松尾、可愛いくなりたい！

CAST松尾そのま

作者：ことらぶ

2024.09.21

私、松尾ソノマ。
私は可愛いくなりたい！

実は私、好きな人がいる。
そう、今井ハルト。

でも、今の陰キャ・女子力ない
私が付き合えるはずない。

リリカ「あんた、可愛いねー？」

リコ「いやいやいやー」

そう。私の憧れ
崎浜リコちゃんに
教えてもらいたい！

ソノマ「り、リコちゃん！」

リコ「あ！
ソノマちゃん！」

ソノマ「あの！
なんでそんなに
可愛いくなるのか
教えてください！」

リコ「いいよー！」

・＊。・　休み時間　・。＊・

リコ「なんで
可愛いくなりたいの？」

ソノマ「私、好きな人がいて、
でも、今の陰キャな私じゃ
付き合えないと思って
憧れのリコちゃんに教わりたくて」

リコ「なるほど・・・！
うれしい！」

ソノマ「え？」

リコ「私もソノマちゃんみたいな
陰キャだった！
でも、憧れの葉山ワカナに
可愛いくしてもらって
今の私がいる」

ソノマ「わ、ワカナちゃん!?
会ったの？」

リコ「うん。だから私も
こうゆう立場に立ててうれしい！」

ソノマ「そうだっんだ」

リコ「うん。じゃあ早速
可愛いくしていくね！」

（リコがソノマに
可愛いくなる秘訣、
メイク、ヘアアレ、
オシャレを教える）

リコ「よし！　できた！
鏡見てごらん」

ソノマ「か、可愛い・・・」

リコ「思いっきり可愛いよ！」

ソノマ「私、こんなに
可愛いくなったの初めてで、
ど、どうしよう・・・」

リコ「大丈夫！
私も不安だったけど、
可愛いくなりたいんじゃなかった？
昨日より可愛いソノマになったよ」

ソノマ「リコちゃんに救われた」

・＊。・　次の日　・。＊・

ハルト「あれ？　ソノマ？
雰囲気変わったね！」

ソノマ「あ、あ、うん」

ハルト「あとでちょっと
来てくれない？」

・＊。・　放課後　・。＊・

ハルト「俺、実は前から
ソノマが好きだった。
でも、いつ告白するか
分かんないでいた。
だけど今、努力して。
付き合ってください」

ソノマ「実は私、なんで
変わったかというと、
ハルト目的で！
今まで、こんな私じゃって
思ってました。
でも、昔から好きだったなんて。
付き合ってあげますよ！」

ハルト「ありがとう！
俺ねらいだったの!?」

ソノマ「うん！」

リコ「あ！　ソノマ！
ハルト好きだったの!?」

ソノマ「うん。ありがとうね」

リコ「いえいえー！
良かったね！」

リコとソノマは
親友になっていた。

ワカナ「あらー！
リコー！」

ソノマ「ギャーギャーー
わ、わかなさんだぁー!?」

リコ「あ！　ワカナ先輩！」

ワカナ「お！　もしや
リコも私みたいな!?」

リコ「そう！」

ワカナ「可愛いじゃない！
ソノマ！」

ソノマ「な、なんで私を
知ってるの？」

ワカナ「あんたリコと同じ
学校一美女に選ばれてるからよ」

ソノマ「そうなの？」

リコ「努力してよかったね！」

ワカナ「ソノマ。
これからソノマみたいに
可愛いくなりたい子が
聞いてくるかも。
だから、教わったことは
ちゃんと伝えるのよ！」

ソノマ「はい！　分かりました！」

ハルト「ソノマー！」

ソノマ「あ！　ハルト！」

ハルト「今日一緒に帰ろ！
リコもワカナ先輩も！」

放課後、仲良く４人で帰った。

＊おしまい＊