Three years love Story

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:にこらぶ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.08.03

ソノハルカップル、
それは、今若い世代に
大ヒットしている
ティックトッカーである。





今回は、その2人が
付き合うまでのお話。







・*。・ 3年前 ・。*・





ソノマ「てか、もう中学生なの?!
早くない?」





ミユウ「だね~。
でもこれから3年間
思いっきり楽しもう!」





ソノマ「そーだね!
頑張ろう!」





ソノマ「えーっと、
私の席は~」





ハルト「俺の隣じゃない?」





ソノマ「ん? あなたは?」





ハルト「俺、今井ハルト!
仲良くしてね!」





ソノマ「うん!
よろしく!(ニコッ)」





ハルト(この子可愛いなぁ)













・*。・ 1週間後 ・。*・





先生「じゃあ授業始めるよー」





ハルト「先生ー、教科書
忘れちゃいましたー」





先生「じゃあ隣の人に
見せてもらって」





ハルト「教科書一緒に
見てもいい? ソノマ?」





ソノマ「も、もちろん!」





なんかドキドキするのは
なんで・・・?





ミユウ「1時間目に
ハルトに教科書
貸してたんでしょ!」





ソノマ「なんで知ってるの?!」





ミユウ「そんなの
女子軍団に聞いたら
すぐわかるわよ~」





ソノマ「女子軍団??」





ミユウ「とにかく可愛い女の子で
できたグループ!
ソノマのクラスのヒナノちゃんも
女子軍団だよ」





ソノマ「ひぇぇ・・・
なんか怖そう・・」





ミユウ「だーいじょうぶ!
私が守るよ!」





ソノマ「ミユウ、ありがとう!
いつでもヒーローだね!」





ハルト「・・・・」













・*。・ 翌日 ・。*・





ソノマ「え、なにこれ・・・」





なんとソノマの机に
悪口が書いてあったのだ・・・





ソノマ「これじゃ
授業受けれないよ!」





ヒナノ「あーら、さっそく
お困りのようね(笑)」





ソノマ「あなたは、ヒナノちゃん?」





ヒナノ「ちゃん呼びは
やめてくださる?
ヒナノ様とお呼びなさい!」





ソノマ「ヒ、ヒナノ様・・・?」





ヒナノ「そう、それでいいのよ」





ソノマ「ちなみにこの机は・・・」





ヒナノ「それは、自分で
どうにかしなさいね~(笑)
授業が受けれないわね!(笑)」





ソノマ「・・・・」





ハルト「ソノマ、はい雑巾」





ソノマ「え・・・?」





ハルト「これで、ふけるでしょ?」





ソノマ「あ、ありがとう・・」





ヒナノ「あ! ハルトじゃん!
おはよんっ!」





ハルト「・・・」





ヒナノ「なんで無視するのよぉ~~
ひどーいっ!」





ハルト「そういうとこ好きじゃない」





ヒナノ「あら、今なんて言った?」





ソノマ「そういうヒナノが
可愛いって!」





ヒナノ「え! 可愛い?
ありがとう、ハルト!」





ハルト「ソノマ・・・」





ソノマ「ごめん・・・
ヒナノに合わせたくて・・・・」





ハルト「・・・」













*...・・・*...・・・*





それから1年が過ぎた。





ソノマ「もう2年生か・・・
早いな・・・」





ミユウ「ソーノーマっ!
久しぶり!
同じクラスだよ!」





ソノマ「本当! やったー!」





ミユウ(ヒナノもいるし、
これで思う存分
いじめられる・・・)





ちなみにハルトとも
同じクラスだったよ!





