バスケが導いたアオハル

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:めろん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.09.15

私、バスケ部の松尾そのま!!





1週間後に、ニコラが学園で
他校と試合があるので、
頑張って部活をしています!







・*。・ 練習試合中 ・。*・





ドンドンドン





審判「残り10秒だよ」





くるみ「そのまシュート!」





そのま「えいっ」





ゴーン、ピー





そのま「あ~くやしい~」





くるみ「おしかったね」





そのま「ありがとう!
でも、もっと練習が必要だね」





くるみ「それならさ、
明日休みだし、
練習しにいかない?
はるとも誘ってさ~」





そのま(ドキッ)
「うん、いいね」





(明日こそ、はるとを
振り向かせるんだ!)





そう、私は今、
はるとに恋をしています!













・。・:・°・。・:・°・。・:・  次の日  公園のバスケットゴールで ・。・:・°・。・:・°・。・:





くるみ「よしっ、練習しよっか!」





そのま「って、あれ!?」





はると「りょうすけじゃね?」





りょうすけ(ドンドンドン
パっ、グルグル、ストッ)





そのま(入った!)





そのま、はると、くるみ(パチパチパチ)





りょうすけ「えっ!
いつから見てたの?」





はると「ついさっきから。
ていうかさー、
バスケすごいうまいな~」





りょうすけ「本当に?
ありがとう」





そのま「私たちにも、
教えてほしいな~」





くるみ「私も教えてほしい。
りょうすけさえ良ければだけどー」





りょうすけ「全然いいよー
いっしょにやろ!」





そのま「いきなりだけど、
シュートのコツ
誰か教えてくれない?」





はると「オ、オレがぁ」





りょうすけ「オレが教えるよ」





そのま「ありがとう!
向こうでやろっか」





そのま「私、斜めからのシュートが
苦手で・・・」





りょうすけ「分かる~難しいよね。
四角の的に当てるのを意識してみて」





そのま「うん、分かった」













・*。・ くるみとはると ・。*・





くるみ「はるとは、そのまを
誘おうとしたのにね~
あーあ」





はると「なんだよ!」





くるみ「好きなんでしょ。
そのまのこと」





はると「そうだけど。
なんか、あの2人
いい感じの雰囲気だし」





くるみ「そうだねー
でも、このままだと
りょうすけに
取られちゃうよー」





はると「うん。
ちょっと焦ってる。
くるみ、
どうすればいいと思う?」





くるみ「んーもう少し
ガツガツ攻めなよ」





はると「分かった。
頑張ってみるわ」













・*。・ そのまとりょうすけ ・。*・





そのま「えいっ」





ゴーン





りょすけ「おしい!
投げた後の手を
きれいにそろえて」





そのま「うん! えいっ」





グルグル、ストッ





そのま「やった~!」





クルッ





そのま「はると、入ったよ」





はると(ドンドンドン
パッ、ストッ)





はると「いぇーい! 入ったー」





くるみ「えーこれで、
同点になっちゃったー」





そのま「・・・」





りょうすけ(チラッ)「そのま?」





そのま「あっ。何?」





りょうすけ「次は、4人で
何かしよっか」





そのま「うん」





りょうすけ「はると、4人でやらねー?」





はると「いいよ」





くるみ「じゃあ、2対2をしよう!」





はると「じゃんけんで
チーム分けをしよう」





はると(トントン)





そのま「ん?」





はると「オレ、
そのまと同じチームがいい。
だからいっしょに、
チョキだそう。
別に嫌ならいいけど」





そのま(キュン。
はるとがそんなこと
言うなんてめずらしい~)





そのま「なにそれ~」





みんな「最初はグー
じゃんけんポン!」





そのま、はると「勝ったー」





そのま「私も、はるとと
同じチームがいいよ!」





りょうすけ「これで、決定!
さきに10点取った方が勝ち。
よーい始め!」













・*。・ 10分後 ・。*・





そのまチーム7点
くるみチーム6点





りょすけ(ドンドンドン
パっ、ストッ)





りょすけ「やった!
これでオレたち8点目~」





はると「オレたちも負けてられね~」





そのま「はると、パスちょうだい」





はると「ハイッ!」





そのま(ドンドンドン)





はると「そのま、シュート!」





そのま(3ポイントシュート、
入らない気がする。
でも・・・)





