ステキな彼氏

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:あめのしずく

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.06.18

みなさんこんにちは、
メアリです。





私は、今中学生に大人気の
ファッション誌
「nicola」のモデルを
しています!





でも普段は私だって
普通の高校生。





だから、ふつうに
恋もしたいのです。





?「メアリ」





メアリ「あっ、
おはようレン」





そしてこの人が
私の彼氏、レン。





実はレンもnicolaの
メンズモデルをしていて、
このことを知っているのは、
同じニコモでニコ☆プチから
一緒のココハと
学校のいつメンだけ。





バレたらどうなるか、
覚悟の上での
お付き合いだけど、ね。





だからデートだって
一苦労。





でも大好きだから
いいんだ。





レン「最近、撮影あんまり
かぶらないよなー」





メアリ「たしかに。
新モの頃の方が
かぶってた気がするね。
誰とよくかぶってるの? 最近」





レン「んー、ナツミちゃんとか、
それこそリミちゃんは
結構多いかもなー」





メアリ「・・・いつか、
かぶる日
来たらいいね!」





レン「そうだな笑」





?「・・・あれって・・・
メアリちゃんと・・・
レンくん?」





(何あれ、あの2人
付き合ってんの!?
許せない・・・
私も好きなのに!!
ネットで晒してやる!)













○*○*○*○*





・別の日・





パシャッ、パシャッ





編集部A「オッケー、
メアリ休んでていいよ!」





メアリ「ありがとうございます!」





(お昼ご飯
どのお弁当に
しようかな~♪)





ココハ「メアリっ大変、
ちょっときて!」





メアリ「どうしたの?」





ココハ「これ、レン君との写真!
ネットでやばいことに
なってるよ!
心当たりは!?」





嘘。なんで、
あんなに
気をつけたのに・・・





マスクして顔は
隠してたのに。





手も繋ぐのは
我慢してたのに・・・





メアリ「・・・ない。
でもあんなに
気をつけてたのに
バレたってことは、
普段から私とよく会うって
いうことだと思う」





ココハ「メアリとよく会うって・・・
学校の人達はそもそも
知らないはずだから
除外したら、
もしかして・・・」





メアリ&ココハ「ニコモの中に
犯人がいる・・・!?」





ココハ「落ち着いて考えてみよ。
まずメアリとよく
撮影がかぶるのは・・・
同学年だと私と、
アムで後輩だと
ゆななとしずくと
あとえっと・・・」





レン「メアリ!」





メアリ「れっレン!?
あの私・・・」





レン「炎上してる写真
投稿したやつの
インスタのアカウント、
これだよ!」





『IMIR_JC3』





ココハ「メアリ・・・、
これ反対から読むと
どうなると思う?」





メアリ「嘘・・・
犯人はリミちゃん・・・!?」





ココハ「私、リミちゃんと話して
説得してくる!
メアリは今日は帰って!
あっ、撮影終わってないなら
なるべく会わないように!」





メアリ「わ、私帰るね、
レン・・・ごめんね」





レン「いいんだ。
とにかく早く帰って」





メアリ「ありがと」





新幹線で
石川に帰った。





炎上コメントを
見てみる。





「うわ、トップモデルが
これかー残念」





「芸能人なんだから、
もっとちゃんと
注意しなよww」





「メアリロスの民
集まれー」





(私、もうモデルする資格
ないのかな・・・)





涙が溢れて、
そのあとはもう
覚えていなかった。













○*○*○*○*○





・カフェにて・





メアリ「・・・リミちゃん」





リミ「・・・・・・」





メアリ「なんで、
こんなことしたの・・・?」





リミ「・・・好きだったんですよ!
私もレン君が!
なのに先輩は何にも言わず
レン君を奪って・・・
ピン表紙して、ピン企画、
連載もして表紙もすでに7回。
私が勝てることはたしかに
何にもないんです。
だからせめて晒してやろうと
思って・・・ずるいです!!」





リミちゃん・・・
そうだったんだ。
謝らないと。





メアリ「ごめんね、リミちゃん。
私、何にも知らなかった。
でもリミちゃんは
成績が私なんかより
とってもいいし、
演技もうまいし・・・
わたしにはないもの
たくさん持ってるよ!
だからそんな風に言わないで」





リミ「先輩・・・
ごめんなさいー!!」





メアリ「ちょ、ちょっと
泣かないで!
リミちゃん!」





レン「2人とも、いい?」





メアリ「レン!
なんでここに?」





レン「ココハちゃんから聞いた。
ありがとう、リミちゃん。
でもやっぱり俺は
メアリが好きだからこめん。
でも、ありがとう。
メアリ、行こう」





メアリ「あ、うん・・・
リミちゃんじゃあね」





カフェを出た。





レン「ごめんほんとに
今回はごめん。
でも、俺はメアリが好きなことには
変わりないから、安心して。
これからは、守るから」





メアリ「ははっ!
ありが、とう。
ありがとう!」





こうして
リミちゃんとの仲も
良くなって。





堂々とレンのとなりに
並ぶことができるように
なったのでした。







*end*

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