初恋は王子様

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:ちょこぱんだ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.08.07






「はぁ・・・」





私は林芽亜里。





唯一の友達、
深尾あむちゃんとは
高校が離れてしまい、
他の友達もいないため
ぼっち生活を謳歌している新高1。





「高校に入ったら忙しくて
遊べなくなるから
春休み中に遊ぼ」





と、あむちゃんに
誘われた。





最寄り駅の
ショッピングモールに行き、
プリを撮ったり
お揃いのコスメを買って、
カフェに行く途中・・・





「芽亜里?
どうしたの?」





思わず
立ち止まってしまった。





目の前に、昔好きだった
絵本に出てきた王子様そっくりの
男の子を見つけてしまったから。





すごくタイプ・・・





男の子が苦手な私だけど、
そのときは自然と
足が動いていた。





「芽亜里?
どこ行くの?
待って」





「あの・・・」





気がついたら
声をかけてしまっていた。





「ん?
てか、誰?」





「あっ・・・
ごめんなさい、
人違いです」





顔が熱くなる。





その後のことは、
さっき見かけた
男の子のことばっかり
考えちゃって、
覚えてない。





日がたち、
高校の入学式。





LINEであむと
遊んだとき、
タイプの男の子を
見つけたって言ったら、





「あーそういうことね」





って言われた。





あむは深く追及しないで
くれるから、
自然体でいられる。





ぼっちで高校に向かう途中、
同じ制服を着た女の子を
数人みかけた。





いいなぁ一緒で。
楽しそうだな・・・





私は、友達できるか
とっても不安。





高校につき、クラスが
書いてある紙をもらう。





1‐Aだった。





クラスに向かうと、
すでに沢山
クラスの人がいた。





友達どころか、
中学の同級生すらいない。





はぁとため息をつき
席に座ると、
隣がまさかの・・・
この前見かけた、
王子様そっくりの
男の子だった。





「あ、この前の・・・」





「こここ、この前は
ほほ本当にすみません」





すると男の子は笑う。





「そんなかしこまんなくて
良いから。
俺、野口義斗。よろ」





ちょっと、
チャラいかも。





でも、
話しやすいなぁ・・・





反対側の隣は、
女の子。





その子は誰とも
話していないから、
話しかけてみようかな・・・





「あ、あののののっ」





女の子は振り向くと、





「おはよう。名前は?
私は、阿部ここは。
よろしくね」





さっぱりしてる。
あむと同じタイプの子だ。
仲良くなりたいな。





「わわ私は、
林芽亜里っていうの。
友達になってほしいです・・・」





「なろなろ。
同級生なんだし、
タメ口でいいよ。
あとさ、マンション
一緒だよね?
多分お隣だよ」





人生2人目の友達。
そして、マンション
隣らしい!





「ええっ、本当・・・?
よろしく・・・!」





「うん。
よろしくね」





ここはちゃんと
話していると、
後ろから声をかけられる。





「芽亜里」





誰だろう、と振り返ると、
幼馴染の、戸部光翔がいた。





「光翔。
同じクラスだったんだね。
ごめん、気づかなかった」





「流石にひどいな」





「ごめんね」





「いいけどさ」





そして、入学式は
あっという間に終わり、
下校時刻。





すると・・・





「芽亜里ちゃん。
帰ろう」





「ここはちゃん。
うん!」





声をかけてくれるのが
嬉しくて、返事の声が
大きくなる。





「芽亜里ちゃん、
声でかいって(笑)
じゃあ、帰ろっか」





「(笑)うん」





そして
マンションにつく。





「じゃあ、
芽亜里ちゃん
また明日」





「またね」





すると、後ろから
男の子の声が・・・





「また明日。義斗」





「光翔じゃーな」





あっ、義斗君と・・・
光翔。





「あれっ、
芽亜里ちゃんも
同じマンションなん?」





義斗君にそう聞かれる。





「うん。
ここに住んでるよ」





「まさか4人
同じなんてな。
ここはが居るってことは、
しってたけど」





「私と義斗は、
同中だから」





義斗君とここはちゃん、
同じ中学校なんだ。





ここはちゃんいいなぁ・・・
義斗君・・・
かっこいいなぁ・・・





って、なんでかっこいいなんて、
なんで同じ中学でいいなって、
思ったんだろ。





夜、あむと
テレビ電話した。





『ってわけなんだけど・・・
私は、義斗くんのこと、
好きなのかな!?』





『声でかいよw
好きなんじゃない?』





『そうなんだ・・・
私、義斗君のこと、
好きなんだ・・・』





『多分ね。
試しに、
告ってみたら?』





『試しにって・・・
そんな軽く
告白できないよ・・・』





『頑張れ。
電話とかなら
できるんじゃない?
一目惚れなんでしょ。
好きに理由なんて
いらないと思うよ』





『・・・』





その後は雑談をして、
寝た。













*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*





次の日。





「芽亜里ちゃん
おはよう。
一緒に行こ」





「ここはちゃん、
お、おはよ・・・!
うん。行こう」





ここはちゃんと
電車に揺られながら、
義斗君のことを考える。





すると、
またしても
近くで声がした。





「義斗と光翔君、
おはよう」





義斗くん、
かっこいいな・・・
顔がまた熱くなる。





あむが言うとおり、
義斗君のこと
好きなのかな。





「芽亜里、
あむ、
おはよう」





「あむおはよー。
芽亜里ちゃんも、
おはよー」





だめだ。
やっぱり、
好きだ。





「義斗君おおはよう・・・!
光翔も、おはよう・・・」





そして4人で
電車に揺られて、
高校についた。





1日はあっという間に
すぎた。





義斗君が大体どんな人か、
わかった。





・少しチャラい。
・でも、優しい。
・王子様





こんな感じ。





私は決意した。
今日義斗くんに
告白する。





電話でだけど・・・





周りの人は早いって
いうかもしれないけど、
私がこんな決断をすること、
めったにない。





決めたことは、
やり通す。











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*





そして夜・・・





電話をかけたら、
すぐに出てくれた。





「芽亜里ちゃーん。
どした?」





間違い電話って
今すぐ言いたい。





けど頑張る。





「夜遅くに
ご、ご、ごめんね。
ああ、あ、あのさ・・・す」





「す?」





「すすすす、」





「すすすす・・・?」





「好き・・・!
すすす、好きです!
あのっ、あのっ、
ひひ、一目惚れです・・・!
絵本で見た王子様に似てて、
ちょっとチャラいけど、
優しくて・・・
完全に、一目惚れですっ・・・」





義斗君は黙り込んだ。





数十秒の沈黙。





そして「・・・ごめん。
ほんとごめんね。
俺、好きな人いる」





「そっか・・・
知り合って2日の人に
告白されても、
困るよね(汗)
ごめんね・・・」





「いや、めっちゃ
嬉しかったから。
それだけ、
忘れんなよ」





またまたしても、
顔が熱い。





「じゃ、じゃあ・・・
また明日・・・!」





「おう、
また明日!」





初恋の相手、
義斗君。





やっぱり、
諦められない。





一度決めたことは
やり通す、





絶対に。





私、頑張るね。







*end*

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