キミの光が照らす道

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:妃菜

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.07.25

私、メアリ。
中学3年生!





私には、
悩みがあるの。





それは、心から
笑えないってこと。





私は、妹と弟がいるの。





それで小さい頃から
お姉ちゃんって、
周りのこと考えてって
言われていた。





だから私は、
いつからか本音で
話せなくなっていた。





本気で心から
笑ったのは
いつだったかなぁ?





私は、みんなの期待に
応えたくて
自分を偽っていた。





いつも笑っている
優しいお姉ちゃん。





弱音を吐くことなんて
許されなくて、
涙も見せちゃいけない。





もちろん
怒るのも禁止。





そうやっていくうちに、
私は、自分を見失った。





自分は
何をしたいのか。





自分のことが
わからなくなった。





そのうちに、
周りが思うように
していたのに
私は嫌われるように
なっていた。





優しくしたら、
いい子ぶっている。
笑顔でいたらぶりっ子。





いつしか私の周りには、
誰1人
いなくなっていた。





孤独に
なっていった。





誰にも話せない本音を
私は、自分が思ったことを
メモ帳に書くようになった。





――― メモ ―――

消えたい寂しい

私なんて必要ない

――――――――――





このメモは、誰にも
見られたくなかった。





見られたら、
絶対引かれるから。





頭おかしいって
思われるから。





そんなある日の放課後、
いつものように
1人で帰る準備を
していると
あることに気づいた。





いつも筆箱に入れている
あのメモ帳がないっ!?





どうしよう。
誰かに見られたら・・・





どこ行ったんだろう?





その頃廊下では―――





???「ん?
なんだろ?
これ?」





パラパラッ





――――――――――

消えたい寂しい

私なんて必要ない

――――――――――





???「!?
これって・・・」





めあり「コウショウくん!?
それ、見ちゃった?」





コウショウ「めありちゃん!?
あぁ・・・」





めあり「そっか・・・
引いたよね?」





コウショウ「全然!
ってかさ、
ずっと1人で
悩んでたんだよな。
これからはさ、
俺に話してみねえか?」





めあり「えっ? いいの?」





コウショウ「おお!」





めあり「でもなんで?」





コウショウ「好きな子が
悩んでるの
助けたいって思っちゃ
だめなのかよ?」





めあり「好きな子って?」





コウショウ「バーカ!
鈍感すぎんだろ。
めありに
決まってんじゃん////」





めあり「えっ(〃ω〃)」





コウショウ「俺と付き合わねぇ?」





めあり「うん!
付き合う(。>〓<)」





コウショウ「これからは
1人で悩むなよ?
俺がいるから!」





それからコウショウは
私の道を照らしてくれる
ヒーローです!







*おしまい*

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