肝試しが結んだ絆

CAST林芽亜里

作者：なにふぁむ

2021.04.16

私、めあり。
中学３年生。

最近好きな人が
できました！

そのひとは、ルワ。
同じクラスなんだ！

私が通うニコラ学園では、
毎年夏になると
肝試し大会が行われる。

肝試しは、４人１組で
様々なお題を
クリアしながら
進んでいく。

そんな肝試しには、
こんな噂がある。

【好きな人と一緒に回ると
両思いになれる】

ここは「めあり！
肝試し楽しみだね～」

この子は、
親友のここは。
中学校に入ってから
仲良くなったの！

めあり「私は、怖いの苦手・・・」

ここは「そうなんだ～！
でもルワと回ったら
楽しめるんじゃない？」

めあり「そうかな？」

ここは「そうだよ～！
４人１組だし、
私とめありと、
ルワ、エイトも
一緒でも良い？
（〃ω〃）」

めあり「もちろん！
なんか楽しくなりそ～（^^♪」

無事メンバーも決まり、
私達は、４人で
過ごすことが多くなった。

４人で過ごすことが
楽しかった。

．．．．．．．．*

そしてついに
肝試しの日。

めあり「思ったより暗い！
怖い!!」

ルワ「めありって
怖いの無理？」

めあり「うん。苦手・・・」

ルワ「そっか。
でもみんないるし
大丈夫だろ？」

私達の番が
回ってきた。

ここは「よ～し、
行くよ～！」

エイト「おぉ～！」

怖いのが得意な２人は、
どんどん先に
進んでいってしまった。

そして
私達はというと・・・

めあり「怖いっ！」

ルワ「大丈夫？」

めあり「むり～！（´；ω；｀）」

ギュッ

突然ルワが
私に手を握ってきた。

めあり「えっ?!」

ルワ「わりっ！
でもこうしてたら、
怖くないだろ？」

めあり「うん（〃ω〃）」

こうして私達は、
肝試しが終わるまで
手をつないでいた。

＊。・　肝試し終了後　・。＊

ここは「めあり～ごめ～ん！」

エイト「ついてきてないって
気づかなかった・・・」

ルワ「大丈夫だったよな？」

めあり「うん！
ルワのおかげだよっ!!」

ルワ「なぁ、
めありちょっと
２人で話さねぇ？」

めあり「うん。
いいよ～！」

そして私達は、
人がいないところ
まで来た。

ルワ「突然なんだけどさ、
俺、めありのことが
好きなんだ！（〃ω〃）
俺とつきあわねぇ？」

めあり「えっ?!」

ルワ「俺じゃだめか？」

めあり「わ、わたしもっ
ルワのこと好きっ！（〃ω〃）
ルワの彼女になりたい！」

ルワ「おぉ！
よろしくな！」

＊。・　一方　・。＊

ここは「どうしたの？
こんなところで？」

エイト「俺さ、
好きなんだ！
ここはのことが」

ここは「私も！
エイトが好きっ！」

エイト「じゃあこれからも
よろしくな！」

ここは「うんっ！」

めあり「ここは～！」

ここは「あっ！　めあり～
探したよっ
どこいたの？」

めあり「私ね、ルワと
付き合うことになったの！（〃ω〃）」

ここは「そうなんだ～！
良かったじゃん！
実はね、
私もエイトと
付き合うことになった！」

めあり「すご～い！
よかったね！
おめでとう！」

ニコラ学園にある
肝試しの噂は、
本当だったのでした。

＊。・　そして数年後　・。＊

私達４人は、今でも
毎年夏になると
肝試しをしています。

＊HAPPY END＊