あなたに出会えて本当によかったエピソード2 ~あなたの隣にいたい~

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:プンスカ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.03.20

こんにちは、
林めありです。



私は訳あって
日本一の大財閥の
跡取りであり
同級生であり
私の好きな人である
戸部こうしょうくんと
婚約することになって





お互いが同じ
タイミングで
お互いを
好きになったことを
確認したあの日から
早くも1ヶ月が
過ぎました。





あのあと
2週間くらいして
彼のいえでの
同居が始まって
2週間大変な日々を
送ってました・・・





なぜなら
テーブルマナーを
身に付けたり





パーティーでの
マナーやらなんやら
この世界でいきるための
マナー(?)を
学んでました・・・





コンッコンッコンッ





めあり「はーい」





こうしょう「めあり
今度うちで大きな
パーティーがある。
めありもそれに参加
してもらうから」





めあり「うん、わかった」





バタッバタッバタッ





紀田「坊っちゃん、
めあり様
すぐに応接室に
来て下さい
奥様がお帰りに
なられました!」













*。・ 応接室 ・。*





奥様「こんにちは
めありさん。
こうしょうの母の
こはるといいます。
早速ですがめありさん
あなたたちの婚約
解消させていただきます」





めあり「!」





こうしょう「待ってください、
どうしていきなり
婚約解消なんて
するんですか!」





こはる「あなたたちは
生きてきた世界が違うのよ。
あなたにはふさわしくない。
あなたには新しい
婚約者を用意したわ。
広瀬グループのご令嬢で
あなたの幼馴染みの
広瀬まのかさんよ」





まのか「こうしょう!(ギュッ)
久しぶりだね
嬉しいなぁ、
こうしょうのお嫁さんに
なれるなんて」





こうしょう「俺は嫌です」





こはる「無理よ。
3日後、あなたと
まのかさんの婚約会見を
ニコラホテルで
5時から開くの。
めありさん
荷造りが終わり次第
実家に帰ってくださいね」





めあり「・・・・・・・・」





コンッコンッコンッ





めあり「はい・・・」





こうしょう「めあり、
よく聞け。
3日後の4時半
ニコラホテルの前にこい。
婚約会見をのっとる」





めあり「えっ!
そんなことして
大丈夫なの!?」





こうしょう「わからない。
でも、お前以外と
結婚するつもりなんか
みじんもねぇよ」





めあり「こうしょう・・・
うん、わかった行く!」





こうしょう「待ってるからな」













*。・ 日曜日 ・。*





や、やばい・・・





早く着きすぎたうえに
緊張がやばい・・・





ガッ





めあり「んんんっ
はにふふんへふか!」





スッ
(めありが眠る)





ブォー
(車が出発)





まのか「ふっ、めありさん
庶民が調子に乗った
罰ですよ」





(まのかがめありの指輪を
道に捨てる)





こうしょう「めあり、
なんで来ねぇんだよ
はっ! これ
めありの指輪、(ゾクッ)」













・.・.・・.・.・





パチッ





めあり「ここは?」





まのか「のんきな人ですね
こんな時に
お昼寝だなんて」





めあり「まのかちゃん?」





まのか「ごめんなさいね。
めありさん、
会見が終わるまで
ここでおとなしくしててね」





ガシッ





めあり「きゃぁぁぁ!!」





まのか「あなたには
この程度の男で
十分でしょ?」





ドンッ





男A「ちょっとぉ
俺らまのかちゃんのために
やってんのに
『この程度』ってのは
ないでしょ?」





まのか「じゃあ
もたもたしてないで
さっさとして!」





男B「ちょっと口が
過ぎたんじゃねぇの、
お嬢様!」





ガシッ





まのか「きゃぁぁぁ!
ちょっと、何するの!
放しなさい!
放さないなら
報酬は払わないから!」





男B「別にいいよ。
君を人質に
君の家を脅せば
お金なんていくらでも
手に入るから」





ガンっ





(めありが
男を突き飛ばす)





