こんな恋してもいいですか?

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:モッチカーニバルフェス

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.01.02






私は、林メアリ。





私が通ってる学校は
エリート学園と
言われている。





だから、みんな
礼儀正しく過ごしてる。





私も一応
礼儀正しくしてる
つもりだけど





お母さんはもっと
礼儀正しくしろと言う。





その理由は多分、
髪はボサボサ、
メガネは今時のではない。





まあ、流行り物も
持ってない。





だから、もちろん
好かれない。





それでは今日も
学校スタート。











*.*.*.*.*.*.*.*.*





リナ先生「はい、みなさん
席について、
今日は転校生を発表するよ」





ガラガラ





リナ先生「自己紹介よろしくね」





?「はい。私、
阿部ココハです。
よろしくお願いします」





クラスの男子「うわ、
めっちゃカワイイじゃん」





「俺タイプかも。
色白だし」





「モデルみたい」





クラスの女子「ああいう人が
裏表ある人なんだよ」





「男子にはいい顔して」





「女子にはひどいっていう感じ」





絶対そんなことないでしょ。





あんなカワイイ子
裏表なんてあるわけない。





カワイイからみんな
嫉妬してるの?





あんな子と
友達になりたいな。





私には
無理だろうけど。





リナ先生「じゃあ、
野口ヨシト君の隣ね」





ココハ「は、はい」





すご。
このエリート学園で
1番モテてる男子と
隣じゃん。





やっぱ先生も
ココハちゃんカワイイから
特別扱い?





ココハちゃん
カワイイ以外
言えることがない。





ヨシト「よろしくね」





ココハ「よ、よろしく」





キーンコーンカーンコーン





あーまた昼休みは
1人でお弁当か。





スッ





あれ?





