平民デビュー

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:まめもも

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.12.26

私、林芽亜里。
15歳。





まわりは私のことを
美人だとか
理想の女の子がとか
言うけど、当たり前。





だって私は・・・
お姫様だから。





ニコラ王国の姫。





でも、毎日毎日、
礼儀や華道や勉強で
大変すぎる。





だから、
お手伝いさんの目を
かいくぐって
城の外に
逃げることにした!





めあり「やっと大変な毎日から
卒業できる。
今日から私も平民よ!」





脱走を成功させた私は、
隣町まで逃げて
近くの中学校に通うことにした。





先生「今日は転校生がいる。
林芽亜里ちゃんだ」





めあり「林芽亜里です。
みなさん宜しくお願いします」





ニコラ王国で
身につけた礼儀で、
私は完璧な挨拶。





みんな、私のことを見て
見惚れてるみたい。





朝の会が終わると、
お人形みたいに小さくて
可愛い子が話しかけたきた。





なな「めありちゃん、
はじめまして。
私、このクラスの
学級委員を務めてる、なな。
よろしくね」





めあり「よろしくね、
ななちゃん」





なな「めあり、って
可愛い名前。
ここら辺ではあまり
聞かない名前だよね」





私はギクッとかたまる。





私が姫ってことが
バレちゃうっ!





私は急いで
言い訳をする。





めあり「えっと、お母さんが
変わった名前を
つけたいって言って
決めたんだっ」





なな「あ、そうなんだ。
でも、めありって名前、
私好きだな」





ななちゃんは
ニコッと可愛く笑う。





この子、
純粋な子だな。





私はホッと
息をついた。





それから、ななちゃんの
友達を紹介してもらった。





明るい笑顔で
クラスの人気者の
あむちゃん。





スタイル抜群で、
みんなに頼られてる
まのかちゃん。





そして、
クラス1のイケメン、
たかとくん。





あむ「めありちゃん!
次は体育だから
体育館行こ!」





私はあむちゃんに
連れられて体育館へ。





今日はバスケットボールを
するんだって。





でも私、バスケしたこと
ないから
何したら良いのか。





ボールを
パスしてもらって、
あたふたしてると。





たかと「めありちゃん、
こっち! パス!」





遠くでたかとくんが
手をあげてる!





私はそこにパス!





たかとくんは
しっかりキャッチして
華麗にシュート!





その姿を見て、
私は彼をカッコいいと
思ってしまった。





これって・・・恋?





生まれてはじめての恋。





そう自覚してからは、
目がずっと、
たかとくんを
追ってしまう。













*・*・・・*・・・*・*





放課後。





教室で、ななちゃんと
あむちゃんと
まのかちゃんの3人で
おしゃべり。





いつもはこの時間は
華道の時間だったから、
友達とおしゃべりできるのが、
すごく楽しい!





ずっとこの生活を
していたいな・・・





あむ「ねえ、めありちゃん。
たかとくんのこと
好きでしょ?」





めあり「えっ、
なんで分かるの?」





あむ「だって、
目がたかとくんしか
見てないもん」





なな「でも、たかとくん
人気だからなぁ」





まのか「でも、逆に
彼女がいない今が
チャンスだよ!
告白しちゃいな!」





あむ「そうだよ、
頑張れ!」





まのかちゃんと
あむちゃんは
告白をすすめてくる。





めあり「でも、私
転校してきたばっかりだし」





まのか「大丈夫。
めありちゃん、
すっごく可愛いから」





あむ「そうそう。
それに礼儀正しいし、
可愛いし完璧だよね。
何かお姫様みたい」





私は目をみはる。





や、やばい。
バレてる?





目を泳がせてると、
ななちゃんが
のぞきこんできた。





なな「どうしたの?
大丈夫?」





めあり「だ、大丈夫!
そ、そっかあ。
じゃあ告白した方が
いいよねっ」





あれっ、私
何言ってるんだ!?





ごまかそうと
口を開いたから
変な言葉が出てきた。





なな「えっ、本当に?」





まのか・あむ「おおっ!
頑張って!」





びっくり顔の
ななちゃんと、
拍手するまのか&
あむちゃん。





私は苦笑いで
3人を見回した。





それで、
私は次の日の昼休み、
たかとくんを呼び出して
本当に告白することに
なってしまった。





たかと「めありちゃん、
どうしたの?」





めあり「あ、あのっ。
たかとくん・・・
好きです!
付き合ってください!」





・・・気まずい沈黙。





たかと「・・・うん。いいよ」





めあり「えっ。本当?」





たかと「うん。
付き合っても良いよ」





まさか、本当に
OKしてくれるなんて。





そのことを、
あむちゃんたちに伝えると、
まのかちゃんと2人で
「すごい!」って大喜び!





でもななちゃんは
なんだか気まずい顔でいた。





下駄箱で、
ななちゃんは
私を呼び止めた。





なな「あの、めありちゃん。
実は・・・
私もたかとくんのこと、
好きだったんだ」





めあり「えっ、
そうだったの?」





なな「うん。でも、
たかとくんは、
めありちゃんのことが
好きなんだね。
なら、私は諦めるよ。
よかったね、
めありちゃん」





めあり「う、うん・・・」





私は何て言えば良いのか
分からなくて、
ただななちゃんを見つめてた。





最近、夜は寝るために
公園にいる。





今日も公園に向かって
帰ってる途中、
聞いたことある声がした。





召使い「めあり様ー!
どこですかー!?」





この声・・・
城の召使い!





逃げ出したことに
気づいたんだ!





隠れなきゃ!





私は急いで
隠れようとしたけど。





召使い「あっ、めあり様!
見つけましたよ!」





見つかってしまった!





めあり「やめてっ、離して!
私、もうお城には戻らない!」





召使い「何を言うんですか、
めあり様!」





そして、お城まで
連れて行かれてしまった。





その夜、私は自分の部屋で
泣いていた。





めあり「私、まだ、
ななちゃんと
喧嘩したままなのに。
たかとくんと
話せてないのに」













*・*・・・*・・・*・*





それから、
数カ月が経った頃。





召使い「めあり様、
今日は来客が
いらっしゃいます」





めあり「来客・・・?」





そして、部屋に
入ってきた姿を見て、
目を見開いた。





めあり「ななちゃん、
たかとくんっ!」





なな「めありちゃんっ!
急にいなくなっちゃって
びっくりしたよ・・・!」





たかと「めありちゃん、
久しぶり」





めあり「よく私が
ここにいるって
分かったね」





なな「すごい探したんだよ?
それに、
めありちゃんに
謝りたかったから」





そこで、私は
ななちゃんと
喧嘩したままだったことを
思い出した。





なな「ごめんね、
めありちゃん。
あの時怒っちゃって」





めあり「ううん、
私こそななちゃんの気持ち
考えなくてごめん」





なな「めありちゃん・・・!」





私たちは抱き合った。





よかった、
仲直りできた・・・!





たかとくんは
微笑ましそうに笑った。





たかと「なな、今は
他クラスの男子に
告白されて
付き合ってるんだよな」





めあり「そうなの?
じゃあ・・・」





なな「うん。だから、
2人のこと
お祝いするよ!」





ななちゃんの笑顔に
私は嬉しくなる。





たかと「めありちゃん。
僕、週に1回は
会いに来るから待ってて」





めあり「うんっ。
嬉しい、
ありがとう!」





私は胸が熱くなって、
強くうなずく。





私、優しい友達と
カッコいいたかとくんと
仲良くなれて良かった!





私は心から笑った。







*end*

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