そのま「えいっ」





グルグルストッ





「入った~」





くるみ「そのま、すごーい!」





はると「オレたちの勝利だな」











・*。・ 練習終わり 帰り道 ・。*・





はると「もう少しで試合だな。
応援してるよ!」





そのま「ありがとう。
でも、勝てるかなー・・・」





はると「大丈夫だよ。
だって今日、めちゃくちゃ
上達したじゃん」





そのま「はるとがそう言うなら
いける気がする」





はると「うん」





そのま「あと、チーム決めの時
いっしょのチームになりたいって
言ってくれて、うれしかった」





はると「(照)
勇気出して
伝えてよかったよ」





そのま「次は私が、勇気を出して
はるとに伝えられるようにするね」





はると「うん」





そのま「試合見に来てくれる?」





はると「もちろん」













・*。・ 試合当日 ・。*・





そのま「はると、
まだ来ないな~」





くるみ「なんでだろうねー」





今日の試合は、
3つの学校を相手に、
1チーム2回試合をする感じだ。





くるみ「もう少しで、
私たちの試合が始まるよ。
準備しよう」





そのま「うん」





そのま(はると、来るって
言ってたのにな・・・)





みんな(おねがいします!)





ピー











・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・





みんな「ありがとうございました!」





無事に私たちのチームは、
大差をつけて勝った。





くるみ「次のチームは、
とても強いプレーをするって噂だよ」





そのま「大丈夫かな」





くるみ「結構手ごわいだろうね。
まだ、はるとは来てないの?」





そのま「うん。
何かあったのかなー」





くるみ「じゃあ、
はるとのお姉ちゃんに
聞いていみたら?」





そのま「あー、
そうしよっかな」





(はるとのお姉ちゃんは、
実はバスケ部の先輩なんだ)





「こはな先輩に
聞きに行ってくるね」





くるみ「分かったー」





そのま「あの、こはな先輩!」





こはな「そのまちゃん、
何かあった?」





そのま「はるとのことで
聞きたいことがあって。
試合見に来てくれるって
言ってたんですけど・・・
まだ来てないから・・・」





こはな「あれ?
はるとから聞いてない?」





そのま「何をですか?」





こはな「はるとは今日、
野球の試合なんだよー」





そのま「えっ!」





こはな「多分、
LINEきてると思うよ」





そのま「分かりました。
ありがとうございます!」





(LINE見てみよ)





はると「ごめん。
今日、野球の試合だった。
途中から、見に行くね。
そのま、試合頑張って」





そのま「(キュン)
はるとも今、
頑張ってるんだ!
私も頑張ろう!」





ピー





みんな「おねがいします!」





そのま「こはな先輩、えいっ」





こはな「ナイスパス!
くるみ、えいっ」





くるみ「えいっ」





ゴーン





そのま「ドンマイ!」





こはな「えいっ」





グルグル、ストッ





そのま「ナイショ!」
↑ナイスショットの略













・*。・ ○分後 ・。*・





くるみ「えいっ」





グルグル、ストッ





そのま(すごい!
くるみも、こはな先輩も入れてる!
私も頑張らないと)





相手チーム





ストッストッストッ





そのま(相手が強すぎる。
こんなにきれいにシュートを
次々と決めていて・・・
点差は8点、どうすれば・・・)





そのま「もう、無理かも」





はると「そのまー、頑張れー!」





そのま「はると!
(来てくれたんだ!)」





「よしっ! えいっ!」





グルグル、ストっ





くるみ「やったね!
ナイスそのま!」





こはな「点数が近づいてきたよ。
もう少し!」





そのま(今、ニコラ学園は22点、
相手のチームが24点。
でも、残り時間5秒。
ボールを受け取って、
すぐ3ポイントシュートを打たないと、
逆転はできない)





こはな「そのま!」





シュ





そのま(キャッチ)





こはな「いけー!」





そのま「えいっ!
(斜めからのシュートは
苦手だけど・・・)」





不安に思いながらも、
チームの貢献のために、
3ポイントシュートを打った。





グルグル、ストッ





ピー





みんな「ありがとうございました!」





そのま「やった~! 入った~」





くるみ「めちゃくちゃ
かっこよかった!」





そのま「ありがとう」





くるみ「行ってきなよ。
はるとのところ」





そのま「うん」





トコトコトコトコ





そのま「はると!」





はると「そのま、
試合逆転勝利
おめでとう!」





そのま「ありがとう!
見に来てくれてうれしかった」





はると「(照)
それは、よかった」





そのま「私、今日のバスケの試合で
少し、自分に自信がついた。
だから勇気をもって、
はるとに気持ちを伝えようと思う」





はると「うん」





そのま「いつも優しい
はるとのことが好きです」





はると「オレもそのまが好きだよ!」





そのま、はると(笑)





そのま「これからも
バスケ教えてね~」





はると「もちろん」







*End*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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