ココハちゃん
どこ行くんだろう。





ココハ「ちょっとお弁当
持ってきてくれない?」





メアリ「え、私」





ココハ「うん」





メアリ「いいよ」













*。・ 屋上で ・。*





ココハ「明日から
ここで一緒にお弁当
食べてくれない?」





メアリ「こんな私でいいの?」





ココハ「あなたがいいの」





メアリ「いいよ。
すっごく嬉しい。
ココハちゃんと話すのは
夢のまた夢かと思ってたのに」





ココハ「なんで?」





メアリ「なんでって
こんなすごいエリート学園で
1番地味な私だから」





ココハ「そう?
私はあなた
カワイイと思うけど」





メアリ「ありがとう。
ココハちゃんにカワイイって
いってもらえるだけで嬉しい」





ココハ「そういってくれてありがとう。
で、あなたの名前・・・」





メアリ「あ、いってなかったね。
私は、林メアリ。
これからよろしくね」





ココハ「メアリちゃん
相談があるんだけどいい?」





メアリ「いいよ」





ココハ「私の隣の席の、
野口ヨシトさんだっけ。
その人ってこの学園1
イケメンなんだよね」





メアリ「そう言われてるよ」





ココハ「私男子が苦手なの。
あ、乙女心はわかるよ」





メアリ「はあー」





ココハ「で、そのことは
先生も知ってて」





メアリ「先生も」





ココハ「前の学校で
男子に嫌なことされたから
先生には一応お母さんが
『出来るだけ男子と2人には
させないでください』
っていってあるんだけど」





メアリ「そうなんだー」





ココハ「先生的には
ヨシトさん優しいし
平気だと思ってるから
隣にしたんだと思うけど」





メアリ「ふむふむ」





ココハ「私はちょっと怖くて、
メアリちゃん自己紹介した時
他の女子と違って
ひどいこと言わなかったでしょ」





メアリ「うん。
だってすごいカワイイと
思ってたから」





ココハ「で、メアリちゃんの隣
空いてるでしょ。
だから先生に言って
メアリちゃんの隣に
変えて欲しいって
お願いしてもいい」





メアリ「も、もちろん。
すっごい嬉しい」





ココハ「ありがとう。
恋愛相談は受けつけてるけど
なんか相談ある?」





メアリ「私、戸部コウショウくんのことが
好きなんだけど、こんな私じゃ
叶うわけないなって思ってて」





ココハ「わかった。
じゃ今度一緒に買い物行こ」





メアリ「うん」





ココハ「メアリちゃんのこと
可愛くしてあげる」





メアリ「ほんと」





ココハ「うん。
あ、可愛くしてあげるって
メアリちゃん可愛くないみたいに
言ってごめん」





メアリ「全然。
それより明日
ららぽーり前でいい」





ココハ「いいよ。
10時待ち合わせね」





メアリ「うん」













*。・ ららぽーりで ・。*





ココハ「メアリちゃんは
レピラブってお店の服が
似合いそう」





メアリ「そうかな?」





ココハ「あ、嫌だった。
他に、ピンクラッキーとか
ラブジェーリング、
メイクライントート、
とか色々あるけど」





メアリ「ううん、
私そういうお店
行ったことないから、
どういう服が似合うかとか
わからなくて。
全部行きたい」





ココハ「じゃ、全部行こう。
双子コーデみたいな
お揃い買いたい」





メアリ「私も」





ヨシト「あ、ココハと
メアリじゃん」





ココハちゃんは
私の後ろに
隠れるようにしてる。





ココハ「ヨシト君と
コウショウ君、
お、おはよう」





コウショウ「おはよう」





ヨシト「買い物か?」





メアリ「買い物以外ないでしょ」





ヨシト「そうだね」





メアリ「そっちも買い物でしょ」





コウショウ「そうだよ。
今日一緒にタピオカ飲む」





私は飲みたいけど
ココハちゃん
男子苦手だし・・・





メアリ「ごめん。
今日は無理なんだ」





コウショウ「そっか。
じゃあね」





ヨシト「じゃあね」





ココハ「バイバイ」





そのままコウショウ君と
ヨシト君は
違う方向に行った。





ココハ「メアリちゃん
一緒に飲まなくて
よかったの?」





メアリ「ココハちゃん
男子苦手って
言ってたから」





ココハ「あ、ありがとう。
心配してくれたんだ」





メアリ「ココハちゃん大丈夫」





ココハ「うん。
じゃ、行こっか」





メアリ「最初に、
レピラブ行こっか」





ココハ「うん」





ドン





メアリ「きゃ」





アム「あら、
うちのクラスの派手地味
そろってお買い物?」





カノン「2人とも
あわなそうなのに」





ナナ「ココハは男子の前では
いい子なのにねえ」





ナルミ「女子の前では
悪い子だから」





セイカ「女子には嫌われ者
なんだよねえ」





メアリ「ココハちゃんは
裏表ないよ。
ココハちゃんがカワイイから
嫉妬でそんなこと
言ってるの?」





ナルミ「そんなことないよ。
ココハちゃん嘘は良くないよ。
メアリちゃんにも
私は悪い子ですって言ったら」





カノン「メアリちゃんには隠して
私たちにはひどいって」





メアリ「ココハちゃんは
そんな人じゃないって」





ナナ「いつまでそんなこと
言ってるのよ!」





アム「ココハは悪い子よ。
男子の前では
態度が変わるの!」





メアリ「そんなことない。
ココハちゃんはすっごく
いい子だよ。
そっちこそ嘘つかないで」





ヨシト「あ、また会ったな。
メアリちゃんと
ココハちゃん。
アム軍団もいる」





コウショウ「みんなで
仲良く買い物?」





アム「こ、コウショウ様」





カノン「ヨシト様」





ナナ「カノン、アム、」





メアリ「違うの、
アム軍団が・・・」





ナナ「違うの
ぐ、偶然会ってね」





ヨシト「そうなんだ。
なんの買い物?」





ナルミ「え、えっと。
タピオカ飲みに来たの」





コウショウ「俺たち
さっき飲んじゃった」





セイカ「そうなんですか」





カノン「ヨシト様と」





アム「コウショウ様と」





アム、カノン「一緒に飲みたかった」





コウショウ「あ、はははは
様付けって」





ヨシト「俺たちそろそろ行くか」





コウショウ「おう、
じゃあまたねー」





アム、カノン「はい、また」





メアリ「アムたちの方が
男子の前で
態度変わってんじゃん」





アム「そんなことないよ。
行くよ。みんな」





セイカ「オッケー」





ナナ「了解」





メアリ「ココハちゃん
大丈夫?」





ココハ「うん。
メアリちゃん
私のこと守ってくれて
ありがとう」





うっわー。
ふわふわしてる笑顔だー。





私にはこんな笑顔
似合わない!





