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CAST伊藤 沙音伊藤 沙音

作者:ろっかー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.11.11

“シュッ”





(うわぁっ・・・
今日もすごいなぁ)





こんにちは!
シャノンですっ。





高校1年生。





今は部活中だよ!





ちなみに卓球部。





卓球部はここ、
体育館の3階の一角で
やってるんだ。





1階はバレー部、
2階はバスケ部が使ってるよ!





じつは3階から
2階の部活を見ることができて・・・





私はいつも見てるんだ。





私の好きな人は、
松瀬ダイジ。





バスケ部なんだ。





ダイジとは中学も一緒で
しかも中2のときから
ずっと同じクラス!





中学のときも
バスケ部と卓球部だったんだ。





私が好きになったのは
おととし、中2の頃。





ダイジのやさしさが
好きなんだぁ・・・





ミユウ「シャーノンっ!
おはよー!」





シャノン「ミユウっ!!
おはよーぅ」





この子は親友の
松田ミユウ。





ミユウも中学の頃から
一緒だよ。





ミユウは
私の好きな人を知ってる、
唯一の人なんだ!





シャノン「今日めんどくさい授業
ばっかだねー。やだなー」





ミユウ「それなー。
体育ないとか、つら。
あ、課題終わってない!
やらなきゃ!」





シャノン「ミユウがやってないなんて
めずらしい笑 がんば」





ダイジ「シャノン。おはよ!」





シャノン「ダーイジ!
おはよー」





ダイジ「ねぇ、
昨日も下みてた?」





シャノン「みっ、見てないよ・・・
ぶっ、部活に集中してた」





ダイジ「シャノンの顔が
見えたんだけどなぁ・・・」





シャノン「気のせいじゃない?」





ダイジ「そっか。
3階から見えても2階からは
見えないんだよな・・・」





シャノン「ん?」





ダイジ「なんでもない!
じゃーね」





シャノン「はーい」





ダイジ・・・
なんて言ったんだろう?

















― 休み時間 ―





ミユウ「ちょっとー。
朝ラブラブしてるとこ
見ちゃったんだけどー」





シャノン「!?
ラブラブはしてないよ笑」





ミユウ「どうみても
カップルなんだから!」





シャノン「カップルとか・・・
ミユウは、いるくせにー怒」





ミユウ「えへー」





ミユウには、ミサキっていう
彼氏がいるんだー。





ミサキはサッカー部!





ミユウ「今日ミサキとデートなの。
だから一緒に帰れない・・・
ごめんね」





シャノン「だいじょーぶっ!
楽しんできてね!」





ミユウ「ありがとー。
シャノン大好き」





じゃあ今日1人かぁ。





映画でもみてこっかな。





ダイジ「明日、数学ないって!」





輝之介「絶対あるよー」





ダイジと輝之介だ。





全部話聞こえてますよー笑





ダイジ「ね?」





シャノン「ふえ!? あ、うん!」





ダイジ「シャノン笑」





輝之介「ダイジ?
なんでわざわざ
伊藤に確認したのかな?」





ダイジ「なんでも!笑
ごめんね、シャノン」





シャノン「突然来たから
びっくりしたよー」





ダイジ「ごめんごめん。
てか、1人なの?」





シャノン「うん。
ミユウはミサキくんと
デートだって」





ダイジ「じゃあ一緒に帰ろ!」





シャノン「うんっ。
でも、輝之介はだいじょうぶなの?」





輝之介「2人のラブラブしてるとこ
見たくありません。
僕は帰ります笑」





ダイジ「おうっ!
じゃーなー」





シャノン「じゃーね!
輝之介!」





輝之介「2人してそんなに
笑顔で見送んなよ・・・」





ダイジ「シャノン」





シャノン「ん? なに?」





ダイジ「シャノンってさー。
好きな人とかいる?笑」





シャノン「えぇ!?
うん、まぁ、いる。かな?
ダイジは?」





ダイジ「そっか。
俺もいるんだよね」





シャノン(え・・・ダイジ、
すきな人いるんだ)





ダイジ(シャノン
好きな人いるんだ・・・)





ダイジ「で、でさ!
明日その人に
告白しようと思うんだけど、
どう?」





シャノン「いいんじゃない?
ダイジの恋、応援するよ?」





ダイジ「あーもう、
これでがんばれるわ!
シャノン、さんきゅっ!」





シャノン「いーえ。
送ってくれてありがとう。
ばいばいっ!」





ダイジ「ばいばい!」





やだなぁ明日。





部活あるし、
ストレス発散するか!















― 次の日 ―





シャノン「ミユウー。
ダイジが今日、好きな人に
告白するんだってー泣」





ミユウ「え? そーなの?
まぁだいじょうぶでしょ」





シャノン「だいじょうぶじゃないよぉぉ」





ミユウ(ダイジの好きな人、シャノンだし)





あぁ。
部活になっちゃった。





ダイジが気になって
集中できないよ・・・!





やっぱりバスケやってる姿
かっこいいなーぁ。





ふーぅ、おわった!





あれから結構
集中してできたぞ!





って、え!?
みんな帰ってる!?





やば!
もう時間すぎてるじゃーんっ!





バスケ部も
終わっちゃったよね・・・





戸締まりよし、
荷物よし、かーえろ。





ダイジ「シャノン!!」





シャノン「ダイジ!?
なんでいるの?」





ダイジ「シャノンのこと
待ってたの!」





シャノン「え? ありがとう」





ダイジ「てかさ・・・」





シャノン「ん?」





ダイジ「中2のときから
シャノンのことが好きでした。
つきあってください!」





シャノン「えっ!?
えぇ!? えー!」





ダイジ「・・・・・」





シャノン「わ、私も中2のときから
好きでした。
よろしくお願いします」





ダイジ「え、まじ!?
よっしゃ!」





シャノン「昨日、好きな人いるって言われて
ショックだったんだからー」





ダイジ「俺も。自信なくした!
てか、いつ俺のこと
好きになったの?」





シャノン「えー。笑
ダイジは?」





ダイジ「じゃあさ、
せーので言お?」





ダイジ、シャノン「せーのっ」





ダイジ、シャノン「席が隣になったとき!」





シャノン「あははは! 一緒だ!」





ダイジ「だね!」





ダイジ「やっぱシャノンとは
気が合うなー」





シャノン「ほんとだよね!」





ダイジ「・・・大好き」





シャノン「・・・私も大好き」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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