家政婦の恋

CAST伊藤沙音

作者：セカオワラブ

2023.08.16

私は、シャノン。

中学生だけど、放課後は
家政婦をしています！

今月は、みさき君の家の
家政婦をします。

みさき君、お母さんが
しばらく入院をするから
頼まれたんだ。

みさき君は、同じクラスで
そんな話したことないけど
私の好きな人。

シャノン「ミサキ君。
家政婦のシャノンです。
よろしくお願いします」

みさき「ああ。よろしく。
お前ってシャノンだよな」

シャノン「う、うん（照）」

みさき「家政婦って
家の仕事をするんでしょ」

シャノン「うん」

みさき「だったらご飯作ってよ。
腹へった」

シャノン「わかった」

シャノン「あつっ」

みさき「大丈夫か？　お前。
早く冷やすから」

シャノン（ちょっと待ってよ!!!
手が触れたんだけど！
きゃああ）

みさき「顔が赤いけど
大丈夫？」

シャノン「うん、、」

みさき「美味しそうじゃん。
目玉焼き」

シャノン「あ、ありがと」

みさき「いただきまーす。
う、うっま！」

シャノン「よかった。ありがとう」

みさき「皿は、俺が洗っとくから、
早く帰ったら。
今日宿題多いだろ」

シャノン「うん」

・＊。・　学校　・。＊・

クラスの女子「きゃあああ。
ミサキ君今日もかっこいい！」

シャノン「あーあせっかく
仲良くなれたと思ったのに。
クラスの女子たちのせいで
話しかけづらいんだけど」

みゆう「なんか睨んでる人がいるｗｗｗ」

クラスの女子「あはは」

彼女は、一軍女子のみゆう。
男子からも女子からも人気。

みさき君と
付き合ってるという
噂も流れている。

シャノン（絶対仲良くなれないよ((涙))）

・＊。・　放課後　・。＊・

シャノン「今日もよろしく」

みさき「よろしく」

みさき「あのお、、」

シャノン「ん？　どうした？」

みさき「いやあ。
失礼かもしれないけど
俺ら全然話してなくない？」

シャノン「う、うん」

私は、胸の奥がザワザワした。

みさき「ごめん。
なんか変な空気になったね」

シャノン「何して欲しい？」

みさき「なんでもいい」

シャノン「なんもして
ほしくないんだね。
私、もう帰る。バイバイ」

みさき「待っ、、」

シャノン「はあ。
なんか気まずくなっちゃった」

・＊。・　家政婦最終日　・。＊・

私は、気まずい中
毎日みさき君の家に行き
手伝いをした。

でも、目玉焼きを作るか、
何もせず帰るだけ。

基本的よろしく以外は
何も話さない。

シャノン「よろしく。
今日で最終日だね。
もう最後になっちゃった」

みさき「・・・」

シャノン「最後だし、
本当になんかやって
欲しいことってある」

みさき「あるよ」

シャノン「なんなの？」

みさき「俺の、、」

シャノン「？」

私は、彼の考えてることが
わからなかった。

彼は、何がいいたいのか。

彼は、私のことが嫌いなのか。

何もかもわからなかった。

みさき君が、
大きく息を吸った。

そして、、

みさき「俺は、お前が好き。
シャノンが好きなんだ」

シャノン「えっ。なんで私？」

みさき「俺、お前のこと
ずっと前から好きだった。
シャノンがうちの家政婦に
なってくれて
もっと好きになった」

みさき「シャノンの気持ちは？」

シャノン「わ、私も好きです」

みさき「俺の彼女
いや、ずっと俺の家政婦で
いてください」

シャノン「はい」

こうして私はずっと
みさき君の家政婦で
いれることになりました。

＊ｅｎｄ＊