いつでも、どこでも

CAST松尾そのま

作者：やのの

2024.02.19

私は松尾そのま、
中学１年生！

チラ、
こっちはおさななじみの
リョウスケ、

幼稚園の頃から
同じクラス!!

なんだけど・・・

実はリョウスケが
転校するみたいなの!?

だから、思い出づくり
一緒にしたいけど───・・・

ヒマリ「リョウスケ～!!
こんど遊ぼー」

リョウスケ「いいよー」

みんなから人気でモテモテだし
一緒に遊ぶとかなんて
無理なんだろうな・・・

それに最近
あんまり緊張して
話せないし・・・

・＊。・　スマホ部　・。＊・

かいら「どーしたの？
ソノマ、最近元気ないよ??」

こはな「なんか寂しそうだよね～・・・」

ソノマ「実は、、
幼馴染が転校しちゃうんです」

かいら「それは悲しいね」

こはな「じゃあたくさん
話したりするしかないよね、」

ソノマ「それで、私
思い出づくりとか
一緒にしたくて・・・
だけど、そんなに話せなくて───」

かいら「そっか、緊張するよね。
でもさ、せっかくなら
メールでも送ってみたら!?」

ソノマ「確かに!!　メールかー
ありがとうございますっ、！」

こはな「あそべる??　とか
聞いてみるといいかもね!!
自分の気持ちを素直に伝えてさっ」

『リョウスケへ
最近話せないよね!?
転校しちゃうみたいだし
昔みたいに遊んだり
思い出づくり
一緒にしてみたいなって思うの!!
もしリョウスケが、よければ・・・！』

送信、えいっ

・＊。・　夜　・。＊・

『そのまそれ、いいね
久しぶりに話したりもしたいしね』

ドキッ

返信きたーー

なんか胸が高鳴る
気がする・・・!!

なんだろう、
嬉しいのかな！

ソノマ『じゃあさっそく
土曜日とかあいてるならさ、
もう時間とかあんまないと思うし
早めに遊ぼうよ!!』

リョウスケ『そうだね』

・＊。・　土曜日　・。＊・

ソノマ「あ、リョウスケーー
ごめん待った??」

リョウスケ「ううん、全然だよ」

ソノマ「ショッピング楽しみ～～」

リョウスケ「これよくね??
ソノマに似合う」

ソノマ「なにこれーー笑笑
へんなメガネ～」

でも、なんか、嬉しい・・・！

リョウスケ「これ、懐かしいだろ。
昔ソノマ被ってたもんなよく。
この麦わら帽子
お気に入りだったんだろ」

ソノマ「よく覚えてるね!?、」

リョウスケ「だって、好きだから///」

ソノマ「え・・・っ!?」

リョウスケ「付き合ってくれない？
ずっと昔から好きでした、」

ドキっ

この気持ちは
もしかして・・・!?

ソノマ「はいっ、
私も好きみたい!!笑」

リョウスケ「なんだよ、
みたいって～笑笑」

リョウスケ「もう転校すると思うけどさ、
スマホがあれば
メールだってできて
会う約束だってできるし
電話だって毎日出来るな！」

ソノマ「毎日・・・」

リョウスケ「ごめん、嫌なのか??」

ソノマ「いや、嬉しくて！、」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

コハナ「幼馴染の子
転校しちゃったんだよね!?」

カイラ「思い出づくりどうだった??」

はると「そんなことしたんだー
さすが！、」

ソノマ「すっごくよかった、!!
みんな、ありがとう!!」

ふたば「私は何もできなかったけど
これからのそのまちゃんの恋
応援してる!!」

はると「遠距離でも２人なら
きっと大丈夫だな!!」

コハナ、カイラ「うん!!」

『ねえ、リョウスケ
今日もたくさん素敵なことあったし、
みんなにりょうすけとのこと
応援してもらえたんだよ！、
リョウスケもそっちの学校でも
頑張って!!　大好き』

『そのま、俺もだよ。
電話していい??』

・＊。・　電話で　・。＊・

ソノマ「リョウスケ、
ほんとに、大好きだからね」

リョウスケ「会えなくても
俺もずっと大好きだから」

たとえ会えないとしても
スマホがあればきっといつでも、
どこででも。

＊ｅｎｄ＊