努力で実った恋

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:niziu

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.05.30

私、林メアリ。
高校1年生。





実は私の高校では
コロナの感染者が
でちゃって
休校中なんだ。





早く学校
行きたいな~。





プルルルッ





あ、ココハから
電話だ。





ココハって子は
私の親友。





ココハと毎日
テレビ電話してるんだ。





ココハ「今何してた?
私、iPadで
授業の解説見てた~!」





メアリ「私それまだ見てな~い!
確か今日中に
見ておかないと
ダメなんだよね」





ココハ「そうそう。
休校明けの授業
もっとついて
いけなくなりそう(泣)
メアリは頭良いから
平気だと思うけど」





メアリ「えー(笑)」





そう、自分で言うのも
なんだけど
私、成績はいつも
トップクラスなんだ。





メアリ「何しようかな~。
休校中暇すぎる・・・
ココハが今やってる
それって何?」





ココハ「iPadで
自主勉してるの!」





メアリ「あ~」





休校中は市から支給された
iPadでリモート授業受けたり、
自主勉強したりしないと
いけないんだよね・・・













*。・ 次の日 ・。*





お母さん「メアリ~!
来週から学校始まるって!!
良かったね!」





メアリ「やった!」





来週から学校か~。





あ、そういえばiPadで
課題やらないと
いけないんだった。





全然分かんない・・・
まあ、授業始まれば
そのうち分かるでしょ。













*。・ 学校開始当日 ・。*





ココハ「メアリ!
おはよー!」





メアリ「おはよ!!」





レン「メアリ!
久しぶり!」





メアリ「レン!
久しぶり!」





彼はレン。
私の幼馴染み。





実は私、レンのことが
好きなんだ。





ちなみに私は
片思い中だけど
ココハには彼氏がいる。





私も彼氏ほしいな~。













*。・ 次の日 ・。*





先生「昨日授業でやったことの
小テストしまーす」





ヤバい・・・
ほとんど分からない。





でもまだ最初だし
大丈夫だよね。





ココハ「小テストできた?
私、意外とできた!!」





レン「俺はいつも通り普通ー」





メアリ「わ、私も
いつも通りかな・・・」













*。・ 次の日 ・。*





先生「小テスト返しまーす。
今回のテストは100点が
1人しかいませんでした」





1人?
いつも通りだったら
その1人は
私のはずだけど。





ヤバっ60点だ・・・
いつもは絶対に
100点なのに。





まあ、これからだよね。





?「100点の人って
誰ですか?」





先生「ココハさんです」





えっ・・・
ココハに抜かされた。





ヤバいかも。





なんで?
なんでこんなにできなく
なっちゃったんだろう?













*。・ 次の日 ・。*





先生「今日も小テストしまーす。
これから毎日やるので
しっかり授業を
聞いててください」





あー、また分からない。





どうしよ・・・













*。・ 次の日 ・。*





先生「小テスト返しまーす」





はあ・・・
また60点。





ココハはまた
100点だろうな。





私、スランプなのかな・・・





レン「テストどうだった?
俺は90点」





メアリ「わ、私も90点・・・」





レン「ココハは100点
だったんだろ?」





ココハ「そ、そうだけど
言わないでって
言ったじゃん」





レン「あ、そうだった。
本当にごめん」





100点だったのか・・・
なんでできないのかな、私。













*。・ 帰り道 ・。*





ココハ「メアリ、大丈夫?」





メアリ「何が?」





ココハ「最近、
調子悪そうだから。
本当の実力を発揮できて
なさそうっていうか・・・」





メアリ「別にそういうわけじゃないし。
自分が100点だったからって
急に偉そうになるとか
意味分かんない!!」





ココハ「別に偉そうに
してるわけじゃ・・・
あっメアリ、待って!!」





私、なんでこんなこと
言ったんだろう。





ココハは私のことを
心配してくれただけなのに。





レン「メアリ!
ココハは?
何かあった?」





メアリ「実は・・・」





私はレンに
全て話した。





レン「ココハはずっと
努力してたからね。
休校中もiPadで
勉強してたんでしょ?
俺、実はココハが好きなんだ。
いつも一生懸命努力してる人のほうが
実力は下でも、努力しない人より
ずっと良いと思うよ。
それとココハは
メアリに気を遣って
100点だってこと
言わなかったんだと思うよ」





そっか・・・
確かに、そうだよね。





努力してない私は
100点取れなくて
当然だよね。













*。・ 次の日 ・。*





私は次の日から
努力することに決めた。





毎朝6時に起きて勉強!





放課後も
最低1時間は勉強!





友達と遊ぶ時間も
忘れずに!





そしたら成績もどんどん
元通りになってきた!!













*。・ 次の日 ・。*





レンとココハが
何か話してる・・・
何だろう?





レン「俺、ココハのことが
ずっと好きだった。
付き合ってください!」





ココハ「えっと・・・
実は私、彼氏がいるの。
だからごめんなさい」





やっぱり、今でもレンは
ココハのこと好きなんだ・・・





私はレンに告白なんて
絶対にされないだろうな。













*。・ 次の日 ・。*





レン「メアリ、来て」





メアリ「え?
なんで?」





レン「俺、メアリのことが好き」





メアリ「え・・・?
ちょっとどういうこと?」





レン「俺と付き合ってください!」





メアリ「はい・・・!」







*end*

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