ソノマ「え、また隣の席?」





ハルト「1年前と一緒だね(笑)」





ミユウ「(小声で)
2人ともうれしそうで
浮かれてるよ」





ヒナノ「(小声で)
あとで言っておくか」





ソノマ「次は数学か・・・
あれ?
教科書がない・・・」





ハルト「貸そっか?」





ソノマ「いいの? ありがとう!」





ハルト「・・・・え、俺のもない。
なんで?」





ソノマ「・・・・まさか
・・・ヒナノのしわざ?」





ヒナノ「当ったりー!(笑)
さすがだね(笑)」





ソノマ「え、ミユウ?」





ミユウ「私も女子軍団なんだよっ!
知らなかったんだ(笑)」





ソノマ「私の親友が・・・
女子軍団だったなんて・・・」





ハルト「で、教科書は
どこにあるんだよ!」





ヒナノ「そんなの知らなーい(笑)
2人で探せば?(笑)」





ソノマ、ハルト「・・・・・」













・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・





ハルト「はぁはぁ、ないね」





ソノマ「一体どこに・・・・」





キーンコーンカーンコーン





ハルト、ソノマ「あ・・・」





ハルト「先生!
数学の教科書が
俺とソノマのどっちも
ないんです!」





先生「誰か松尾と
今井の教科書持ってないー?」





シーン





先生「正直に言わないと
一切授業受けさせないよ?
早くだしなさい!」





ヒナノ「あ、私が間違って
持ってました!
ごめんね~?(笑)」





ハルト「あのさぁ、
その言い方は
だめじゃない?」





ヒナノ「なによ~
もしかして恥ずかしいの?」





先生「もう授業始めるから
静かにしてね」





ソノマ「でも、見つかってよかったね」





ハルト「安心したー。
でも、本当に女子軍団
いらつくわー」





ソノマ「私の親友も
女子軍団なんてね・・・」





ハルト「あ、あとソノマに
言いたいことが・・・」





ソノマ「ん?」





ハルト「俺、実は・・・」





ミユウ「ハルト!
先生が呼んでるよー!」





ハルト「あ、ごめん。
ちょっとまってて!」





ミユウ「なに2人で話してたの?」





ソノマ「いや、特に?」





ミユウ「一応言っとくけどさ、
私、ハルトのこと好きだからね!」





ソノマ「そ、そうなの?」





ミユウ「あら、もしかしてソノマも?
そうだよね!
ハルト、モテるもんね」





ソノマ「ライバル、か・・・」





ミユウ「ハルトは絶対に
ソノマには渡せない!
私が言いたいのはそれだけ、
じゃあねー」





ソノマ「・・・・・」





まさかミユウもハルトを・・・













・*。・ それから1年後 ・。*・





ソノマ「今年は3組か・・・
あれ?」





ハルト「ソーノーマっ!」





ソノマ「また一緒だって(笑)」





ソノマ「こんなことあるんだね」





ミユウ、ヒナノ
「今年は同じクラスに
なれなかったね~、ハルト!」





ハルト「またお前ら・・」





ミユウ「お前らって
言わないでよーん」





ソノマ「・・・嫌い」





ヒナノ「え?」





ソノマ「やっと言えた・・・」





ミユウ「ごめーん、
聞こえなかったから
もう1回言ってくれなーい?」





ハルト「2人のことが
嫌いだって
言ってるじゃん!」





ソノマ「ハルト・・・」





ミユウ「は? なんで?
私たち何もしてないのに~!」





ハルト「あ~もしかして
自覚ない感じ?
そっか!
じゃあ説明しよう!」





ハルト「まず2人は
1年生のときに女子軍団になった。
主な仕事はいじめ」





ソノマ「いつか忘れたけど
机に悪口書かれたな~」





ハルト「そう、ソノマの机に
悪口書いたり
教科書盗んだり。
これって、ほぼイジメだよな?
なんでこんなことしたの?」





ミユウ「だって・・・
ソノマより私たちの方が
かわいいから
私たちが目立ちたくて・・」





ソノマ「は? なんで・・・」





ハルト「あのな、そんなことして
ソノマがいい気分に
なるわけないだろ!」





ヒナノ、ミユウ「ひっ・・・・」





ハルト「ソノマの心は
今とても傷ついているぞ、
ちゃんと謝れ!」





ミユウ、ヒナノ「・・・ごめんなさい!
今までこんなことして・・・」





ハルト「それで良し」





ソノマ「今度は、仲良くしようね!
2人とも!」





ミユウ、ヒナノ「ソノマ・・・!」





ソノマ「さっきは
本当にありがとう・・!」





ハルト「全然」





ソノマ「あと、なんかハルトが
私に伝えたかったことが
あったような」





ハルト「あ、そうだ、
じゃあここで言おっかな」





ソノマ「はい、なんでしょう?」





ハルト「俺、ずっと前から
ソノマのことが好きなんだ!
付き合ってください!」





ソノマ「え・・・・?」





ハルト「中1の頃から
ずっと好きだったんだ」





ソノマ「・・・・私でよければ!
よろしくね!」





ハルト「本当? やったー!」





ハグ





ハルト「あとさ、2人で
TikTokやりたいんだけど
いいかな?」





ソノマ「もちろん!
じゃあ名付けて・・」





ハルト、ソノマ「ソノハルカップル!」







~End~

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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