/////ワケあり遊園地/////

CAST有坂 心花有坂 心花

作者:Rio

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.06.13

私は、有坂心花。





私には、好きな人がいた。





その人は、北島岬という
みんなから好かれる人気者だった。





私の親友の小松崎ふたばも
岬のことが好きらしく、、、













… 登校中 …





ふたば「あ! 心花!
おはよ~」





こはな「ふたば! おはよ!!」





ふたば「ね?
あそこにいるの岬じゃない?」





こはな「え? どこ?」





ふたば「岬~! おはよ!
(肩をタッチする)」





みさき「おー!
ふたば、おはよ」





だいじ「ふたば、おはよ」





太虹は岬の親友で
同じクラス。





太虹はふたばのことが
気になっていた。





こはな「(ふたばに遅れて)
岬と太虹! おはよ!」





みさき&だいじ「こはな、おはよ」





ふたば「もうすぐ夏休みだね~。
今度さ、
4人で遊びに行かない?」





こはな「いいね! 行こ!」





ふたば「岬たちは行ける?」





みさき「いけるよ」





だいじ「いけるよ!
どこ行く?」





ふたば「遊園地とかどう?」





こはな「めっちゃいい!
遊園地で決定だね!」













… 学校 …





ふたば「心花ちょっといい?」





こはな「うん。どうした?」





ふたば「心花って、
岬のこと好きなの?」





こはな「え!?
す、好きじゃないよ!」





ふたば「私は、、岬のこと
好きなんだよね。
心花、岬のこと好きじゃないなら
遊園地の時、わたしが岬と
仲良くなれるように手伝ってよ!
ほら、私たちって親友でしょ?」





ふたば、岬のこと好きなんだ。





つい、好きじゃないって
嘘ついちゃった。どうしよう。





こはな「うん。わかった。
親友だもんね」





ふたば「え! ありがとう!
心花大~好き/////」





こはな「わ、私もふたばのこと
大好きだよ」













… 下校中 …





こはな「どうしよぉ。
私にできるかな」





みさき「何ができるかななの??」





こはな「わっ!? 岬!!
な、なんでもないよ!」





みさき「そ。そういえば
遊園地楽しみだな!」





こはな「そうだね!」





みさき「ねー。遊園地、
一緒に回らない?」





こはな「え!?
でも4人で行くんだよ?」





みさき「別行動にすれば
何とかなるっしょ笑
じゃあ決まりな!
じゃあな!」





こはな「ちょ、え、、
どうしよう」





ふたば「(見えないところで)
チッ(舌打ち)」













… 遊園地 …





ふたば「やっと着いたねー」





だいじ「どこから行く?」





みさき「別行動しようぜ!」





だいじ「別行動?」





みさき「うん。
俺と心花、太虹とふたば」





ふたば「あ、でも心花、
太虹と行きたいところあるって
言ってたよね?」





みさき「そうなの?」





こはな「え? あー、うん!!」





ふたば「だから私と岬、
太虹と心花の方がいいと思うよ!
ねー? 心花」





こはな「う、うん。
その方がいいかも」





みさき「いや、でも、、」





ふたば「無理??」





だいじ「いいんじゃね?
最後4人で回れば」





ふたば「じゃあ、決まり!
2時間経ったらここに集合ね!
岬、私行きたいところ
あるんだよね~(腕を絡める)
あ、ちょっと待って。
(心花に近寄る、小声で)
ちゃんとやってね?」





こはな「う、うん」





ふたば「(岬に近寄る)お待たせ!
行こっ!!」





だいじ「俺らも行くか!」





こはな「うん」













… 岬&ふたば …





みさき「何? お前、
今日なんか変じゃね?」





ふたば「そう?」





みさき「なんか落ち着きない。
あと、心花に何か言った?」





ふたば「なんで?
何も言ってないよ」





みさき「今日の心花、元気ないから。
それに昨日から様子がおかしい」





ふたば「そうかな?
いつも通りだと思うけど」





みさき「やっぱ俺、心花と回るわ。
(走り出す)」





ふたば「え!? ちょっと岬!」













… 心花&太虹 …





だいじ「行きたいところが
あるんだよね?
どこ?」





(こはな、ボーッとしてる)





