恋の警察官 VS 恋心の怪盗

CAST松尾そのま

作者：まこるん

2024.03.30

私の名前は、そのま！
元気いっぱい中学２年生！

今は、ニコラ学園に
向かっているところなの！

突然だけど、私には
誰にも言えない秘密があるの。

それは・・・
恋の警察官をやっていること！

恋の警察官とは、
恋心の怪盗によって奪われた恋心を
取り戻す活動をしている
警察官のことだよ！

しゃのん「おはよ～、そのま！」

この子は、大親友の
しゃのん。

私が恋の警察官をやっていることを
知っている、ただ１人の存在なんだ！

しゃのん「最近、恋の警察官の仕事は
どうなの？」

そのま「この前は、恋心を奪われた
男の子を助けたの！」

しゃのん「すごいじゃん！
さすがそのま！」

そのま「それほどでも～！」

はると「おはっ！　そのま！」

そのま「おはよ～、はると！」

この子は、はると。
私がひそかに恋をしている相手なの。

学校一のイケメンで、
毎日やさしく接してくれるの。

はると「今日のテスト、緊張するね」

そのま「私も！
お互いがんばろうね」

うれしい！
はるとくんと朝から話せた！

それを見たふたば
「私のはると君なのに（怒）
どうにかして、はると君と
付き合いたい！」

・＊。・　次の日　・。＊・

そのま「おはよー、しゃのん！
今日は、理科のテストがある日だね！」

しゃのん「おはよ～、そのま！
理科のテスト
頑張らなきゃだよね」

そのま「あっ！　はるとが来た！」

しゃのん「そろそろ告白しちゃえば!?
もう２年間も片想いしてるでしょ？」

そのま「もうちょっとアピールしてから
告白する！」

しゃのん「がんばっ！」

そのま「おはよ～、はると！
理料のテスト勉強してきた？」

はると「・・・」

えっ・・・ガン無視？
何かしちゃったのかな？

しゃのん「何今の（怒）
さすがにひどくない？」

そのま「うん・・・」

ふたば「おはよー！　はるとくん/////」

はると「おはよ～、ふたばちゃん/////
今日もかわいいね/////」

今、ふたばちゃんが私を見て
笑っているのが見えた。

胸がズキズキする・・・

私にいつも優しく接してくれた
はるとは、どこにいったの？

どうして、どうしてなの？

私は、悲しくて
教室を飛び出してしまった。

しゃのん「待って！　そのまー!?」

・＊。・　放課後　・。＊・

結局そのまま
学校サボっちゃったな。

でも、はるとはなんで急に
私を無視するようになったんだろう。

ピロピロッピロピロッ
（電話がかかってくる音）

そのま「あっ。恋の警察本部からだ！
なんだろう？」

恋の警察本部「司令です。
はるとさんが
恋心の怪盗ふたばさんにより、
恋心を奪われたことが判明しました。
直ちに、はるとさんの恋心を
救出してください」

はるとが
恋心を奪われたの!?

ふたばちゃんが恋心の怪盗って、
どういうこと!?

それより、そんなこと考えてる
場合じゃない！

はるとを助けなきゃ！

そのま「はるとたち発見！」

ふたば「はると君、
いつ見てもかっこいい～/////
特に顔が！
顔がめちゃくちゃタイプ/////」

はると「ふたばちゃんも
可愛いよ/////」

そのま「恋心の怪盗ふたばちゃん！
そこまでよ！
恋の警察官そのまが
はるとの恋心を取り戻すわよ！」

・。・:・°・。・:・°・°・
。・ほわわわ～ん（恋心を戻す）・。・
:・°・。・:・°・

はると「なんで俺は
こんなところに
ふたばちゃんといるんだ？」

ふたば「ああーん！
もうこうなったら直接告白よ！
はるとくん、好きです！
私と付き合ってください！」

はると「ごめん！」

はると「俺、そのまが好きなんだ！
そのま、付き合ってください」

そのま「はい！
私もはるとのことが
大好きだよ/////」

そのま・はると「「両想いだったんだね/////」」

「「ハグ/////」」

ふたば「今までごめんなさい、
恋心の怪盗は、もうやめます」

そのま「もういいよ！（にこっ！）」

ふたば「はるとはもういい、
あきらめた」

ふたば「新しい恋に向けて頑張るぞ！
次は、学校いちスポーツ万能な
男の子をゲットするぞー！
私は、恋心の怪盗ふたば。
今度は絶対負けない！」

＊次の日にそれを知ったしゃのん＊

しゃのん「さすが、そのまだね！
今度は私の恋も応援してね！
末長くお幸せに～」

～終わり～