男B「なんだよてめぇ!
ざけんじゃねぇよ!」





ブンブンブン





(めありが鉄の棒を
振り回す)





めあり「近付かないでー!
私はこんなことしてる
場合じゃないの!
こうしょうくんのところに
戻らないといけないの。
まのかちゃん逃げて早く!」





タッタッタッ





ガシャンッ
(電気が消える)





男C「何だ!
早く電気つけろ!」





?「めあり!」





めあり「こうしょう!?」





ピーポーピーポー





男D「やべぇ警察だ!」





男A「チッ、逃げんぞ!」





タッタッタッ





こうしょう「めあり!」





めあり「こうしょう!」





こうしょう「大丈夫か!?」





めあり「うん、
それより早く
ホテルに戻ろう」





こうしょう「あぁそうだな。
けりをつけよう」













*。・ ホテル ・。*





こはる「こうしょうは
どこなの!?」





執事「奥様
落ち着いてください」





こはる「落ち着けるわけ
ないでしょ!?
まのかさんまで
来てないなんて
どうなってるの!?」





タッタッタッ





こはる「! めありさん!
どうしてあなたが
ここにいるの。
こうしょう、
何をするつもり」





こうしょう「どいてください。
俺はめあり以外と
結婚はしません」





タッタッタッ





こはる「何してるの!?
あの2人を止めなさい!」





タッタッタッ





スッ





紀田「お2人の邪魔は
させません」





こはる「紀田・・・」





ざわざわっ
ざわざわっ





記者A「こうしょうさん
そちらの方は」





こうしょう「はい、こちらは
私の未来の嫁であり
最愛の女性です」





めあり「林めあり14歳
ごく普通の
中学2年生です!」





記者(ポカーン)
「く、詳しく
お聞かせください!」





こうしょう「逃げるよ」





こはる「まったく!
何してるの!?」





こうしょう「母さん
話を聞いてください」





こはる「いいえ、
話なんて
聞きたくないわ」





カチャッ





こはる「まのかさん!
今までどこに、
いいえ
それより
まのかさんからも
何か言って」





まのか「こうしょうに
ふさわしいのは
めありさんです」





こはる「どうしたの急に」





まのか「私はめありさんに
こうしょうを
とられたくない一心で
めありさんを
誘拐しました」





こはる&こうしょう「!」





まのか「そりゃぁ可愛くて
優しくて頭もいい、けど!
庶民だし、マナーとか
ダメなところ
たくさんあるのに
どうして負けなきゃいけないのか
わからなかった。
でも、こうしょうを思う
めありさんは、
強くてかっこよかった」





コツッコツッコツッ





バッ





まのか「ごめんなさい。
ただの嫉妬で
あんなことをして
本当にごめんなさい」





めあり「ううん、
もういいよ
頭あげて。
それに警察呼んでくれたの
あなたでしょ?
ありがとう」





こはる「(フッ)
めありさん
少しだけあなたを信じて
みることにするわ。
こうしょうをよろしくね」





めあり「はい!」













*。・ 次の日 ・。*





紀田「めあり様
お客様です」





?「めあり~!」





めあり「お姉ちゃん!
どうしたの?」





姉「この前の婚約会見見て
おばあちゃんが
すっごく心配してて
おばあちゃんのかわりに
会いに来たの」





めあり「ありがと~
あっ! すいません
紀田さん
こちら私の姉の
ここはお姉ちゃんです」





ここは「どうも!
いつも妹が
お世話になってます!」





紀田「いえ、こちらこそ」





ここは「早速だけどめあり
おばあちゃん家に
帰っといで
彼と一緒に」





めあり「えっ!?
どうして」





ここは「おばあちゃんが
心配してる」





めあり「でも・・・」





こうしょう「帰ろう、一緒に」





めあり「こうしょうくん!
でも、いいの?
忙しいのに」





こうしょう「うん、大丈夫。
それに、ちゃんと
あいさつしないと
いけないしね」





めあり「うん!」





帰ろう、
おばあちゃん家に!







*to be continued*

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