メアリ「ど、どういたしまして。
これからちゃん付けしなくていいよ」





ココハ「メアリ、私のことも
ちゃん付けしなくていいよ」





メアリ「わかった。ココハ
こんな服なんてどう」





ココハ「カワイイけど
メアリはクールというより
大人ガーリーが似合うよ」





メアリ「そっか」





ココハ「でも、
大人ガーリー以外にも
オルチャンも似合いそう」





メアリ「オルチャンって
韓国だよね」





ココハ「そう韓国系。
私には似合わないんだよね」





メアリ「ココハ
大人クールが似合うよ」





ココハ「やっぱりそうだよね」





メアリ「嫌だった?」





ココハ「いや大人クール
好きだから嬉しい」





メアリ「こういう
黒いタイトスカートとか
ココハ似合いそう」





ココハ「メアリは花柄の
オフィショルが似合う」





メアリ「これカワイイ。
私の好み」





ココハ「その下に
黒いスキニーズボン
合わせたら
めっちゃカワイイ」





メアリ「カワイイね。
ココハは黒いタイトスカートに、
ラベンダー色のふんわりした
長袖が似合う」





ココハ「大人クールでいいね」





メアリ「でしょ」





ココハ「でもラベンダー色の
ふんわりした長袖に
黒いトレンチコート
合わせる方が大人っぽい」





メアリ「そうかも」





ココハ「じゃこれ買うか」





メアリ「うん」





ココハ「次、ピンクラッキーいく」





メアリ「疲れたから、
今度にしよう」





ココハ「じゃ明日
これ着てくるんだよ。
あと、伊達メガネなら
外してくること」













*。・ 翌日学校で ・。*





メアリ「ココハおはよう」





ココハ「か、カワイイ。
メガネ無くして
もっと可愛くなった」





メアリ「そう?」





ココハ「うん。
私よりカワイイ」





メアリ「ココハも
昨日買った洋服
似合ってるじゃん」





ココハ「ありがとう」





ふわふわ笑顔
私もしてみたい。





コウショウ「おはよう・・・」





ヨシト「おはよ・・・」





メアリ「メガネ外したから
変だよね」





コウショウ、ヨシト「前より、
その、かカワイイかも」





ココハ「メアリモテモテ」





メアリ「そんなことないから」





アム「メアリ、
メガネ外してる」





カノン「だね。
でもそっちの方が
カワイイ」





ココハ「メガネ外してきて
よかったね」





メアリ「うん」





カノン「メアリ
昨日はごめんなさい。
でその、今日のメアリ
すっごいカワイイ」





アム「1人抜けたね」





セイカ「うん」





カノン「ごめん。
一緒に行こう」





セイカ「いや、
アム行くよ」





アム「うん」





ナルミ、ナナ「おはよう」





アム「ナルミ、ナナ行くよ」





ナルミ「カノンは?」





ナナ「どういうこと?」





セイカ「いいから行くよ」





ナルミ「うん・・・」





カノン「メアリたちに
謝っちゃったから
私いじめられる・・・」





ココハ「カノンちゃん
一緒に行かないの?」





カノン「え、」





ココハ「いつも一緒に
行ってるから」





カノン「私メアリがすっごく
可愛くなってたから、
可愛いって言いたかったんだけど、
昨日ひどいこと
いっちゃったじゃん。
だから謝って可愛いねって言ったら」





メアリ「謝ったら」





カノン「一緒に行くの
セイカにイヤって言われた。
たぶん、メアリたちに
カワイイねとごめんなさいって
言ったのが悪かった」





メアリ「私たちと仲良くする?」





カノン「メアリとココハはいいの?
私ひどいことばっかり
言ってたよ」





ココハ「いいけど、
カノンちゃんは
何かされないの?」





カノン「メアリ達と
仲良くなくても
いじめられる」





メアリ「じゃ、私達が
守ってあげる。
これから仲良くしよう」





カノン「うん」





ココハ「アムは
誰が好きなの?」





カノン「アムは
コウショウくん
私はヨシト様」





ココハ「様付けって」





メアリ「私もコウショウくん
好きなの」





カノン「応援するよ」













*。・ 昼休み屋上で ・。*





メアリ「カノンちゃん行くよ」





カノン「わかった」





ココハ「お弁当持ってね」





カノン「了解」





メアリ「急ぐよ。
屋上取られちゃう」





