ひまわりのような君へ

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:りなまなくるみんちょ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.07.21






私、林メアリ。
今好きな人がいる。





彼の名前は
紀田ナオヤ。





明るい笑顔で
元気をクラス中に
降り注いでいる。





そんな、
ひまわりのような男子。





私は彼に、
一目惚れしたのだ。





ココハ「メーアリッ、
またナオヤのこと
見てるの?」





メアリ「あ、ココハ」





ココハは私の親友。





それでもって
ナオヤ君の幼馴染。





ココハ「もう、そんなに好きな
ら告っちゃえばいいのに」





メアリ「そんな勇気、
私にはないよ・・・」





ココハ「早くしないと、
他の女にとられちゃうよ、
ナオヤ」





メアリ「え?」





ココハ「メアリ、知らない?
クルミ、ナオヤのこと
好きらしいよ。
クルミとはクラスメイトで、
クラス1のモテモテ女子」





メアリ「嘘・・・
クルミがナオヤ君のこと・・・」





ココハ「早く告らないと、
クルミにとられるぞ?」





メアリ「うん・・・
私、勇気出た!」





ココハの助言で
私はナオヤへの告白を
決めた。





とは言っても
私はナオヤ君と
まともに話したこともない。





不安ではあったが、
告白をすることにした。













・。・。・。・。・。・。・。・。





ナオヤ「どうしたの?
こんなところに
呼び出して・・・」





メアリ「私、ナオヤくんのことが
好きなんです。
私と付き合ってくれませんか?」





ナオヤ「実は僕も
メアリさんのこと
気になってたんだ。
僕こそ付き合ってください」





メアリ「嘘・・・やった~!」





ナオヤ「これからよろしくね、
メアリさん」





メアリ「はいっ!
早速なんですけど、
来週の土曜日
デート行きません?」





ナオヤ「いいね、行こう」





メアリ「ニコラ駅前に
来てください、
行きたい場所があるんです」





ナオヤ「わかった、じゃあまた」





メアリ「はいっ」







・LINE・





メアリ《ココハ、やったよ。
私ナオヤ君と
付き合うことになった!》





ココハ《すごいじゃん
メアリ!》





メアリ《しかもデートの約束まで
しちゃった》





ココハ《メアリ、
良かったね!》





メアリ《ありがとう、ココハ》





ココハ《メアリが
頑張ったからだよ》





メアリ《ココハったら、
優しすぎ!》













*。・ 土曜日 ・。*





メアリ「遅くなって
ごめんなさい・・・!」





ナオヤ「僕も今来たところ。
ところで、どこ行くの?」





メアリ「ひまわり畑です」





ナオヤ「ひまわり畑?」





メアリ「いいから
ついてきてくださいっ!」













*。・ ひまわり畑 ・。*





メアリ「綺麗・・・」





ナオヤ「ほんと、綺麗」





メアリ「私、
ナオヤ君の明るい笑顔と
ナオヤ君がいると
いつもクラスが元気になる、
そんなところに惹かれたんです。
ひまわりのようなナオヤ君に」





ナオヤ「だから、ひまわり畑・・・」





メアリ「そう」





ナオヤ「じゃあ次のデートで
スズラン見に行こう」





メアリ「スズラン?」





ナオヤ「僕はメアリさんのこと、
スズランみたいだと思う。
凛としてて心まで
白く透き通っている。
そんな人だなって」





メアリ「て、照れる・・・笑」





ナオヤ「これからも
仲良くしてくれますか、
メアリさん」





メアリ「もちろん!
これからも大好きです!」







*end*

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