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先輩に恋しちゃダメですか?

CAST有坂 心花有坂 心花

作者:冬華

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.01.19

ああー、やばい!





やばい! やばい!





今日も
かっこよすぎだよー。





もー、彼がいるだけで、
部活に集中出来ないよー。





はぁーい。
いましゃべってるのが、
うち!! 有坂コハナです!!





陸上部の短距離!





その短距離の先輩、、、、、
、、、、、、がうちの好きな人。





でも、うちには、絶対
告白とか無理なの。





そんな、うちの恋を
応援してくれるのは、
うちの大親友!!!
小松崎ふたば!!





でもふたばには、
彼氏がいるの、、、、





悔しいけど、
うちより断然かわいいし、
女子力高いし、
かなわない存在なのさ!!(笑)





それに、ふたばは、
吹部という上品な部活だから、、





まぁ、ふたばのことは、
こんなとこにしといて、、、





うちの好きな先輩の名前
言ってなかったね。





犬飼タイヨウっていうの、、





もう、陸部の中でも
断トツ速くて、





大会でも必ず
3位以内に入ってるんだ。





1つ上の先輩なんだけど。





なんか、知らないんだけど、
敬語じゃないし、
先輩って仲じゃないんだ。





なんか、同学年みたいな。





でも、もう引退しちゃうんだ。
今年の秋で。





だから、今までの思いを
伝えたいんだけど、、、、





無理無理無理ー!!!!!!!





うちには、
そんな勇気などない!!





タイヨウ「有坂!
ぼーっとしてないで、
早く走れよ!」





うち「はぁーい!!」





やった!





今日も
しゃべってくれた。





うちはね、こうやって
毎日しゃべれると
HAPPYな1日になるの。





うちは、片思いの時間が、
1番楽しいんだー。





てへっ!!













*。・ 翌日 ・。*





うち「ふたば―!!!!!」





ふたば「おはよー! コハナ!
どうしたの???
そんなこわい顔して!」





うち「うーん。
あと1カ月でタイヨウがー!
卒業しちゃう。
なんも出来ないよー、どうしよ!!
なんかいきなりあせってきたー」





ふたば「ほんっと、コハナは、
なんでもいきなりの感情が
わいてくるんだからー(笑)
うーん。いっそのこと
来週告白しちゃいなよ?
だって、最後の大会、
来週の日曜日なんでしょ?
いいじゃん!」





うち「無理無理無理!!!!
だって、ふたば?
人生初告白だよ?
死ぬ死ぬ死ぬ!!!」





ふたば「んー」





タイヨウ「有坂ーーー!!! 来てー
はぁーやぁーくぅ!!」





コハナ「はっ!
なんかウワサしてたら
来ちゃったよぉー」





ふたば「ははっ!
ってか、早くいきなよ」





コハナ「あっ! うん。。」





タイヨウ「おっそー!!
早く来ないと、休み時間
終わるとこだったー(笑)」





コハナ「ごーめーん!!
でも、ほら!!!
ちゃんと間に合うように
来てあげたでしょ??」





タイヨウ「来てあげたって!!
んで、用件は、
俺、今日部活行かないから、
先生に言っといて!
あと、はいっ! これっ!
部活予定表!!
やさしいタイヨウ君が、
持ってきてあげた!!(笑)」





なんで、今日
来てくれないんだろ??





つまんないの。





コハナ「ふぅーん。
今日来ないんだー。
OK伝えとく!!
あー予定表!! ありがとー」





タイヨウ「おう! じゃあな!」





コハナ「うん。ばいばいー」





タイヨウ「うん!!」





・・・・・・・・





ふたば「長かったねー。何の話?」





コハナ「ただの、部活の話!!
まぁ、今日も話せただけで
十分十分!!(笑)」





ふたば「今日、話せただけで十分とか、
つまんないね~(笑)」





コハナ「そんなことないんだよ?」





ふたば「そもそも、
先輩なのに敬語じゃない!
タイヨウって呼びすて!
その時点で、おたがい何かあるでしょ!
これは、告白してもいけるって!
がんばれよ! コハナ!!!」





コハナ「うーん。そうかな?
いけるかな?」





ふたば「うん!
絶対だいじょうぶ!!」





コハナ「うん! がんばるね」













*。・ 自宅にて ・。*





ふたばに簡単に
のせられたけど。





やっぱむりだよ。













*。・ 3日後 ・。*





部活にて。





タイヨウ「有坂!
今から、中で筋トレ!
早く来てよ」





え?
いきなり筋トレ??





どうしたの?
タイヨウ?





まぁ、今日の短距離は、
2人だから
何やっても許されるのか。





うち「え? いきなり?
うん、、、わかった!」





中に行くと、
タイヨウがいない。





え? なんで。





同じ、先輩の
ユアン先輩が、いる。





なんで?
どうしたの?
いきなり。





うち「タイヨウは?
どうして、ユアン先輩が
いるんですか?」





ユアン「俺、コハナちゃんのことが、
好きなんだ!
つきあってくれないかな?」





え?
えええええーーーーーーーー!!!!!!





なんで?
こうなるの?





でも、なんでか、
うちは、告白されてるのに
全然ドキドキしない。





うち「ありがとうございます!
でも、私、好きな人がいるんで。
ごめんなさい」





ユアン「うん、、、、わかってた!
タイヨウだろ?
だって、タイヨウにだけタメ口だし、
タイヨウって呼びすてだし」





うち「、、、、ごめんなさい」





ユアン「これから、タイヨウのとこ
行くつもりだろ?
行っても、無駄だぜ!
あいつには、彼女がいる。
それに、あいつは、俺の告白に
協力してくれたんだぜ?」





うち「うそ、、、、、、、」





ユアン「もう、タイヨウは、
帰ったぜ!」





うち「ごめんなさい」





うそでしょ。





ねぇ、タイヨウ。
うそだって言って。





うちは、今部活を放り出して、
タイヨウのもとへ走ってる。





陸上部だということを
いかして。





いかないで。
いかないでよ。





タイヨウ、
大好きなの。





誰よりも
大好きで大好きで
しょうがないの。





涙が止まらない。





うち「あ、、、、、、タイヨウ」





タイヨウ「どうした。
めっちゃ泣いてるんだけど」





うち「タイヨウのことが、
大好きで大好きで
しょうがないの」





タイヨウ「ユアンは、どうしたの?」





うち「もちろん、ことわった!
うちが、好きなのは、タイヨウ!!
つきあって下さい」





タイヨウ「やっと言ってくれた。
もちろん!」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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