
そうだよ」





ガラララッ





ドアが開く。





ママ「ど・・・
どういうこと?
カイラ、
ルワくんのこと
覚えてるの?」





カイラ「そうなの。
どうして・・・?」





ママ「分からない・・・けど」





と言って、どこかへ
走っていった。





そしてしばらく。
お医者さんの林芽亜里先生と
一緒に戻ってきた。





林先生は私とルワを見比べ、
少し考える素振りをみせた。





林先生「・・・どういうことでしょうか・・・
分かりません。
過去にこんなこと
例は無かったはず・・・」





ママ「ですよね・・・」





林先生はニコリと
微笑みを浮かべた。





林先生「きっと、お互いが
愛し合っていたために、
思い出せたのでしょう」





カイラ「先生・・・」





林先生「お幸せに!」





その後、
私は退院した。





ルワのことは
全部覚えている。





あの公園で出会ったの。





2歳、のときに。





それから親同士も
仲良くなって。





喧嘩ももちろんしたんだけど、
仲直りして・・・





そして、告白も
あの公園で。





公園が、私達の
キューピッドなのかもね/////







*end*

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