PRODUCE NICOLA

CAST伊藤沙音

作者：めめなちゃん

2023.12.02

・＊。・　はじめに　・。＊・

このニコラ学園では、
年に一度、
ニコラ学園の生徒会長とは別に

モテたい中３の女の子たちが
立候補して、
次世代を担うエース学生を決める
バトルオーディション総選挙、

通称「PRODUCE NICOLA」という
ニコ学生内で人気の名物行事がある。

この総選挙では
合計３回のバトルと
全校生徒の投票をくり広げ、
過去には、髙橋カイラ、有坂コハナなど
ニコラ学園の相当なエース学生を
発掘してきた。

この総選挙で１位を獲得した生徒は
学校１人気のエース生徒として
様々な優遇制度がある。

また、男子にすごくもて、
告白成功率も
１００パーセントという
ジンクスもある。

今年は伊藤シャノン、
松田ミユウ、
星乃アンナ、
星名ハルハの４人で
争われることになった。

・＊。・・＊。・・＊。・
　バトル１
　「個性を表せバトル」
・＊。・・＊。・・＊。・

シャノン「ここで絶ーーー対
勝ってやる！」

ミユウ「私も負けないよーー！」

アンナ「私たち、戦っていこう」

ハルハ「いっくよーーーー！」

全員「いいぇーーーい！」

シャノン（私は絶対
このバトルを制して
大好きなリョウスケ君を
振り向かせたい！
仲はいいけど、
告白する勇気が出ない！
このバトルでいいところを見せたい！）

＊　バトルの準備で（１週間前）　＊

シャノン「何にしようかな？
ガーリーファッションに
自信があるから
それにしようかな？
１分間でどれだけアピールできるか？」

・＊。・　バトル１当日　・。＊・

ハルハ「変顔１０連発行きます！」

どんどん続き・・・
シャノンの番。

シャノン「みんな特技すごいし
盛り上げている、
全校生徒も観てる、
ガチ緊張がんばろ・・・」

そしてシャノンの番。

～　しーーん　～

シャノン（最悪、
私だけ盛り上がらなかった、
バトル１最下位や）

＊　シャノンの裏で　＊

アンナ「シャノン、もう１位ないね、
だって生徒の投票で
３位のミユウに１００票近く
差がついているから」

ハルハ「それな！」

そのとき。

シャノン「リョウスケやったわ
マジごめん
いいところ見せられなくて・・・」

リョウスケ「大丈夫、
僕はシャノンに入れたから、
あと全部バトル入れるよ。
次も期待している！」

シャノン「ありがとう・・・」

リョウスケ「シャノンに
できる限りのこと尽くすよ」

・＊。・・＊。・・＊。・・＊。・
　バトル２
　「１分間スピーチバトル」
・＊。・・＊。・・＊。・・＊。・

シャノンは、全校生徒の前で
ポジティブをテーマに
スピーチすることにした。

・＊。・　当日　・。＊・

シャノン「ポジティブでいることの
いいことは、明るくいられる。
つまりポジティブに考えるだけで
幸せになれると思います・・・」

このバトルでシャノンは
見事２位獲得！

１位のアンナにも
わずか８票差だった。

バトル１の合計票数で
ミユウを抜いて
３位に浮上！

ミユウ「くそ・・・
シャノンに抜かれたか・・・
抜かれないと思い
気を抜いていたからな・・・」

そのとき。

リョウスケ「シャノン！
よくやった！」

シャノン「ありがとー」

リョウスケ「シャノン、
こういうところあるよね！
ラストがんばれ！」

シャノン「がんばる！」

・＊。・・＊。・・＊。・・＊。・
　バトル３
　「人間性チェックドッキリ」
・＊。・・＊。・・＊。・・＊。・

これは４人には知らされずに、
困っている人を
どう助けるかというドッキリ、
生徒は体育館のモニターで見ていた。

このバトルでシャノン以外の
ほかの３人は
ちょっといら立ちが出るところがあり、
シャノンのみが最後まで
接してくれた。

それでシャノン
見事１位を獲得！

そして３つのバトルを終え、
ファイナル投票・・・
これですべてが決まる。

「４位ミユウ！、３位ハルハ！」

と呼ばれ、あとは
シャノンとアンナそして・・・

「１位は、総獲得票数２５９４票圧勝！
シャノンの大逆転」

シャノン（やったー！）

・＊。・　バトル後　・。＊・

ミユウ「シャノンおめでとー、
悔しいけど認める、
エース生徒してファイト！」

アンナ「その通り！
がんばれ！」

ハルハ「うんうん！」

シャノン「ありがとう」

リョウスケ「シャノン
１位おめでとう！」

シャノン「ありがとー」

シャノン「すいません！
ずっと好きでした！
付き合ってください！」

リョウスケ「急でびっくりしたよ！
１位取ったしいいよ！」

シャノン「ありがとー！
１位取ったら告白すると
決めていたの！」

リョウスケ「そうなの!?」

私は１位を取って
自信がついた気がする！

前よりもっと
ハッピーになった気がするの！

＊ｅｎｄ＊