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冷たいカレ

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:Alice*

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.02.08

あれ?
こっちであってるのかな?





私、松尾そのまです!





このたびニコラ学園に
転校してきました!





でも・・・





私、方向おんちで
道にまよってます。





あ、同じ制服の人だ!
聞いてみよ!





そのま「あの、ニコラ学園に行く道を
教えてください!」





?「いいよ。ついてきて」





やった!
やさしい人でよかった!!





「ここ」





そのま「ありがとうございました!」





?「別に」











*―*―*―*―*―*―*―*―*





そのま「松尾そのまです!
これからよろしくお願いします!」





先生「では、北島君のとなりで!」





そのま「はい! って、朝の!」





ミサキ「誰?」





(ガクッ)





そのま「朝に道を教えてもらった、」





ミサキ「まぁ、よろしく」





この人で
あってるのにな・・・





リリカ「そのまちゃんだよね?
私、リリカ!
よろしくね!」





そのま「よろしく、
リリカちゃん!」





リリカ「わからないことがあったら
なんでも聞いてね!」





そのま「それじゃあ、
北島君ってどんな人?」





リリカ「ミサキはね、モテるけど
女子ぎらいな人だね」





そのま「へー!」





リリカ「もしかして、一目惚れ?」





そのま「(チラ)ちがうよー!」





リリカ「ふぅーん(ニヤニヤ)」











*―*―*―*―*―*―*―*





そのま「リリカちゃん!
北島君って
バスケ上手なんだね!」





リリカ「あぁ、
2年エースだよ!」





そのま「そうなんだ!
北島君と一緒に
バスケしてる先輩は?」





リリカ「あれは、ダイジ先輩!
学校で1番モテる先輩!
ミサキのあこがれの先輩でも
あるけどね!」





そのま「そうなんだ!」





確かに顔は
カッコいいかも!





リリカ「あ、私、
そろそろ帰らないと!
また明日ね!」





そのま「ありがとう!
またね!」





よし、私も帰ろう!
って、ここどこだっけ?





また迷った。





ミサキ「あ、えっとー」





そのま「そのまです!」





ミサキ「そうそう、そのま」





この人どんだけ
記憶力悪いのかな?





そのま「あ、帰る道が
わからなくなっちゃって・・・」





ミサキ「また?
あんたって方向おんち?」





そのま「そうですけど?」





この人、
なんかムカつく。





ミサキ「へー。まぁがんばって」





人が困ってるのに
助けないのかよ!?





そのま「あの!」





ミサキ「今度は、何?」





そのま「教えてください! 道を!」





ミサキ「いいよ。
どこに住んでるの?」





そのま「ここです」





ミサキ「ここって
俺んちのとなりじゃん」





そのま「本当に? よかった!」





ミサキ「なんで?」





そのま「これから毎日
北島君について行けば
学校に行けるなーと
思いまして!」





ミサキ「俺、許可してないよ」





そのま「えっ? ダメですか?」





ミサキ「別にいいよ」





そのま「やった!」











*―*―*―*―*―*―*―*





そのま「おはよー! ミサキ君!
待った?」





ミサキ「うん。待った」





そのま「ごめんね!」





ミサキ「別に。早く行こう」





そのま「そうだね!」





そのま「ミサキ君って
なんで女子ぎらいなの?」





ミサキ「・・・・・」





そのま「ごめん、
ちがう質問にするね!」





ミサキ「元カノに裏ぎられたから」





そのま「えっ?」





ミサキ「俺の元カノが
俺の親友と浮気してたんだ。
それから女子は信じなくなった」





そのま「そうだったんだ・・・」





ミサキ「俺、この話したの
そのまが初めて。
なぜかそのまには言えた」





そのま「なんかうれしい!」





リリカ「おはよー!
そのまとミサキ!」





そのま「おはよー!」





ミサキ「うん」





リリカ「2人とも
ラブラブだね!」





ミサキ「ちがうから。
そのまが道わかんないって
いうから」





リリカ「ミサキが女子の名前を
下で呼ぶなんて、初めて!」





ミサキ「名字知らないから」





そのま「松尾だよ!」





ミサキ「あぁ。じゃあ、俺行く」





リリカ「相変わらずそっけないw」











*―*―*―*―*―*―*―*





リリカ「あ、今日は
3年生と合同だった!」





そのま「そうなんだ!
あれ? 男子は?」





リリカ「2年の男子だけ
テストあるみたい!」





そのま「大変だね!」





リリカ「あ、ダイジ先輩いる!
バスケ上手だね!」





そのま「うん!」





リリカ「私たちも見ならって練習だ!」





そのま「おう!」





(ドテッ)





うわー、ころんじゃった!





タ「だいじょうぶ?」





あ、ダイジ先輩だ。





そのま「だいじょうぶです!
ありがとうございます!」





タ「うん! もっと
そのまちゃんと話したいな!」





やさしい!
カッコいい!





こんな先輩が
彼氏だったらいいな!











*―*―*―*―*―*―*―*―*





ミサキ「あのさ、そのまって
ダイジ先輩のこと好きなの?」





そのま「好きっていえば好きだけど・・・
なんと言いますか・・・
もしかして、やいてる?」





それはないか?





でも、ダイジ先輩は
恋愛感情じゃない好きなんだよなー。





ミサキ「べ、別にやいてないから。
それに用はそれだけだから」





なんなのそれ?





聞いといて
それはないでしょ?





内心イラつく。





ミサキ「あ、ここケガしてる」





///





ドキドキする・・・





もしかして私・・・
ミサキ君のこと・・・





そうなのかも・・・





でもミサキ君
女子ぎらいだしな・・・





ミサキ「できた」





言うっきゃない!





そのま「あ、ありがとう!
あのさ、私ミサキ君が好き!」





ミサキ「俺も、そのまが好き。
おまえは俺を裏ぎらない。
そう思った」





そのま「本当に?
絶対ふられると思った!」





ミサキ「俺もダイジ先輩と
話しているところ見たら
ふられたと思った」





そのま「よろしくね!
ミサキ君!」





ミサキ「よろしく」





カレカノになった今でも
彼はたまに冷たいです!





でも、冷たいときは
ドキドキしているときだそうです!







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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