私たちの内緒の恋・・・!?

CAST伊藤沙音

作者：りお

2023.10.24

私は、シャノン。
私には、悩みがあるの。

でも、誰にも言えないことで・・・

それは、親友のみゆうが・・・
好きなの！

みゆうは、私が困ってたら
いつも助けてくれて、
どんな時も助けてくれる。

・＊。・　学校で　・。＊・

男子「伊藤、
テストの答え教えろよ」

みゆう「困ってるんだから
やめなさいよ」

そういうみゆうのことを
好きになってしまう・・・

・＊。・　みゆうと下校中　・。＊・

シャノン「私、好きな人が
いるんだよね・・・」

みゆう「え!?
そうなの!?
応援するよ!!」

みゆうに
応援されても・・・

私は、いつも頼りにしている
かいら先輩と、れん先輩に
相談してみることにした。

かいら「女子を好きになっても
いいと思うよ」

れん「悩みをためないように
思ったことや考えていることを
ノートに書くといいと思うよ」

かいら「私達にまた相談してね」

しゃのん「いつもありがとうございます!!」

私は２人に相談して
心が軽くなった。

（私もああいう２人みたいに
なりたいな・・・）

れん先輩が言っていたように
ノートに書くことにした。

・＊。・　家に着いて　・。＊・

────────────
今日は黒板消すときに
困っていた私を
みゆうが助けてくれた。
────────────

と、ノートに書いた。

それからも私は、
たくさんノートに
みゆうのことを書いた。

学校にも持ち歩いて
いつでも書けるようにした。

・＊。・　次の日学校で　・。＊・

しゃのん（あれ!?
ノートがない！
机にいれといたのに！）

みゆう「しゃのん、
何か探してるの？」

しゃのん「ちょっと
なくし物しちゃって・・・」

みゆう「私も探そうか？」

しゃのん「ありがとう！
でも、自分で見つけたいから
大丈夫だよ」

（だってみゆうに
中見られたら・・・）

・＊。・　その次の日教室で　・。＊・

ひまり「ねぇ、伊藤さん。
みゆうのこと好きなの？笑」

彼女はクラスの一軍。

陰キャの私を
からかってくる時がある。

しゃのん「え、？　なんで？」

ひまり「このノート
伊藤さんのだよね？
中にみゆうこのことばっか
書いてあったし、
『好き』って
かいてあったんだけど」

しゃのん「それは、ちがうの・・・！
返して！」

みゆう「ひまり！
返してあげて」

ひまり（返してにらみながら離れる）

しゃのん「みゆう、ありがとう・・・」

みゆう「今の聞いてたけど、本当？」

しゃのん「・・・うん・・・
（走って逃げる）」

みゆう「待って!!
なんで逃げるの!?」

しゃのん「だって女子のこと
好きになるって、おかしいじゃん（泣）
いつも優しいし、助けてくれる
みゆうが好きになっちゃうの！」

（２人とも無言になる・・・）

みゆう「正直、最初しゃのんが
私のこと好きっていったのは
びっくりした」

（しゃのんが落ち込む）

みゆう「でも、しゃのんが
本気で思ってくれてることは
分かった。
だから、私も本気で考えたいと思う。
明日また話すね」

・＊。・　次の日学校で　・。＊・

みゆう「しゃのん。
昨日のこと、よく考えてきた。
私も優しくていつも本気で
考えてくれるしゃのんのことが
本当に好き。
私と付き合ってください！」

しゃのん「え、本当にいいの!?
よろしくお願いします！」

みゆう「やった！　よろしくー！」

しゃのん「でも、このことは
２人の秘密ね！」

みゆう「うん！　もちろん！」

＊終わり＊