モデルのシャノンとレンは恋人同士

CAST伊藤沙音

作者：まな

2024.03.15

シャノン「レン
今日一緒に帰ろ！」

レン「あ、うん・・・」

私は、シャノン。
最近幼馴染のレンが
冷たいんです。

シャノン「どうしたら
レンがまた
話してくれるかなー」

シャノン「そうだ！
今私が読んでる雑誌ニコラが
あるじゃん。
これのメイクとか服とか
真似して垢抜けたら
話してくれるかも！」

・＊。・　次の日　・。＊・

シャノン「レン！
この服どう？　可愛くない！」

レン「あーかわいいね」（ボー読み）

シャノン「ガーン興味なし？」

・＊。・　６月　・。＊・

シャノン「ニコラモデルオーデション？」

もし私がニコモになれば、
レンがまた話してくれるんじゃない？
（謎の自信）

シャノン「えっと
親の許可が必要かー。
お母さんー、私、
ニコラモデルオーデション受けたい！」

シャノンのお母さん
「いい経験になるんじゃない？
いいわよ！」

・申し込み中・

シャノン「よし！　これでＯＫ。
後はまつだけ」

シャノンのお母さん
「シャノンー
書類審査通過したって」

シャノン「嘘！　やったー」

こうしてシャノンは、
第三審査も通過し、
ニコモになることができました。

・＊。・　１ヶ月後　・。＊・

シャノン「ニコモになって
はじめての仕事だー」

・・・●スケジュール●・・・
　新メンモレンを恋に落とせ！
　新ニコモのデートプラン
　３号連続
　ふたばこはなみさきレン
・・・・・・・・・・・・・・・

シャノン「ふたばと、
みさきがいるのかー
初仕事がんばろ・・・
って、レンが居る????」

シャノン「ま、名前が
一緒なだけかもしれないし、」

ネット検索
（新メンモレン）

シャノン「え、本人だ・・・」

・＊。・　レンの部屋　・。＊・

レン「明日の撮影の
スケジュールの
確認をしよう！」

レン「え？　シャノン」

・＊。・　翌日　・。＊・

シャノン「おはようございます！
よろしくお願いします」

レン「お願いしますー」

シャノン「あ、レン
どうしてメンモに？」

レン「そっちこそどうして
ニコモになったんだよ？」
（恥ずい!!!）

シャノン「どうして・・レンが」

スタッフ「シャノン、出番だよ～」

シャノン「あ、はっはい！」

パシャパシャ

スタッフ「シャノンー
照れた顔してー
次、レン入るよー」

レン「はーい！」

スタッフ「いちばん
大切なシーンだよ！
ハグして！」

シャノン（え、ちっ近い・・・）

スタッフ「休憩時間でーす」

みさき「やっほー、シャノン！
撮影中本当に
照れてなかった？（笑）」

シャノン「そ、んなわけないよっ！」

ふたば「なーに話してんのー」

コハナ「なになに？
私も入れてー！」

みさき「てゆうか、レンって
イケメんじゃない？」

ふたば・コハナ「確かにー」

シャノン「２人とも
声そろってるー（笑）」

（みんなレンのこと
好きなのかな・・・）

・＊。・　１時間後　・。＊・

スタッフ「今日の撮影は、
終了でーす！
ありがとうございましたー」

みんな「ありがとうございましたー」

・＊。・　シャノンの学校　・。＊・

レン「おい、シャノン！」

シャノン「なに？
どうしたの？」

（やった！
レンが話してくれた）

レン「昨日、お前
なにか言いかけてただろ」

シャノン「いっいや・・・
なんか最近
話しかけてくれないじゃん、
だからレンに
注目してもらうために・・・」

レン「別にわざと話しかけて
なかったわけじゃないし・・・
ほっほら、授業始まるぞ」
（焦る）

シャノン「何？　自分から
話しかけたんじゃない！
でも・・・
なんだかドキドキしちゃった、、、
なんだろう、この気持ち。
もしかして、いや私は」

（私は、レンが好きになった）

・＊。・　次の撮影　・。＊・

コハナ「えーレンのこと好きなの？」

シャノン「うん、
みんなにはないしょね！」

みさき「ＯＫ
内緒にしておくよ！」

シャノン「そう言えば、
コハナとふたばって
はなたばって
よくゆわれるよねー」

コハナ「そうそう！
これでファンの人達が
増えてきたの！」

みさき「そう言えば、ふたばは？
前の企画の続きだから
来るはずなのに
レンもいないよ・・・」

レン「よっ！　おまたせ」

みさき「あ、！
ふたば探したよ」

コハナ「どこ行ってたの？（笑）」

シャノン「そろそろだね！」

ふたば「・・・」

シャノン（どうしたんだろう
ふたば・・・）

シャノン「ふたば、どうしたの？」

ふたば「うるさい！
シャノン、
レンのこと好きでしょ！
シャノンのせいっ・・・」

レン「どうしたの？」

ふたば「私レンが好き、
だから告白した。
だけど、レンが、
シャノンのことが好きって・・・」

シャノン「・・・それ、ほんと？」

レン「・・・」

スタッフ「レン撮影の出番だよー」

レン「はーい」

再び２人きりに。

シャノン「ふたばごめん、
でも私、レンが好き！
だから！
私、レンと幼馴染なんだ」

ふたば「え？」

「小さい時レンと散歩してたら、
迷子になって、
でもその時、
『俺がシャノンを守る』って、
その時から私、
レンから離れないって
なぜかそう思えたの、」

ふたば「ふーんそっか。
ごめんね、シャノン分かった。
確かにレンには、
シャノンが似合うかも（笑）」

スタッフ「ふたばー、出番だよ！」

ふたば「はーい
ほら、シャノン
レンに告ってきなよ！」

シャノン「うん！
ありがとう」

シャノン「レン！
私、レンのこと好き。
付き合って下さい！」

レン「うん、俺も好き。
お願いします！」

スタッフ「レン、シャノン
出番だよ！」

スタッフ「シャノン！
ニコモの４人の中で
１番レンに合うニコモで、
シャノンが選ばれたよ！」

シャノン「え！　ほんとですか！」

スタッフ「じゃあ撮るよー」

カシャカシャ

スタッフ「２人とも
恋人役うまい！」

シャノン・レン「ありがとうございます！」

（だって、俺たち私たち
本物の恋人だから！）

＊ｅｎｄ＊