ウソの恋、ホントの恋 ~星と花と友情と~

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:きょんきょん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.09.14

「あっ! ふたご座だ!」





私は、松尾そのま!
ニコラ学園に通う、ごく普通の女子!





私の好きなものは、
星と、お花とぉ、
ファッション雑誌のニコラと、
人気のバンドグループかな。





ガラッ





そのま「おはよーっ!」





一瞬、片思いのイルマと
目があったかと思うと、
すぐに親友のヒナノとりりかが
かけてきた!





りりか&ヒナノ「おはっ!」





そのま「昨日、雑貨屋さん行って、
夜空の喫茶シリーズの
ポストカード買ってきたの!
りりかとヒナノにおみやげ!」





そう言って私は
りりかとヒナノが好きそうな
シールを渡した。





りりか「また買ってきてくれたの?!」





ヒナノ「マジうれしい!
ありがとう!
コレクションが増える~!」





そのま「喜んでくれてうれしい!」





私はちょっと照れながら、
そして視線を感じながら・・・
いや、うれしくて笑った。





そしてそして放課後。





りりか「ねぇ!
今週の日曜日、
みんなでプラネタリウム
見に行かない?」





ヒナノ「いいね!」





そのま「賛成ー!」





りりか「そのまは
そう言うと思った!」





みんなで笑った。





ヒナノ「まず、りりかと
りりかの彼氏のユアンと、
私と私の彼氏のリョウと、
そのまでいいかな?」





そのま&りりか「いいよーっ!」





そうだ!
私以外みんな彼氏いるんだ!
なんか寂しいな~。





あっ、そうだ!
いいこと思いついた!













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





少したって。





りりか&ヒナノ「じゃあね~!」





そのま「また明日!」





そして私はすぐさま
後ろに歩いている・・・
片思いの相手のぉ・・・
イルマ! に話しかけた。





そのま「ねえ! イルマくん!
・・・・・・」





私はそれから
プラネタリウムの話をし、
一緒に恋人のフリをして
行ってくれないかと頼んだ。





そして、イルマは・・・





イルマ「全然いいよ!
むしろ俺、星好きだから
うれしい!」





そのま「ほんと! ありがとう!」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





その後LINEで





そのま「イルマと一緒に
行ってもいい?」





りりか「いいよ!」





ヒナノ「OK!」





そして、イルマは・・・





イルマ「ユアン、リョウっ!」





ユアン「どうした」





イルマ「俺、そのまと一緒に
プラネタリウム見に行く!」





リョウ「あーっ、その話な!」





ユアン「俺は、りりかと、
リョウはヒナノとってことは・・・
6人で行くんだな!」





イルマ「あっ、そうだったんだ」





イルマ(告白のチャンス!)













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そして、日曜日。





そのま「お待たせー!」





リョウ&ユアン&イルマ「おぅ!」





りりか&ヒナノ「おはよーっ!」





ヒナノ「そのまぁ!
いつのまにか
恋人作ってたなんて!
言ってよ~!」





りりか「おめでとうだね!」





リョウ「そろそろ行くか!」





りりか「うん!」





あっ、りりかとヒナノは・・・
恋人繋ぎしてる・・・





私は・・・





そのま「イル、イル・・・マ?」





私は気づいたら、イルマと
『恋人繋ぎ』ってものをしてた///





イルマの顔は・・・
『やってやったぜ』って
顔してる。





ん? 顔赤いかも・・・
どうしよ。





ヒナノ「ついたよぉ~!」





そのま「わぁい!」













・。・:・°・。・:・°・。・:*・





そして、親友と・・・恋人?!
とのプラネタリウム観賞中





りりか「わぁっ!
めちゃくちゃきれい!」





ヒナノ「最高だよっ!」





リョウ&ユアン「・・・・・・」





ヒナノ「リョウが
黙って見てる(笑)!」





りりか「こっちも!」





そしてイルマは・・・





チロッ





そのま「こっちもだぁっ!」





みんなで笑いながら
きれいなプラネタリウムを
見ました。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





プラネタリウム観賞終了後・・・





りりか「ちょっとお腹痛い!
トイレ!」





ヒナノ「うわ! 水が空!
ちょっと自販機で
買ってくる!」





リョウ「俺もトイレ!」





ユアン「やべ! 母?
あっ、電話!
母から電話だ。ごめん・・・」





そのま「マジか! 2人だけ?」





イルマ「はいっ! これ!」





イルマが渡してきたのは・・・
マム?!





しかも、赤色!





マムは菊で、
花言葉は確か・・・
『あなたを愛す』





そのま「えっ! ・・・」





イルマ「俺からの気持ち、
いや、俺からのプレゼントです!
受け取ってください!」





そのま「ありがとう!
うれしい!」





イルマ「まさか両思い?!」





そのま「うれしい!」





りりか「おっめでと~!」





そのま「お腹痛かったんじゃないの?」





ヒナノ「私達で、そのまの恋を
応援したいと思って!」





りりか「そのまとイルマの気持ち
バレバレ~!」





ユアン「りりかと俺、
リョウとヒナノで話してたら
2人が両思いってことがわかって、
協力してやったってわけだ!」





リョウ「よかったな! イルマ!」





イルマ「ありがとう!」





ヒナノ「そのまもっ!」





そのま「ありがとう!」





りりか&ユアン「ありがとう言いすぎ! 2人!」





ヒナノ「わっ! シンクロした!」





そのま「息ぴったりだね!」





みんなで笑いながら
今日は帰りました!





そして、私達は
正式に付き合うことになりました!





今度は・・・
3組でのデートを計画中です!







*Happy end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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