だいじ「心花? 大丈夫?」





こはな「え! あ! 大丈夫だよ!
ジェットコースターに
乗りたいな~って」





だいじ「ジェットコースターか、
いいね!
じゃあ行くか!」





みさき「心花!!」





こはな「え? 岬?」





みさき「ごめん! 太虹!
心花借りるぞ!
ふたばと一緒に回ってくれ
(心花の手を取る)」





だいじ「え! なになに!?
どゆこと?」













… 心花&岬 …





こはな「はぁはぁはぁ、、」





みさき「ごめん、いきなり」





こはな「ふたばは?」





みさき「それよりふたばに
何か言われた?」





こはな「え?
な、何も言われてないよ」





みさき「隠さないで」





こはな「わかった。
(今までのことを話す)」





みさき「そうだったんだ。
だから昨日から
元気がなかったのか」





こはな「そんなに元気なかった?」





みさき「うん。
いつもの心花じゃなかった」





だいじ「岬ー、心花ー」





こはな「太虹とふたば」





ふたば「心花、、」





みさき「ふたば、ごめん。
俺はお前の気持ちに応えられない。
それと親友を悪く使うな。
親友なんだから大事にしろ」





こはな「ふたば、話しちゃった、、」





ふたば「そ、話したんだ。
岬、引いたよね。
親友を悪く使って、
それに奪ったりして」





だいじ「(小声で)奪う??」





みさき「今からでも間に合う」





ふたば「、、、心花ごめん。
岬と仲がいいのがうらやましくて」





こはな「大丈夫だよ!
私も嘘ついちゃってごめんなさい」





ふたば「ううん、
私が言いにくくしたんだよね。
もうこんなことしない。
だからこれからも
私と親友でいてくれる?」





こはな「もちろんだよ!!」





ふたば「よかった!」





みさき「心花、ちょっといい?」





こはな「うん」













… 観覧車の中 …





こはな「どうしたの?」





みさき「、、、俺、
心花のことが好きなんだ」





こはな「え!?」





みさき「よかったら
俺と付き合ってほしい」





こはな「私も岬のことが好きでした/////
私でよかったらお願いします///」





みさき「やったー!!!笑笑」













… ふたば&太虹 …





だいじ「こんな時にって
わかってるんだけど俺、
ふたばのことが好きなんだ。
だからよかったら
俺の彼女になってほしい」





ふたば「え、、
でも私最低な女だよ?」





だいじ「それでも
ふたばがいいんだよ」





ふたば「じゃあ元気づけて?」





だいじ「(ふたばに近づいて)
チュ/////」





ふたば(!?!?)





だいじ「//////
今のじゃダメかな??」





ふたば「//////」





だいじ「付き合ってくれる?」





(ふたば、頷く)





だいじ「やったー笑笑」













…///// ダブルデート /////…





(2組とも合流する)





だいじ「2人とも何してたの?」





こはな「(岬に)言っていい?」





(みさき、頷く)





こはな「私たち付き合ったんだよね笑笑」





だいじ「まじ!?
岬、心花のこと好きだったの!!」





みさき「まぁな」





こはな「//////」





ふたば「実は、私たちも///」





こはな「えっ!?」





みさき「言えたのか」





だいじ「気づいてたの?///」





みさき「見てればわかる笑笑」





だいじ「恥ずっ笑笑」





こはな「じゃあダブルデートだね!」





だいじ「確かに!」





みさき「(時間を見る)
今からでも間に合うな!
ダブルデート楽しむぞ!!」





こはな「うん!!!」





ふたば&だいじ「楽しも~!!!」





この遊園地をきっかけに
ふたばが心花に
嫌なことをするのはなくなった。





さらにお互いの絆は深まった。





今年の夏休みはみんなの
1番の思い出になったのだった/////







*end*

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