陸上部初の恋はどこから？

CAST松尾そのま

作者：uki

2024.02.15

私、松尾そのま。
この春、姉のふたばと一緒に
ニコラ学園に転校してきた。

ニコラ学園には
様々な部活がある、

ちなみに今日は、
ふたばの同じクラスの
こはなちゃんから
イケメンがいると聞き
陸上部の体験に行くことになった。

そのま「あ～ほんとに楽しみ！」

実際にふたばと行って見ると
髙橋快空先輩と池端杏慈先輩に
教えてもらった。

私の横で練習していたのは
イケメンと噂の今井暖大。

出会った瞬間
私は一目惚れして、
その後、部員として
正式に陸上部に入った。

しかし、こはなちゃんに
聞いたとおり
暖大先輩は誰がどこから見ても
カッコ良かった、
だからとても人気で
どこに行っても女子に囲まれていた。

しかし、私はどうしても
暖大先輩と付き合いたかった、

でも、私を好きになってもらうには
なにかアピールをしないと。

１回も話したことないし、
DMとかしたら話しやすそう、
でも私、スマホを持っていない・・・
あきらめるしかないかな・・・

でも、転校して初めて
好きになった人だから
どうしてもあきらめるわけには
いかない、

それから私は毎日
スマホを買ってもらえるように
必死にお母さんにおねだりした。

でも、お母さんはいつも
一定の料金をオーバーしたら
お小遣いで払えないからだめと言い、

私は、快空先輩と
杏慈先輩の元に相談しに行った。

すると２人とも
格安スマホにしてるよ～！　と。

格安スマホなら一定の料金を
オーバーしてもお小遣いで
払えるような金額だからいいよ！
とアドバイスをくれた。

私はなんとか
お母さんを説得し
スマホを手に入れた！

そして、念願だった
暖大先輩とのDMをした。

そして、ラインを
交換することに成功した！

そして、毎日必死に
アピールしてついに
好きな人を問い詰めてみた。

・ラインでのやり取り・

そのま「今日も部活楽しかった。
暖大先輩って、やっぱり
足早いですね～！」

はると「ありがとう～」

そのま「私、全然
はると先輩みたいに
カッコ良く走れなくて～」

はると「カッコ良く?!　嬉しい！
う～んっとねえ（アドバイス）」

そのま「突然だけど
好きな人あてゲームしましょ！」

はると「いいよ！」

そのま「同じ部活ですか？」

はると「はい」

はると「俺も突然だけどさぁ
実はさぁ、そのまなんだよね、
好きな人」

そのま「マジ!?　私も」

こうしてそのまは、
はるとと付き合うこができ
陸上部初のカップルとなりました～！

＊ｅｎｄ＊