プロミス・ナツヤスミ

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:さや

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.09.06

はじめまして!
私、林芽亜里!





高校生になったから、
したいことがあるの!





それは・・・
アルバイト!





なんか、
楽しそうじゃん?





メアリ「なんかいいアルバイト
あるかな~・・・
あ! これいい!」





老舗旅館の
アルバイト・・・
楽しそうじゃん。





でも・・・遠いなぁ。





とりあえず、
行ってみるか!













*。・ 週末 ・。*





電車に1時間乗った後、
バスにちょっと乗った。





やっぱり遠いな・・・
あ! あった!





すごい立派な旅館。





私みたいな高校生でも
いいのかな?





でも高校生大歓迎って
書いてたし、いっか!





メアリ「失礼します。
あの~・・・」





ココハ「はい、
ご予約してありますか?」





メアリ「あぁいや、
泊まるんじゃなくて・・・」





ココハ「もしかして・・・
アルバイトですか!?」





メアリ「というか・・・その・・・」





ココハ「名前は?
もしかして高校生?」





メアリ「林芽亜里です。
高校生ですけど・・・」





ココハ「やっと高校生が来た!
女将さ~ん」





メアリ「あぁ、ちょっと
待ってください!」





ココハ「どうしたの?」





メアリ「まだアルバイトするって
決まったわけじゃないんです」





ココハ「へっ!?
ど~ゆうこと?」





メアリ「アルバイト
したいんですけど・・・
家から遠くて、
来るのが大変かなって」





?「あんた誰?」





ココハ「お! レン!
この子はメアリちゃん」





メアリ「は、はじめまして!
メアリです」





レン「ふぅ~ん、
アルバイト?」





メアリ「いや、
まだ迷ってて・・・」





ココハ「家からここまで
遠いんだって」





レン「じゃあここに
泊まったら?」





メアリ「へっ?
そんなこといいんですか?」





レン「うーん、
いいんじゃね?」





ココハ「いいんじゃねって・・・
コウショウに聞いてみたら」





レン「だな! いこーぜ!」





レンくん、
カッコいいな・・・





メアリ「あ、あの・・・
コウショウって?」





ココハ「レンのお兄ちゃん。
ここはレンの家族が
経営してるの」





メアリ「へぇ~、
そうなんですね」





レン「コウショウ!
アルバイト希望!」





コウショウ「お~、名前は?」





メアリ「は、林芽亜里です!
高1です!」





ココハ「おっ!
私とレンと同い年だ!」





メアリ「そうなんですか!」





レン「家からここまで
遠いんだって。
だからここに泊められたり
できねーの?」





コウショウ「アルバイトを
してくれるならいいよ!」





メアリ「本当ですか!?
頑張るので
よろしくお願いします!」





ココハ「メアリ、
よろしくね!」





メアリ「うん!
よろしく!」





レン「メアリ!
ちょっといいか?」





メアリ「はい!
あ! さっきは
ありがとうございました!」





レン「あぁ、俺のおかげだよね!
だからさ、3つ、
願いを聞いてよ」





メアリ「・・・へっ?」





レン「たった3つだけ、
いいだろ?」





メアリ「まぁ、わかりました」





レン「じゃあ1つ目!
敬語使うの禁止!
いい?」





メアリ「は、はい!
あ、うん!」





レン「じゃ、よろしくね!」





メアリ「うん、よろしく!」













*。・ 数日後 ・。*





ココハ「メアリ、
最近どう?」





メアリ「もう仕事にも
慣れてきたし、
みんなとも仲良く
出来てきて楽しい!」





ココハ「よかった!
・・・メアリって
好きな人いる?」





メアリ「あ、まぁ」





ココハ「それってさ、
コウショウ?」





メアリ「いや、違うけど・・・
もしかしてココハ、
コウショウが好きなの!?」





ココハ「しーっ!
うん、そう」





メアリ「そっか!
応援するね!」





ココハ「ありがと!
メアリの好きな人って?」





メアリ「誰にも言わないでね!
・・・レン」





ココハ「お~!
じゃあお互い頑張ろうね!」





メアリ「うん!」













*。・ 数日後 ・。*





レン「メアリ!
2つ目の願い聞いてよ」





メアリ「あぁ、
あと2つかぁ・・・」





レン「うん、
あ、えっとあの・・・」





メアリ「ど~した?」





レン「あの!
また今度の花火大会
一緒に行かない?」





メアリ「2人で?」





レン「うん」





メアリ「いいね! 行こ!」





レン「よし決まり!
絶対だぞ!」





メアリ「うん!」





レンくんと2人で
花火大会!
嬉しすぎる!













*。・ 花火大会の日 ・。*





メアリ「あっ、いた!
レン!」





レン「お! 来た!
じゃあ行こー」





メアリ「うん!」





レン「・・・お前かわいいな」





メアリ「へっ!?」





い、今なんて!?





レン「ゆ、浴衣。
に、似合ってる」





メアリ「ありがとう」





レン「あ!
もう花火
あがるんじゃね?」





メアリ「そうだね」





ココハ「あれ!?
メアリとレン!?」





メアリ「ココハとコウショウ!?
2人で来てたの!?」





コウショウ「うん、2人も?」





レン「うん」





メアリ「あ、もうあがるよ!」





ふゅ~んドォ~ン





メアリ「うわぁ、きれい」





レン「ねぇ、メアリ、
最後の願い聞いて」





メアリ「い、いま!?」





レン「うん」





メアリ「いいけど・・・なに?」





レン「メアリ・・・好きだ!
俺と付き合って下さい!」





メアリ「はい!」





ココハ「やった~!」





ココハも
うまく行ったんだね。





最高の夏休みの思い出に
なりました!







*end*

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