たったったったっ
たったった





ココハ「間に合った」





コウショウ「メアリちゃんと
ココハちゃんと
カノンちゃん」





ヨシト「お前らも
ここで食べるのか」





ココハ「何か悪い」





ヨシト「何も言ってませんけど」





メアリ「早く入ろう」





カノン「うん」





ココハ「ちょちょっと待って」





コウショウ「俺たちも入るか」





ヨシト「おう」





コウショウ「カノンは
ナルミとナナとか
セイカとかアムと
一緒じゃなかったっけ?」





カノン「あ、えーっと」





メアリ「私たちと
一緒じゃいけない?
コウショウ?」





コウショウ「いや、カノンは
メアリたちといた方が
いいと思ったから」





カノン「あ、ありがとう」





コウショウくんは
カノンちゃんのこと
好きなの?





ヨシト「みんなで一緒に
お弁当毎日食べるか?
ここで」





カノン「うん。食べたい」





カノンちゃん
目輝きすぎ。





それほどヨシトくん
好きなんだ。





メアリ「いいね。賛成」





ココハ「私も」





コウショウ「俺も賛成」





ヨシト「じゃそうするか」





カノン「うん。そうする」





セイカ「お、カノンじゃん」





アム「メアリと
ココハもいるよ」





ナルミ「コウショウくんと」





ナナ「ヨシトくんも」





アム「コウショウ様
一緒にお弁当食べましょう」





コウショウ「え・・・」





ナナ「ヨシト様一緒に
お弁当食べてください」





ヨシト「えっと」





カノン「へ・・・」





アム「行きましょう」





ナナ「もっと涼しい場所に
行きますわ」





ヨシト「あちゃー」





コウショウ「えっと」





ナルミ「じゃ、私たちも
行きますか」





セイカ「そうですね」





カノン「何今の? ・・・」





メアリ「どういうこと?」





ココハ「ナナもヨシトくんのこと
好きだったの!
ていうより2人とも
強引だったね」





メアリ「アムちゃん
ひどいことする」





ココハ「・・・」





カノン「ナナはヨシト様が
好きってこと
内緒にしてたの!」





カノン、メアリが
泣き出した。





ココハ「落ち着いたら
お弁当食べて
教室戻ろう」





カノン「もう、嫌。
辛いよ」





メアリ「もう
コウショウくんといると
辛い目にあう」





カノン、メアリ「もうヨシト様と
コウショウくんと
いない方がいいのかな?」





ココハ「そんなことない!」





カノン「え、」





ココハ「アムとナナが強引なだけ。
ヨシトくんとコウショウくんが
アムとナナ好きって
決まったわけじゃないでしょ」





メアリ「ココハ、
ありがとう」





カノン「お弁当食べないと
時間ない」





ココハ「嘘やば」













*。・ 放課後 ・。*





ザーザー





カノン「やば、
雨降ってきた」





ココハ「傘持ってきた?」





メアリ「うん。
持ってきて
よかったね」





カノン「ほんと」





遠くで。





コウショウ「やば、
傘忘れた」





ヨシト「俺もどうすっか?」





ココハ「2人とも
一緒に帰るって
言ってきな」





カノン「無理無理」





メアリ「絶対断られる」





ココハ「行ってみないと
わかんないでしょ」





ドン





カノン「ココハ
押さないでよ」





ココハ「ほら」





メアリ「コウショウくん
傘忘れたなら
一緒に帰らない?」





コウショウ「いいのか?」





メアリ「うん」





コウショウ「助かるわ」





カノン「ヨシトくんも
私と一緒に
帰りませんか?」





ヨシト「サンキュー」





カノン「いいってこと」





ヨシト「当たり前じゃん」





カノン「ココハ?
あれもう帰った?」





コウショウ「さっき
教室でてったけど」













*。・ アムたちのとこで ・。*





アム「何あれ最低」





ナナ「傘に助けて
もらってんじゃん」





アム「どうにかして
はなさないと」





ナナ「あの人たちで
くっついちゃう」





アム「ま、今回は許すか」





ナナ「アムがそういうなら」













*。・ 翌日 ・。*





メアリ「おはよう」





笑顔で言えたかな?





