親友から恋人に?!

CAST松尾そのま

作者：にこらぶ

2024.07.21

やっほ～！
松尾ソノマだよ！

今は、親友のリリカと
コハナと登校中！

リリカ「てか、今日
昨日の国語のテスト返されるよ！
やだ～」

コハナ「今回は、ちょっと
自信あるんだよね！」

ソノマ「私は絶対に
満点はないかな！
適当に書いたし（笑）」

リリカ「でも、可能性はあるかもよ？」

ソノマ「そんなことないって～～」

・＊。・　テスト返し　・。＊・

先生「じゃあ、テスト返すよ～」

ソノマ「一緒に見る？」

コハナ「いいね！　せーの！」

ペラッ

リリカ「え！
私、８０点だった！
高っ（笑）」

コハナ「私１００点！
やった！
ソノマは？」

ソノマ「私も・・・！
１００点！
やったー！」

リリカ「ソノマおめでと！
やったね！」

（リリカがソノマに抱きつく）

え、なにこの気持ち・・・
なんでドキドキするの・・

コハナ「？　ソノマ？
どうしたの？」

ソノマ「え、いや、
なんでもないよ！」

リリカ「なにかあったら
相談してね！」

ソノマ「う、うん・・ありがと・・・」

その時、私は
親友のリリカに
恋してしまったのだった・・・

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

リリカ「おっはよー！
ソノマ！」

ソノマ「おはよう・・・・」

リリカ「どうしたの？
元気ないよ？」

ソノマ「ほんとに
なんでもないって・・・」

リリカ「ソノマ
昨日からなんか変だよ・・？
なにがあったのか教えてよ～！」

ソノマ「本当になんでもないって
言ってるじゃん！」

あ、つい・・・
大きな声が・・・

リリカ「っ・・・もういいよ！」

あ・・・リリカ
怒っちゃった・・・

教室が静まり返ってる・・・
最悪だ・・・

ソノマ「はぁ・・・最悪だ・・・」

リョウスケ「ソノマどうしたの？」

ソノマ「あ、リョウスケ・・・
実はね・・」

私は、リリカとケンカして
しまったことを話した。

恋したことは言わなかった・・

リョウスケ「ケンカか・・・
まぁでも親友だったら
よく起こることだから
気にしなくていいよ」

ソノマ「うん・・そうだよね・・」

リョウスケ「明日ちゃんとあやまりな」

ソノマ「そうだね。
ありがとう！」

リリカ「ソノマ！
・・・え、なんで
リョウスケがいるの？」

ソノマ「リ、リリカ?!
なんでここに」

リリカ「あやまりに来たの！
今日は色々
しつこく聞いちゃって
ごめんなさい！」

ソノマ「私こそ、ごめんなさい！」

リョウスケ「今あやまれてよかったな」

ソノマ「ほんとにありがとう
リョウスケ」

リリカ「え、２人
付き合ってるの？」

ソノマ「え、違うよっ！
ただ話してただけ・・・」

リョウスケ「別に付き合ってもいいけど」

ソノマ「え？」

リョウスケ「こう見えて
ソノマのこと好きだったんだ」

ソノマ「ごめんなさい！
私、好きな人がいるの！」

リョウスケ「誰？」

リリカ「私から言わせて！」

リリカ「私、この前から
なぜかソノマが気になってて・・
ソノマが大好きなの！」

ソノマ「私も今日
リリカが抱きついて来た時に
なぜかドキドキしちゃって・・・
私も大好き！
よろしくお願いします！」

リリカ「いいの?!　やった～！
これからも仲良くしようね！」

リョウスケ「え？　え？
どういうこと？」

リリカ「私達カップルなの！
名付けて・・」

ソノマ、リリカ
「そのりりカップルだもん！」

～Ｅｎｄ～