あなたに出会えて本当によかった

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:プンスカ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.03.14

こんにちは
私は林めありです。





私は今から
おじいちゃんが決めた
婚約者に
会いに行きます。





あっ! でも別に私は
お嬢様とかじゃないよ(笑)





おじいちゃんの
古くからの友人的な人らしい・・・





スッゴク楽しみ
なんだけど・・・





相手の家がすごい
豪邸であることに
スッゴク驚いている。





ギィー





えっ?





おじいちゃんに
聞いてた話と
違う気が・・・





おじいちゃんが
言うには・・・













めあり’s 記憶 ・。*・。*・。*
・。*・。* ・。*・。*





おじいちゃん「めあり!
いい話があるぞ!」





めあり「何々?」





おじいちゃん「じいちゃんの
古くからの友人でな
そいつが自分の孫と
めありを婚約させたい
と言ってきたんじゃが
どうする?」





めあり「えっ!?
何それ!
相手はどんな人なの?」





おじいちゃん「それがな・・・
大財閥の跡取りでな
イケメンで優しくて
頭がよくて2つ年上で
スポーツ万能なんじゃ」





めあり「おぉ~!!」





・。*・。*・。*・。*
・。*・。*







っていう話
だったんだけど・・・





年上?
じゃなくない?





めあり「えっと~
この家の子?
こんにちは!」





?「は?
何言ってんの」





めあり「えっ?」





ゴボンッ





執事「めあり様わたくし
直哉様の執事を
してをります、
戸部と申します。
こちらがめあり様の
婚約者であり
紀田財閥の跡取り
直哉様です」





めあり「えっ!
でも、私
おじいちゃんから
年上でイケメンで
優しくてスポーツ万能って
聞いてたんですが・・・」





執事「えっと・・・おそらく、
めあり様のおじい様の
おっしゃっているかたは、
直哉様のお兄様の
龍之介様かと・・・」





めあり「あっ・・・
そうなんですね・・・」





直哉「なんだよ、
俺じゃ不満?」





ムニッ





めあり「はひすふんへすか
(何するんですか)」





直哉「俺はお前がいい」
ニヤッ





えっ!
えぇー!!













*。・ 次の日 ・。*





はぁ~
どうしよ・・・





あんな話
受けなきゃ
よかった・・・





?「めあり~!
おはよう!」





めあり「ななぁ~!」





なな「えっ!?
ちょっ!?
めあり!?
どうしたの!?」





めあり「それがね・・・
ほらっこの前さぁ
おじいちゃんが決めた
婚約者がいるって話
したでしょ?」





なな「あ~あの
マンガみたいな話?」





めあり「うん・・・でね、
昨日会いに行ったの
そしたら話と違うくて
年下で俺様な感じの人
だったの~!!(泣)」





なな「どういうこと?」





めあり「何かね、最初は
年上で優しくて頭がよくて
スポーツ万能の人だったの
でも、ちょっと前に
昨日あったあの人に
変わったってぇ~(泣)」





なな「で?
どうするの?」





めあり「どうしようもない。
明日から彼と同じ学校に
通わないといけないし
今日帰ったら彼の家に
引っ越すし、
それに・・・
彼に『俺はお前がいい』って
言われた・・・」





なな「きゃ~!!!
うそ! 何それ~!」





めあり「『きゃ~!!!』
じゃないよ!」





なな「やだぁ~!」





なな「ん?
ちょっと待って・・・
明日から相手と同じ
学校ってことは、
今日で会えるの
最後ってこと!?」





めあり「うん・・・(泣)」





なな「うそ・・・
やだ! いくな!」





めあり「ななぁ~!(泣)」





なな「めあり~!(泣)」





ガラガラガラッ





担任「はいはーい
席ついてー
転入生紹介するよ~」





めあり「はぁ~
どうでもいいや」





(ボソッ)





担任「はい、えっと~
紀田直哉くんです」





直哉「おはようございます。。
紀田直哉です、
よろしく」





クラスメイトA「どっかで
見たことない?」





B「確かに!
てかっあの人じゃね?
ほらっ紀田財閥の跡取り」





C「似てる~!(笑)」





A「本物だったりして~(笑)」





B「それな~(笑)」





担任「はい、じゃあ
林さんの隣ね」





可哀想に・・・
明日には
もういないのに・・・





キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン





日直「ありがとうございました」





全員「ありがとうございました」





直哉「めあり、
ちょっときて」





めあり「えっ?」





直哉「いいからはやく」





めあり「うん・・・」













*。・ 廊下 ・。*





直哉「よっ
今日から学校でも
よろしくな」





めあり「えっ!
うそ!
直哉くんって
昨日の直哉くん!?」





直哉「はぁっ?
気づいてなかったのか?」





めあり「う、うん」





直哉「まっいいや」





めあり「直哉くん
私、転校しなくて
いいの?」





直哉「当たり前じゃん
いつそんなこと
言ったんだよ」





めあり「直哉くんと
同じ学校って言うから
てっきり」





直哉「ふっ、
まぁいいや
学校でもよろしくな」





(ポンポン)





まのか「何あれ?
ちょっと
かわいいからって
調子のんなっての」





かのん「ほんとそれ」













*。・ 教室 ・。*





かのん「めありちゃん
ちょっといい?」





まのか「トイレきて」





めあり「う、うん」













*。・ トイレ ・。*





まのか「あんたさぁ
なんなの、
直哉くんに
特別扱いされて
マジうざい」





かのん「本当に直哉くんは
あんたなんか
なんとも思ってないから
調子のんないで」





めあり「別にのってないもん」





まのか「はぁっ!
調子のってるから
言ってあげてんの!」





バシャ!





