ミスコンで恋が実る?!

CAST松尾そのま

作者：ひとこ

2023.10.17

こんにちはー！
私、松尾そのまって言います！

ニコラ学園に通う、
中学１年生です！

実は私・・・
好きな人がいます！

２学年上のハルト先輩！

実は、入学式の翌週に
廊下でぶつかっちゃったときに・・・

ドンッ！

ソノマ「きゃぁ！」

ハルト「ごっ、ごめん！
ケガしてない？」

ソノマ「は・・・はい！
大丈夫です！」

ハルト「良かった。じゃーね」

ソノマ「あっ！　はい！」

一目ぼれだった。

爽やかな笑顔がかっこよくて、
いつの間にか目で追ってた。

好きなんだなって
気づいたの。

この気持ち、
大切にしたいって思ってる。

・＊。・　ハルトside　・。＊・

ちーっす！
ハルトです！

実は俺、好きな子
できたんだよね。

２学年下の、
松尾そのまちゃん。

マジで一目ぼれ。

廊下ですれ違ったときに
ぶつかって、
運命だと思った。

透明感のある可愛い笑顔、

気づいたら目で追ってた。

俺は、自分で言うのも
なんだけど、結構モテる。

でも正直恋愛とか興味ないし、
彼女も作ったことない。

でも、そのまちゃんに出会って、
初めて手に入れたいって思った。

・＊。・　ソノマside　・。＊・

ヒナノ「ソノマ、おはよー！」

ソノマ「あ！　ヒナノ、
おはよー！」

この子は、中学入って
初めてできた友達！

すっごくスタイルよくて、
美人さんなんだー！

あ、ちなみに、ヒナノは
私の好きな人知ってるよ（照）

ヒナノ「もうすぐ
校内ミスコンあるねー」

ソノマ「ね！
お互い頑張ろうね！」

この学校には、
年に一回ミスコンが行われて、
優勝者には食堂のアイスクリーム
いくつ食べても無料券が
もらえるみたい（笑）

クラス代表ってことで、
私とヒナノが
出場することになってる！

ソノマ「コスプレきまったー？」

ヒナノ「私はK-POPアイドルの
コスプレ！」

ソノマ「絶対似合うよー!!!
私は、清楚ガーリーでいく！」

ヒナノ「イメージにぴったり！
楽しみだな－」

ソノマ「ね！」

・＊。・　ハルトside　・。＊・

どうやらミスコンに
そのまちゃんが出るらしい。

絶対可愛いじゃん！
絶対見に行く！

・＊　ミスコン当日そのまside　＊・

はー。緊張する－！

てか、私の前ヒナノだし！
余計不安だよー。

司会「ただいまより、
ニコラ学園、ミスコンを
開催します！」

他のクラスの子から順に、
ランウェイを歩いていく。

みんな可愛いな！

あ、次ヒナノの番だ！

ソノマ「やっば！
ヒナノ可愛すぎでしょ」

スタイル良いから、
ランウェイだと
美脚がより目立つ！

ファッションも
ヘアメイクも完璧！

拍手が他の子とは
雲泥の差だよ！

って、次私の番じゃん！
がんばろ！

ひぇー！
人めっちゃいる！

でも、練習と同じように
可愛く見えるように歩く！

ハルト「そのまちゃーん！
可愛いよー！」

えぇ！
ハルト先輩！

赤面になる前に
ハルト先輩に
ウインクしといた。

拍手もいっぱいもらえたし、
あとはランキング見るのみ。

司会「第３位、ミサキさん」

司会「第２位、ヒナノさん」

ヒナノおめでとー！

司会「第１位、ソノマさん」

えぇ！　ウソでしょ?!
うれしい！

食堂のアイス食べ放題だ！

・＊。・　終わった後　・。＊・

ハルト「そのまちゃん、
おめでとう！」

ソノマ「ありがとうございます！
先輩の応援のおかげです！」

ハルト「え?!　まじ！」

ソノマ「はい！」

ハルト「あのさ、１つ
話きいてもらってもいい？」

ソノマ「はい！」

ハルト「俺、そのまちゃんのことが好き。
俺と付き合ってください」

ソノマ「はい！
私も好きです！」

ハルト「まじ！　よっしゃー！」

ソノマ「笑笑」

ミスコンで恋が実りました！

とーってもうれしいです！

＊ｅｎｄ＊