転生したら恋に落ちてしまいました

CAST伊藤 沙音伊藤 沙音

作者:かるぼなーら*☆

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.04.05

「・・・ん? なにこの鏡?
こんなの前にあったっけ?
触ってみよ・・・・
って、うわぁぁぁぁぁぁ!」





キラキラキラーーッ





・。・:・°・。・:・°・。・:・ °・。・:





私はあっという間に
鏡の中に吸い込まれてしまった。





「ん・・・ここはどこ?」





あ、申し遅れた(笑)





私は伊藤シャノン。
中学2年生。





私は今、不思議な鏡の中に
吸い込まれてしまったのだ。





目の前に広がる
不思議な世界は
一体何なんだろう・・・





??「あなた
どこから来たの?」





シャノン「え? 誰ですか?」





リリカ「私は、リリカ。
もしかしてあなたも
鏡から入ってきたの?」





シャノン「あ、はい。そうです」





リリカ「実は私もその鏡から
入ってきたの。
あれからもう1ヶ月か・・・」





シャノン「1ヶ月?!
そんなにいたんですか?」





リリカ「そうなの。
せっかくだから案内してあげる」





シャノン「あ、ありがとうございます・・・」





リリカ「敬語で無理しなくていいよ。
タメ口で全然大丈夫!」





シャノン「あ、そうだね・・・」





リリカ「ここはとにかく
カップルとか恋愛には
強いところなんだよね」





シャノン「へ、へぇ~~そうなんだ」





リリカ「はい。ここが私の家。
入って良いよ」





シャノン「うわぁ・・・・
豪華・・・お邪魔します」





リリカ「おーい。帰ってきたよ~」





ソノマ「お姉ちゃんおかえり~!
どこ行ってたの?」





ミサキ「お出かけに3時間も
かからないだろ、普通」





シャノン「えっと・・・
この人たちは?」





リリカ「この子は私の妹ソノマ。
こっちは私の兄のミサキ。
2人とも、この子、また新しく来た
シャノンちゃんだから
仲良くしてあげてね」





ソノマ「シャノンちゃん!
可愛い名前~。
私、ソノマ!
仲良くしてね~!」





ミサキ「よろしくな」





シャノン「あ、はい。
よろしくお願いします」





リリカ「これからは私の家で
暮らそう。
服もたくさんあるから」





シャノン「ほんとに?
ありがとう・・・!」





ソノマ「私シャノンちゃんと一緒に
寝たい! だめ~?」





リリカ「だーめ!
寝るならせめてミサキにして」





シャノン「え?」





待って、このイケメンと
一緒にねるの?!
なんか恥ずかしい・・・・





リリカ「ね、それなら良いでしょ?
シャノン?」





うわぁ・・・どーしよ。





これで断ったら追い出されそう・・・





OKするしか・・・ないよね・・・・





シャノン「う、うん。
分かった・・・」





リリカ「よし!
じゃあ夜ご飯の支度しよう!
今日はハンバーグだよ!」





ソノマ「やった~!
お姉ちゃんのハンバーグ大好き!」





シャノン「親はいないの?」





リリカ「あ、それは後で話す」





ソノマ「(小声で)お姉ちゃん
秘密にしたいことは
話さないタイプだから
グイグイ攻めない方がいいよ」





シャノン「あ、うん分かった」





リリカ「で、親のことなんだけど・・・
私達にはいないの」





シャノン「え・・・?
いないんだ・・・
私の世界はいたのに・・・」





ソノマ「え? そーなの?」





シャノン「うん。当たり前に」





ミサキ「俺らの世界と
だいぶ違うんだな・・・」





リリカ「でも気にしないで!
私達がみんなを支えていくから
安心して!」





シャノン「うん。分かった!
頑張ろう」





リリカ「じゃあもう寝るか・・・
眠いし」





ソノマ「えー!
私、全然ねむくな~い!」





シャノン「私も眠くなってきたな・・・」





リリカ「じゃあシャノンは
ミサキに案内してもらって」





ミサキ「シャノン、行くぞ」





シャノン「あ、うん・・・」





えー!
2人って余計にドキドキ・・・・





って、なんだろう・・・
なんでこんなに胸が・・・・





ミサキ「ここが俺の部屋」





シャノン「すごくキレイな部屋・・・
ここで寝るのか・・・」





ミサキ「じゃあシャノンは
この布団敷いて」





ここで2人きり・・・・
なんてね・・・無理無理!





なんでこんなことに
なったんだろ・・・





ミサキ「・・・ノン、シャノン!
聞いてる?」





シャノン「あ・・・うん!
分かった! 敷くね!」





やばい・・・
ぼーっとしちゃった・・・





シャノン「じゃあ電気消すね・・・」





はぁ・・・もう早く寝て
気にしすぎないようにしよう・・・





ミサキ「待って」





シャノン「へ?」





ミサキ「こっち向いて」





シャノン「え」





ちょっと・・・
お互いに見つめ合うの
恥ずかしすぎて
心臓爆発しちゃいそう・・・





ミサキ「なんでそんなに顔赤いの?」





シャノン「いや!
ただドキドキして
赤くなっただけ・・・」





うわ!
つい言っちゃった・・・・





ミサキ「へーそんなに
ドキドキしてくれてたんだ」





シャノン「・・・///」





ミサキ「もしかして好きになった?」





シャノン「い、いや
そんなことない・・・
ひやっ」





ミサキ「顔がそう言ってる。
俺ら付き合う?」





シャノン「ちょっ・・・
なんで急にそんなこと言うの・・・?」





ミサキ「さっきからめっちゃ
タメ口じゃん。
話すのなれてるから」





シャノン「確かに・・・」





ミサキ「別に俺でも良いけど。
好きだし」





シャノン「え、好き・・・?」





ミサキ「俺でいいなら
付き合ってもいいよ?」





余計にドキドキしちゃう・・・!





シャノン「ん・・・私でいいなら・・・」





ミサキ「じゃあカップルと
いうことで、明日デートね」





シャノン「え?!
いきなりはちょっと・・・・っ」





ミサキ「カップルだったら
当たり前でしょ。
もう寝るよ」





シャノン「うん。分かった・・・」





ミサキ「おやすみ。
ダイスキシャノン」





シャノン「・・・私も・・・」





そして電気が消えた。





転生したらまさかの
お付き合い始まり?!





自分でもびっくりしたけど
初デートは思い出になりそう!







~Happy End~

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