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CAST伊藤 沙音伊藤 沙音

作者:にこるん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.05.30

― 夏 ―





夏には
大きなイベントが
開催される。





それは、、、





ヒマワリ姫。





笑顔や元気がいっぱいの
女の子を決めるイベント。





イベントは、3日後。





優勝したら
1番かっこいい男の子、
八神リョウスケくんとデート。





申し遅れましたっ!!





伊藤シャノンですっ!!





ごく普通の女の子。





シャノン「出てみたいなぁ~。
ヒマワリ姫」





ミユウ「シャノンならかわいいし、
優勝出来るんじゃない?」





シャノン「けど、
私より全然かわいい子
いっぱいいるしな」





ミユウ「だって!
八神リョウスケくんと
デートだよ!?」





シャノン「うん。
それはいーけど。。」





ミユウ「まぁ~出てみれば??」





シャノン「うーん。
どーしよぉ」





ハルト「出てみれば~??」





これは、ハルト。





幼なじみなんだ。





シャノン「うーん。
みんなが言うなら。。。
出てみようかな!!」





ミユウ「うん! がんばれ!!」





ハルト「俺も協力するよ」





ミユウ「私もー」





シャノン「みんな!
ありがとう!」





よぉーし!
がんばろう!!















*・*・・・*・・・*・*





1日目は、服選び。





ミユウは用事があって
来れないみたい。





なので、
私とハルトだけ。





男子と出かけることって
あんまりないから
ドキドキするなぁ~。





ハルト「この服、かわいくない?
シャノンに合いそう」





シャノン「かわいい!!!!
着てみてもいい?」





ハルト「おう」





わ。似合わないかも。





シャノン「ハルト・・・
合わないよね?」





ハルトは
後ろを向いてしまった。





シャノン「ハルト?」





私はハルトの顔を
のぞいた。





すると、
顔が真っ赤だった、





ハルト「それは、ズルいだろ・・・」





シャノン「へ?」





ハルト「似合いすぎだって!」





たぶん私の顔も
赤いと思う。





私のドレスは
これにした。





薄い黄色とピンクが
混ざっているドレス。





シャノン「ふぅ~。
買ったねー!
どっかで休まない?」





ハルト「おー」





ハルト「俺、なんか買ってくる」





シャノン「あ、ありがとう!!
お金・・・」





ハルト「いらない」





シャノン「へ? でも・・・」





ハルト「いーの」





シャノン「う。うん。
ありがとう!!」





ハルト、やさしいなぁ~。





ちょっと好きかも!





なんてないよね!!





シャノン「今日はありがとう!!
じゃ!!」





ハルト「またなー」















*・*・・・*・・・*・*





2日目は、レッスン。





まずは高いヒールを履いて
50メートルを歩く。





この日は、みんないる。





ハルトは
よく分かんないようで
ベンチで見ている。





グラッ。





歩いているとき、
世界が斜めになった。





ドサッ。





けど、地面に
当たった感じがない。





ハルト「はぁ・・・」





シャノン「ハルト!!
ありがとう!!」





シャノン「てか、だいじょうぶ??」





ハルト「あぶねぇだろ!!
けがは?」





シャノン「ない・・・」





ハルト「良かったぁ~」





ハルト、やっぱり
やさしいな。





好きかも!





てか、好きだ!!















*・*・・・*・・・*・*





3日目は、メイク。





けど、朝から
コンテストだから
早めにメイク。















*・*・・・*・・・*・*





コンテスト当日。





ハルト「がんばれよ」





ミユウ「がんばって!!」





ハルト「俺、席取ってくる」





ミユウ「シャノンって
ハルトのこと、好き?」





シャノン「へっ??
な、なんで知ってるの?」





ミユウ「見てれば分かるよ~。
シャノン、分かりやすすぎ!」





シャノン「マジか。」





ミユウ「1番好きな人は?」





シャノン「・・・・・」





私は小さな声で言った。





ミユウには
聞こえたみたい。





「ヒマワリ姫コンテスト
始まります」





シャノン「じゃ!!
行ってくる!」





ミユウ「がんばれー!」















*・*・・・*・・・*・*





「エントリーNo.2、
伊藤シャノンさん」





ウォーキングは
上手く出来たみたい。





「次は、自己紹介です」





「No.2、
伊藤シャノンさん」





シャノン「伊藤シャノンですっ!!!
得意なことは!
笑顔ですっ!!笑」















*・*・・・*・・・*・*





「優勝者は。。。
No.2、伊藤シャノンさんですっ!!
選ばれた理由は、
得意なことは、笑顔と言うところと
みんなを笑わせたところです!」





へ????





シャノン「あ、ありがとうございます!!!」





「優勝者には・・・」





?「待って!!」





?「俺は、ハルトです!!
俺。。。
シャノンのこと、好きです!!」





シャノン「へ???? う、うそ!!」





ハルト「シャノンの答えは?」





シャノン「私も!
私も好きです!!」





ハルト「え???」





ハルトは、びっくりした顔を
していた。





「おめでとうございます!!」





ミユウ「おめでとー!!!」





私たちの恋は
夏に始まった。





夏の暑い日射しと共に。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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