涙の向こう

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:かなまる

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.07.09

私、林芽亜里。
ニコラ学園の
高校1年生です!





私には、誰にも言えない
秘密があるの・・・





それは、コウショウくんが
好きってこと。





彼とは小学校が同じで、
中学は別々に
なっちゃったけど、





高校で奇跡的な
出会いを果たしたの。





こんなこと誰にも
言えないけど、





小学校の頃から今まで、
ずぅぅーーーっと
コウショウくんのこと、
好きなんだ。





みんなは、私たちが
幼なじみだからって、
仲良くやれてるって
考えてるでしょ。





でも
現実って甘くない。





まだ今年に入って、
1、2回話したくらい。





コウショウくんは、
学年一の美少女の
アムちゃんと
ばっかり話してる。





この前なんか、
みんながコウショウくんと
アムちゃんのこと噂して、
冷やかしていた。





その度に私、すっごい
傷つくんだ。





もうコウショウくんのことは
忘れようって思ってるのに
授業中に視線が行っちゃう。





この前ちょっと
目が合ったけど、
気のせい・・・だよね?













・。・。・。・。・。・。・。・。





今日は待ちに待った
体育祭。





私はリレー選手に
選ばれた。





いつもより気合い
入っちゃうな。





コウショウくんは・・・?





・・・あーもうまただ。





コウショウくんのことは
忘れるって誓ったのに。





私の出番が
近づいてくる。





入念に
準備体操して・・・





あ、・・・
コウショウくんと
目が合った。





なんで?
なんでなの?





忘れなくちゃ。





アムちゃんになんか
勝てないんだから・・・





涙が滲んだけど、
なんとか堪える私。









* * *





出番が来た。





「よーい、パァン」





ピストルの音で
走り出す。





もうすぐゴールだ!





・・・・・・ドタン!!





転んでしまった。





痛い痛い悔しい・・・
結構深い傷みたい。





なんで・・・?
あんなに
練習したのに・・・





悔しさと痛さで
涙が出てくる。





もう止められなかった。





「めあり!!!!」





・・・コウショウくん・・・?





「立てる? 大丈夫か?
水道のところに行こう」





「・・・大丈夫だから・・・、
1人で行ける。
アムちゃんのところに
行きなよ・・・」





あ・・・
もう、バカ。





なにムキに
なってるんだろ。





ホントに
自分が嫌になる。





絶対コウショウくんに
嫌われた。
最悪。





・・・ギュッ!





「ごめん・・・
俺、やっぱり芽亜里のこと
好きだ。
アムと一緒にいても、
ずっと芽亜里のこと
気になってた。
俺がもっと素直だったら・・・」





「そ、そうだったの・・・?
私も、実は・・・
ずっと前から好きだった。
さっきはひどい言い方して
ごめん・・・」





「俺と付き合ってください」





「もちろん!」







*end*

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