悪くないじゃん

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:ほの

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.02.17

私はソノマ、中学1年生。
私はスマホが大っ嫌い、





だって、小学生の頃
友達と公園で遊んでる時に
みんなスマホいじり出して、
私のことほったらかしにしたんだよ。





それから、
私はスマホが嫌い!





そんなある日、
ある先輩に呼ばれたんだ。





でも、1人で行くのは
怖かったから
ふたばについてきてもらったの。





私を呼び出したのは
ハルト先輩だった。





「先輩なんですか」





「実はソノマちゃんに
スマホ部に
入って欲しいんだ!」





えっ、えー、
なんでよりによって
スマホ部なの、





そんな時。





「ちょっと、ごめんなさい。
ソノマはスマホ部には
入りません。
ソノマ、スマホが嫌いなんです」





ありがと、ふたば~!





「じゃ、俺がソノマちゃんに
スマホの良さを教えてあげる!
だから、1ヶ月のお試し入部で、
どうかな?」





お試しって、、
でもなんか、ふたば
ワクワクしてるし、





「じゃあ、わかりました。
1ヶ月だけですからね」





「よっしゃー」





「スマホ部にいらっしゃーい」





「私たちはスマホ部の、
カイラ、アンジ、コハナ、
3人仲良し!
アイラブスマホ!」





げ、元気な先輩。





でも、スマホの何が
いいんだろう、





「よ、よろしくお願いします!」





私がスマホ部に入って
1週間くらい経った頃、
急にアンジ先輩が、





「LINEを使えば
直接話しにくいことも
話せるようになるよ!
好きな人とかとも!」





「急になんですか!?」





「ソノマちゃん、
好きな人いる?」





「いないですけど」





「そっか~」





急にどうしたんだろう。
その時。





「ねぇ、ソノマちゃん、
ちょっといい?」





「あ、今行きます!」





「あのさ、
スマホ使い始めてから
LINE始めたじゃん。
LINE交換してくれない?」





「いいですけど」





その日の夜、私はずっと
ハルト先輩とLINEをしていた。





でも、急にLINEが
途切れた。





私はドキドキしながら
返信を待った。





そのことを
ふたばに話した。





そしたら、





「ソノマ、先輩のこと
好きなんじゃない!
てか、好きなんだよ!」





そうなのかな、
そんな時LINEが、





「返信遅れてごめんね。
明日放課後
部室に来てくれる?
話したいことがあるんだ」





「わかりました」





なんだろ、急に。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





次の日の放課後。





ドキドキして、
部室へ向かった。





「話ってなんですか?」





「実は、ソノマちゃんの
ことが好きだ!
よかったら俺と
付き合って欲しい!」





えっ、嘘でしょ、





こんなにドキドキしてるって、
私、ふたばの言う通り
先輩のこと好きなんだ!





「はい! よろこんで!」





「2人ともおめでとう~」





えっ、ふたばに
先輩たち!





「やっぱり
両思いだったね~!」





「そうですね」





「ふたば、知ってたの!?」





「まぁーね、」





ふたばが、
これでもかってくらいに、
ニヤニヤしていた。





私とハルト先輩が
お付き合いできるようになったのは、
スマホ部に入ったことが
決め手だったのかもね、





スマホ悪くないじゃん!







*end*

Like

この物語に投票する

松尾 そのまが主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!