めあり「きゃっ!」





かのん「きゃはははは!
いいきみ!
じゃあね~(笑)」













.*





トボトボッ





直哉「めあり!
どうしたんだよ!?
その格好!
何があったんだよ」





めあり「別に・・・
なんもないよ」





直哉「なんもねぇわけ
ねぇだろ!?」





めあり「本当になんもないから!
ごめん・・・
学校で話しかけないで」





タッタッタッタッ





直哉「めあり!」













*.





なな「めあり!?
どうしたの!?」





めあり「ななぁ~(泣)
あのねさっき
まのかちゃんたちに
トイレで水かけられて」





なな「なんで!?」





めあり「直哉くんと
親しいかららしいの
簡単に言えば」





なな「なにそれ!?
最低!
信じらんない!(怒)」





めあり「直哉くんには
言わないで
お願い
心配かけたくないの」





なな「うん、わかった
でも、なんかあったら
私には相談しなね」





めあり「うん・・・
ありがとう」













*。・ 教室 ・。*





ザワザワッザワザワッ





なな「何かザワついてるね」





めあり「うん、
どうしたんだろ?」





クラスメイトA「あっ!
帰って来た。
めありこっち来て」





めあり「?、うん」





B「あんたさぁ
まのかに暴力
振るったてね」





めあり「えっ!?
なんのこと
私そんなことしてないよ!」





かのん「知らばっくれないで!
あたし見たもん。
あんたがまのか呼び出して
口論になった後で
まのかにビンタしてるところ」





めあり「してないよ!」





C「めありちゃんって
そんなことする子だったんだね」





ガラガラガラッ





(直哉が教室に
入ってくる)





まのか「直哉くん!
めありちゃんひどいの。
私がめありちゃんに
直哉くんのこと
好きなんだって
打ち明けたら
めありちゃんがね、
あんたなんか直哉くんに
釣り合わないからって言って
ビンタしてきたの」





なな「ちょっ! ・・・」





直哉「へぇーお前って
偉いんだな。
自分の悪事を
みんなの前で
白状するなんてな」





まのか「えっ?」





直哉「めありがビンタ?
んなことするわけねぇじゃん。
大体なあいつが俺のことで
そこまで怒るわけがねぇ。
あいが俺のことをそこまで
好きじゃねぇのもわかってる。
まぁ今はだけどな。
わかったら2度と
俺の婚約者にてぇだすな!」





全員「はぁ~!」





なな「おぉ~」





直哉「めあり、行くぞ」





パシッ





タッタッタッ





めあり「ありがとう」





(ギュッ)





直哉「!、めあり?」





めあり「嬉しかった」





直哉「えっ?」





めあり「昨日あったばかりで
お互いのこと
よくわかってなくて
昨日あんな感じだったのに
私のこと信じて
守ってくれた」





直哉「めあり・・・(照)」





めあり「さっきの
『わかったら
2度と俺の婚約者に
てぇだすな!』も
すごく嬉しかった。
ありがとう。
昨日あったときは
聞いてた話と違うし
俺様で、正直
『嘘でしょ!?』って思った、
でも直哉くんでよかった」





直哉「めあり!
俺ずっと前から
お前が好きだ!」





めあり「え?
どういうこと?
ずっと前からって」





直哉「やっぱ覚えてないよな。
俺らさぁ幼稚園くらいん時
あったことあるんだよ。
その時一目惚れした。
だから昨日お前にあったとき
すげぇ嬉しかった。
お前が婚約者だったことが。
俺と結婚前提に
付き合ってくれ!」





めあり「うん!
お願いします!」













*。・ 数年後 ・。*





今日は私にとって





ううん、
私達にとって





人生で1番大切な日。





あのあと
1週間くらいしたあと
婚約会見をした。





私達は国民全員に
祝福されながら
結婚する。





なな「めあり~!」





めあり「なな!」





なな「結婚おめでとう!!
よかったね~!
スッゴク綺麗だよ!
めあり!」





めあり「ありがとう、
なな! あっ!
直哉く~ん」





なな「おっ!
旦那の登場」





直哉「よっ! なな
めあり綺麗だよ」





めあり「ありがとう(照)」





なな「よかった~。
幸せそうで!!」





めあり「ありがとう!」





きっとこの先
辛いことあると思う。





直哉くんは、
紀田財閥の社長だし
色々とあわないことも
あるけど





それでも、
きっと大丈夫。





彼の隣なら





大好きな彼の隣なら





これから一緒に
人生を歩んでいく。





愛してるよ
直哉くん
今までもこれからも





あなたに会って
人生が変わった。





あなたに出会えて
本当によかった。







*HAPPY END*

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