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伊藤シャノン01

CAST伊藤 沙音伊藤 沙音

作者:ハロー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.13

いまは20XX年。
ロボットが人間の仕事を
手伝うようになった。





ほら、あれが運転手ロボット。
そしてあれが、窓拭きロボット。





あと・・・、
私は家事ロボット。
名前は伊藤シャノン01。





最近新しく開発された、
人間の家事を手伝うロボットです。





私はいま、
私を買ってくれた方のおうちで
働いています。





「おーい。
洗い物やっといてー!」





シャノン「はい。
洗い物のやり方、検索、、、」





私はロボット用の
インターネット機能がついているため、
家事をするときは
やり方を検索するんです。





シャノン「ピーーーー!
エラーエラー!」





「え!? どうしたんだっ!?
とりあえずロボット病院に
つれていこう!」





な、なんだろう、
頭が熱いです・・・





だめです。体が動きません、
シャットダウンするしかないようです。















○。。・*。。○。。・*。。・○。。・*。。○。。・*。。○





ん・・・? ここは?





洗い物をしなければ
いけないのに・・・





?「あーやっと起きたか」





シャノン「あなたはどちら様ですか?
あと、ここはどこです・・・・か、、、?」





ユアン「あ、俺は西ユアン。
ここはロボット病院。
お前は故障したんだよ」





ロボット病院とは、
故障したロボットが
運ばれてくるところです。





ユアン「ったく!
これ確認テストもしてねえじゃん!
しかも知識とか詰めこみすぎだっつーの!!?」





パソコンをみながら、怒鳴っている。
彼はどうやら怒っているようです。





こういうときは、たしか、
「あやまる」をすれば
いいんですよね・・・





シャノン「ごめんなさい」





ユアン「はあ? 別にお前に
怒っているわけじゃないよ」





そう言いながら、
私の頭をポンポンとなでる。





ドキッ///





ん? いまのはなんでしょうか?
ドキッっとしたような。
きっと、故障のせいですね。















○。。・*。。○。。・*。。・○。。・*。。○。。・*。。○





次の日。





ユアン「あ、おい
伊藤シャノン01・・・」





シャノン「はい。なんですか?」





ユアン「・・・・・・・、
伊藤シャノン01って
めっちゃいいにくいんだけど、」





シャノン「え!? あ、すみません」





ユアン「あやまんなくていいよ。
・・・・、そうだ!
お前、シャノンにしよう!
おー! 呼びやすい!」





シャノン「シャノン?」





ユアン「そっ! シャノン!」





シャノン「シャノン! いい名前です。
うれしいです!(ニコッ)」





ユアン「ロボットなのに
そんな顔すんのかよ、、、」





シャノン「え? すみません。
聞こえませんでした。
もう1度おねがい・・・・・・・、」





ユアン「あー! もういい!
ちょっと出かけて来る!」





ガチャ。





ユアン、顔赤かった。
病気でしょうか? 心配です。















○。。・*。。○。。・*。。・○。。・*。。○。。・*。。○





あれから、何日が
過ぎたのでしょうか?





もうすぐ、故障が直る、と
ユアンが言っていました。





でも・・・ユアンを見ると
やっぱりドキッっとしてしまいます。
これはまだ直らないのでしょうか?





ユアン「夏祭り!」





シャノン「夏祭り? ですか?」





ユアン「そう! 夏祭り!
今日だって!」





シャノン「行きたいです!」





ユアン「よし! 準備しなくちゃだな!」





シャノン「故障を直すのは
いいのですか?」





ユアン「・・・・・・・、
故障なら、直ってる」





シャノン「え?」





ユアン「夏祭りが終わったら、
シャノンを買った人が迎えに来るんだ」





ユアンの言葉は、
なぜかうれしくなかった。





うちに、帰れるのに。
また、前の生活ができるのに。
うれしく、、、ない。















○。。・*。。○。。・*。。・○。。・*。。○。。・*。。○





夏祭り。





ユアン「おー!
もうすぐ打ち上がるぞ!」





たこ焼きと焼きそば、
わたあめも食べた。





そして、花火の
カウントダウンが始まる。





10!





これが終わったら私、
帰るんだ。





9!





ユアンに
ドキッっとしたのも





8!





帰るのが嫌な理由も
わからないまま





7!





嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ!!





6!





そんなの!
絶対後悔する!





5!





でも、どうしたら
いいのでしょうか、、、?





4!





そうだ! 検索!
もう直ってるなら、
つかえるはず!





3!





お願いします!
この気もちの意味、
教えてください!





2!





「検索中、、、」





1!





「その気もちは・・・、」





バーン!
花火が打ち上がる。





「恋」―――――。





恋!?





そっか、私、
ユアンが好きだったんですね、





じゃあ、この気もち、
伝えないと!!





シャノン「ユアン! 好き!」





ユアン「え!? ・・・・、俺も!」





大きな花火の中で、
人間とロボットが恋に落ちました。















○。。・*。。○。。・*。。・○。。・*。。○。。・*。。○





その後、ユアンが
私を迎えに来た人に
新しいロボットを渡して、
「伊藤シャノン01と
交換してください!」と頼むと、
あっさりOKしてくれた。





私はユアンのところで
働けることになった。





シャノン「ユアン! ご飯できました」





ユアン「ありがとー」





シャノン「ユアン、好きです!」





ユアン「え? 2回目?? w
、、、俺も好きだよ」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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