ガーリーで悪い?? ガーリーコーデで始まる恋

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:りなまなくるみんちょ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.06.28






私、林メアリ。
ガーリーなものが大好きな
中学2年生です。





でも、ガーリーって
見た目と違って
甘くないの。





クラスメイトには
「モテたいんでしょ」とか
「ぶりっ子」とか、
たくさんからかわれる。





そんな私には
友達がいない。





こんなこともあって、
ガーリーやめようかな。
と思ったこともある。





けど、ガーリー以外
私には着こなせないことが
わかった。





今までずっと
ガーリーできたから、
ストリートコーデだとか
カジュアルコーデだとか、
私には似合わない。





だから私はガーリーで
生きることに決めたの。





いくらからかわれても、
いくら嫌われても。





今までの私は
そんなことを思って
生きていた。





けど、そんな私を
救ってくれる
男の子が現れた。





今日もガーリーコーデで
通学して
いつも通りからかわれた。





「おい
今日もぶりっ子かよ?」





「もうガーリーでも
モテないんだから、
あきらめろよ」





その時、





「ガーリーで悪いの?」





と、反発してくれた
男子がいた。





彼の名前は
紀田ナオヤ。





クラスの
目立たない男子。





でも彼が私の味方に
なったってことは、
彼はクラスの敵に
なるということ。





「なんだ、お前は
そのぶりっ子のこと
庇うのか?」





ナオヤ「だって、メアリさんは
何も悪くない。
ガーリーを着て悪いなんて
法律はないんだから」





「調子乗ってんじゃねぇぞ!」





ナオヤ君が
殴られそうになった。





メアリ「ナオヤ君!」





私は彼の手を引いて、
屋上まで走った。





メアリ「なんで、私のことを
かばってくれたの?」





ナオヤ「だって、
ガーリーコーデを着て
悪い人なんて
いるはずがないでしょう?」





メアリ「そうだけど・・・
私の味方になったら、
ナオヤ君まで嫌われ者に
なっちゃうよ?」





ナオヤ「いいよ。別に」





メアリ「なんで?」





ナオヤ「僕、メアリさんのことが好き」





メアリ「・・・え?」





ナオヤ「メアリさんのことが
好きなんだ。僕。
ガーリーコーデ、
似合ってるし、
いつも可愛いって思ってた」





メアリ「そんなこと言われたの、
初めて」





ナオヤ「自分に自信持ちなよ。
ガーリーを着て
可愛いって思うって、
本当に可愛いからだよ」





メアリ「ナオヤ君・・・」





ナオヤ君の言葉で
自分に自信を
持つことができた。





ガーリーでも
いいんだって思えた。





メアリ「私決めた。
一生ガーリーで生きる!」





ナオヤ「それでこそ
メアリさんだ」





メアリ「私と付き合ってください!」





ナオヤ「もちろん」







*end*

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