私とあの子の好きな人。

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:ゆいゆい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.02.19

ココハ「めっあっりーーーー!」





メアリ「ここは! おはよ」





私、3年2組の
林芽亜里。





で、こっちが
阿部ここは。





今年同じクラスになって、
一気に仲良くなったコ。





ココハ「ねー、聞いてよー
コウショウと全然
話せないんだよね・・・
まあ、私の自慢の
視力の良さで
ストーカーレベルに
見てるんだけどねー!笑」





1組の戸部光翔くんは
ここはの好きな人だ。





イケメンで、
勉強・スポーツ万全。





おまけに優しい。





好きにならない
はずがない。





ここはには
言ってないけど、
私もコウショウのことが
好きなんだ。





ここはは最近
好きになったらしいけど、





私は、1年のときから、
ずっと、ずっと、
好きだった。





メアリ「そ、そうなんだ・・・」





こんな不自然な
返事しか
できなかった。





ココハ「めありさー・・・
最近冷たくない?」





どきっ。





メアリ「・・・えー、
そんなことないよ~」





ココハ「なーんてね!」





メアリ「あははは・・・」





『キーンコーンカーンコーン』





ちょうどよく
チャイムが鳴った。













*。・ 放課後 ・。*





今日、ここは
委員会でいない。





1人で帰らないと
いけない・・・





その時だった。





コウショウが
話しかけてきた。





コウショウ「今日、一緒帰れる?
話したことあるんだけど」





メアリ「え、、、」





どうしよう・・・





気になるけど、
一緒に帰ったら、
ここはを裏切ることに
なっちゃう。





コウショウ「だめ?」





めっちゃ
イケメンなお顔で
そんなこと言われたら、





断れないです。





メアリ「いいよ」





思わずそう
答えてしまった・・・!













*。・ 帰り道 ・。*





一緒に帰ってって、
そっちが
言ったよね・・・?





無言。





なんか
話かけて~~~~





ついにコウショウが
口を開いた。





コウショウ「ねえねえ」





メアリ「・・・な、に、」





コウショウ「好き、だよ」





・・・え?





え?





ええええええええええぇ!!!!!





両思いだったの?







嬉しい。





でも・・・





ここでOKしたら、
ここはと仲良く
できなくなっちゃうのかな?





バカみたいなことで
笑って、





変な目で見られて、





それを見て
また大爆笑して。





そんな日常が
なくなっちゃうの?





いつの間にか
私は、走っていた。





目を、手で拭うと、
濡れていた。





これでいいんだ。





コウショウのことは
好き。





だけど、ここはとは
ずっと一緒にいたい。













*。・ その頃ここはは ・。*





委員会、
早めに終わった~!





もしや今日、
めありぼっちだな。





よ~し、
全力ダッシュで
追いつくぞ!笑





めありらしき人影発見!





『めありーー』って
叫びそうになったけど・・・?





あれ?
誰か隣にいる??





男子かな?





え?





コウショウ、?





なんで?





コウショウ『好き、だよ。』





・・・・・・・・・





涙がぽたぽた
溢れてくる。





告白されたんだ。





でも、めありは
走り去っていった。





いつもめありを
見ている私には
分かった。





泣いていたことが。













*。・ 次の日の朝 ・。*





ココハ「おはよ!」





メアリ「・・・おはよ」





正直、今ここはと
あまり話したくない。





好きだった人に
告白されたのに、
友達のせいで
OKできないなんて・・・





ココハ「今日
話したいことあるから、
うち来ない?」





話したいことって
なんだろう。





メアリ「いいよ・・・?」













*。・ ここはの家にて ・。*





ココハ「めあり」





メアリ「?」





ココハ「昨日、
こうしょうに
告白されてたでしょ?」





メアリ「っ?! なんで・・・
知ってるの」





ココハ「委員会が、
早めに終わって、
めありに追いつこうと思って、
走って行ったの。
そしたら、めありと
こうしょうがいて」





メアリ「私は興味ないから
大丈夫だよ」





ココハ「・・・めあり
泣いてたよね?」





メアリ「!!」





ココハ「めありも、
好きだったんだね・・・」





メアリ「ちがっ・・・」





ココハ「違うなんて
言わないで!!!
好きって気持ちを
隠さないでよ!
一生後悔するよ」





メアリ「・・・でもここはが」





ココハ「私はいいよ。
それよりめありが
ガマンしてることのほうが
ずっといや」





メアリ「ここは・・・」





ココハ「行ってきな!」





メアリ「・・・うん」





私は走り出した。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





メアリ「こうしょう!!」





コウショウ「・・・めありちゃん」





メアリ「この前はごめん。
よく考えて、
やっぱりこうしょうが
好きって気づいた。
だから、付き合って
くれませんか?」





コウショウ「・・・めっちゃ嬉しい。
お願いします」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ココハ「私の未来の彼氏
取られちゃったな笑」





メアリ「まだそれ言う?」





ココハ「末永くお幸せに!」





メアリ「なんか他人みたいな
言い方やめて笑」





ココハ「やーだね!笑」





メアリ「もー笑」





こんな日々が
続くといいな。





心からそう思った。







*おわり*

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