ココハ「おはよう。
笑顔可愛いね」





メアリ「ありがとう」





コウショウ「おはよう。
メアリちゃん
昨日はありがとう」





メアリ「どういたしまして」





カノン「おっはよう」





ココハ「おはー」





ヨシト「おはよ。
元気だね」





カノン「元気だよ」





メアリ「今日こそ屋上で
一緒にお弁当食べようね」





コウショウ「おお、
そうしたいな」





カノン「今日こそは
アムとナナに
取られないように
しないとやばい」





ココハ「私は」





メアリ「ココハもいないと
ダメだからね」





カノン「うん。
一緒に食べないって
言ったら怒るよ!」





ココハ「食べるよ一緒に」





ヨシト「じゃ昼休み屋上で。
じゃ」





ココハ「ばいー」













*。・ 教室に3人がついたら ・。*





アム「あ、手が滑っちゃった」





カノンが頭から
水をかけられた。





ナナ「私も」





メアリの頭にも
水がかかった。





ナルミ「ココハ
こっちおいで」





ココハ「いや、離して」





セイカ「行くよ」





ココハは押された。





ナナ「ごめんね。
悪気はなかったのよ」





アム「ほんと~
ごめーん」





わざとらしく
カノンとアムが
謝ってきた。





ココハ「あなたたち
何様のつもり?」





ナルミ「ココハはここで
大人しくしていて」





ココハ「離してよ」





セイカ「そんなこと言っても
離さない」





カノン「わざとやって
そんな謝り方?」





アム「は、何いってんの?」





メアリ「そんな謝り方で
誰が許すと思ってんの?」





ナナ「ほんとにわざとじゃ
ないんだって」





メアリ「わざとじゃないなら
もっとしっかり謝ってよ」





アム「何様のつもり」





カノン「寒いんだけど。
タオル貸してよ」





ナナ「貸すわけないんだけど」





ハアハアハア
ハアハアハア





コウショウ「なんかすっごい音
したんだけど、大丈夫?」





アム「は・・・」





ヨシト「カノンとメアリ
なんで濡れてんの?」





ココハ「ナナとアムが
手滑っちゃったって嘘ついて
バケツに入っていた水を
カノンとメアリにかけたのよ。
それで、悪気がないような
謝り方して
許してもらおうとして」





アム「そんなことしてないよ。
ココハ嘘ついて
男子に守ってもらおうとして」





ナナ「ココハ
嘘なんてつくなんて」





ココハ「嘘なんかじゃ」





コウショウ「俺たちこっそり
見てたんだけど」





ヨシト「だからどっちが
嘘かわかってんの」





コウショウ、ヨシト「アム軍団が
嘘ついてるって」





アム「え、うそっ」





コウショウ「俺らのこと
好きだからって
俺らと仲良くしてる人
いじめるってどういう人間」





ヨシト「最低以外
思いつかない!」





ナナ「そんな」





コウショウ「そんな嘘ついてる人
俺ら好きになんないから」





ヨシト「そんなことしてたら
いつまでも
彼氏できないよ」





アム「もう、行くよ」





アムたちは
去っていった。





ココハ「私ちょっとアムたちに
ガツンと言ってくる」





カノン「あー。
行っちゃった」





コウショウ「俺、メアリのこと大好き」





ヨシト「俺はカノンのこと大好き」





メアリ「私もコウショウクンのこと」





カノン「ヨシト様のこと」





カノン、メアリ「大好き。
付き合ってください」





コウショウ「もちろんだ」





ヨシト「俺も」





ココハ「やったね」





カノン「ココハ
今までありがとう」





メアリ「ほんとありがとう」





コウショウ「聞いてたのか?」





ココハ「あんな雰囲気に
私がいたら
気まずいかなって思って
嘘ついちゃった」





メアリ「そんなに
気にしなくてもいいのに」





ヨシト「これからも5人で
仲良くしていくぞ」





みんな「うん」







*end*

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