恋が叶った図書室

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:そのまちゃん大好き女子ちゃん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.08.16

私、松尾ソノマ。
三度の飯より
読書が好きな中学2年生!





そして、となりを
歩いているのが
大親友のリリカだよー!





話は変わるけど
今、あることで
悩んでいるんだけど・・・





ソノマ「ねぇリリカ、
恋ってどういうものなの?」





そう、私は
恋がどういうものか
まだわからない。





リリカ「ソノマ突然どうしたの?
うーん・・・
例えば好きな人が
他の女子と話していたら
モヤモヤしたりとか?」





うーん、よくわからないけど
そういうことか・・・





リリカ「まぁソノマも
恋したらわかるよ~」





ソノマ「そっかー。
恋をしたら、か・・・」





ミサキ「ソノマたち、おはよ!」





ソノマ・リリカ「岬おはよ!」





リリカ「あっチャイムだ!
いそご!」





ミサキ・ソノマ「うん!」





その時の私は
思いもしなかった、





ミサキのことが
好きになることを─────













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





キーンコーン





ソノマ「休み時間始まった!
ミサキ!
図書室いこ!
あれ? いない。
先にいったのかな?」





ソノマ「図書室とーちゃく!
あっミサキいた!
あれっ、隣に誰か─────」





ソノマ「っ!」





ミサキの隣にいた人を
見た瞬間、私は息のんだ。





ミサキの隣にいたのが
リリカだったから─────





気づいたら私は
走り出していた。





ミサキとリリカが
話している姿を
みたくなかったから─────





って、なんで私
こんなにモヤモヤしてるの?





その瞬間、私は立ち止まり
私はリリカが言っていたことを
思い出した。





『好きな人が他の女子と
話していたらモヤモヤしたり』





あっ、そっか。





私はミサキのことが
好きだということ、





わからなかった恋という感情を
初めて理解したんだ!





図書室に戻ってミサキに
この思いを伝えたい。





私は、図書室に向かって
走り出した。





ソノマ「あっ、リリカ」





目の前に、リリカがいた。





私はリリカの両肩をつかみ
こういった。





ソノマ「ありがとう、リリカ!!
リリカのおかげで
大切なことがわかった!





リリカ「? うん!」





ガラッ





ソノマ「ミサキ!」





ミサキ「ソノマ!?」





ミサキは驚いた顔をしたけど
すぐ何かを決意したような
顔をした。





ソノマ・ミサキ「あのさ!」





言いはじめがかぶったから
2人で笑った。





よしっ





ミサキ・ソノマ「好きです!」





えぇーー!!?
私は心の中で大絶叫。





ミサキ「ソノマ、
ずっと好きでした。
付き合ってください!」





ソノマ「っ!
はい、よろしくね!」





リリカ「2人とも~
おめでとう!」





ソノマ「リリカ!?」





ミサキ「実は、リリカが
協力してくれたんだよ!」





ソノマ「そうだったんだ!
ありがとう」





私達は3人で
笑いあったんだ。





恋が叶った図書室で─────







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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