君と過ごした3日間

CAST佐藤 菜月海佐藤 菜月海

作者:たぴおかみるくてぃー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.11.27

これは、私が彼と過ごした
3日間のお話。







*+*+*+*+*+*+*+*+*





(1日目)





こんにちは!
私は、なつみ。





今、駅前を
ウィンドウショッピング中!





あ、あれは!
nicholas JAPANのるわくん!





生で初めて見た!





ヤバい、
イケメンすぎる。





もしかして
プライベートっ!?





今日人生で
1番幸せかも!





声かけに行こう!





こんなチャンス
2度とないかもしれないし!





ちなみにるわくんとは、
私の推しで
モデル兼アイドルで、
最近は俳優もしている。





あの有名ドラマの
5代目主演にも
決まったばかりの
売れっ子なんだー。





「あ、あのっ!
るわくんですよね!?」





「そうだよ」





「わぁー! 本物!
めっちゃイケメン!
いつも応援してます!」





「ありがとう」





そう、るわくんが言った瞬間、
スタッフと思われる方たちが
でてきて、クラッカーを
鳴らされた。





「え?」





「おめでとうございます!
あなたは、南るわに
声をかけた100人目です!」





「今日、声をかけてくれた
100人目の子の彼氏に
2日間なるっていう
企画やってるんだ。
あー、でも
今日も入れたら3日間?
ま、いいや。
名前教えてもらってもいいかな?」





「さ、佐藤なつみです」





え、私人生の運
全部使い果たしたんじゃない・・・?





「なつみね。おっけー。
てか、いつもファンレ
送ってくれてる子だよね?
ありがとう。
じゃあ改めまして。
南るわです。
えっと、
色々説明してくね?」





「はい」





「ちょうど明日から土日だから、
デートしたりして、
カップルっぽいことをしていきます。
楽しみにしててね?
なにかデートの希望はある?」





「えっと、
特にはないんですけど、
彼氏がプラン
考えてきてくれる的なのが
いいです・・・!」





「おっけー。
じゃあ俺、ちゃんと
プラン考えとくね?
てか、同い年なんだから
敬語禁止な?」





「は、じゃなくて、
わかった」





やばい。
推しにタメ口は緊張する。





「ほんとかなー?
まあいいや。
そうだ、明日の朝
お迎えに行きたいんだけど、
いい?」





「も、もちろん!」





「じゃあ、決まり」





そして、
ちゃっかりデートが
決まってしまった。













* * * *





(2日目)





やばい!
推しとのデートだから、
可愛くしたい。





でも、気合い
入り過ぎもだめ!





今日は
動くかもしれないから、
ガーリー強めのカジュガーリー。





忙しく支度をしていると、
お母さんが来た。





「何、あんた
まさかデート?」





「そうなの・・・///」





ピンポーン





え?
もう来た!
やばーい!





お兄ちゃんに
るわくんを
玄関に入れてもらう。





「おい、お前マジ?
彼氏ってあの、
南るわなの?」





「色々あるから、ちょっと
るわくんから聞いて!
私まだ支度終わってないの!」





「え? なつ、
今なんて?
なつみの彼氏が
南るわだって言ったの?」





「そうだってば。
いま玄関にいるって」





バタバタっ





2人で走って
玄関に行っちゃった。





そんなことより、支度!





リップを塗って、
カバン持って!
リップもカバンに入れて。





よし!





「ごめんね!
お待たせ!」





「・・・!
い、行こっか」





「ウチの娘を
お願いします・・・!」





「・・・ます」





お兄ちゃん、
なんかショック受けてる?





「いってきまーす」





2人並んで歩く。
何喋ろう・・・





「なつみ、
めっちゃかわいいね」





「えっ?」





「昨日の制服も
めちゃめちゃにあってたけど、
こっちもかわいい」





「あ、ありがと」





「今日は、水族館行こうと
思ってるんだけど、
どう?」





「え! やった!」





「水族館好きなの?
そっかぁ。よかった」





私は、水族館デートが
憧れだったから
すごく嬉しい。





そして。
水族館デートは
超楽しかった。





クラゲ見たりとか、
ヒトデ触ったりとか、
イルカショー見たりとか、
ペンギンのお散歩見たりとか。





るわくんがおそろいの
キーホルダーも買ってくれた。





最後になんと
イルミネーションに
連れて行ってくれた。





「ちょうど時期だし、
よくない?」





「うん。きれい・・・」





あ! 明日は
るわくんの誕生日!





お家で
お祝いしたいなぁ。





そういえば、お兄ちゃんは
明日彼女のゆずちゃんと
デートだし、





お母さんとお父さんは
日帰り温泉行くって
行ってたっけ。





「なつみ、なんか
明日のデートの希望ある?」





「おうちデートがいい」





「え? わかった」





「11時くらいに来て?」





「わかった」





何作ろうかな?





「家まで送るよ、
もう暗いし」





「うん、
ありがとう」





よーし!
頑張るぞー!













* * * *





(3日目)





今日は、早起きした。
パーティーだからね!





ケーキのスポンジも
焼いたし、
あとはデコレーション。





おかずとかは
もう出来てるから、
デコレーションしてる間に
クッキーでも焼こうっと!













* * * *





できたー!





ピンポーン





あ! るわくん来た!
ナイスタイミング!
クラッカー持って!





「はーい、
今開けるねー?」





「おはよう?
こんにちはかな?」





「あがって!」





「お邪魔します」





るわくんがリビングに
入る瞬間に。





パンっ!
と、クラッカーを鳴らした。





「るわくん!
お誕生日おめでとう!」





「・・・っえ?」





「るわくん、
今日お誕生日・・・」





「そうだ、俺、
今日誕生日じゃん!」





「忘れてたの?」





「ははっ、うん」





よかった! ちゃんと
サプライズになったー!





「あのね!
ごはん作ったから
食べよう?」





2人でごはんを食べ、
ケーキを出す。





「あのね?
プレゼント準備
できてなくって・・・」





「いいよ、そんなの!」





「で、でも・・・
あ! そうだ!
なにかしてほしいこととかない?
なんでもする!
今日で最後だし、
るわくんの誕生日だから」





「・・・・・・」





何か気にさわること
言っちゃったかな・・・!?





「本当になんでもいいの?」





「うん! なんでも!」





「じゃあ、俺の本当の
彼女になってよ。
この期間だけじゃなくて、
ずっと」





「え?
冗談だよね?」





「本気だよ」





まさか。
もしかして、るわくんに
会ったときから
夢なんじゃ・・・





そう思ってほっぺを
引っ張ってみる。





「いひゃい・・・」





「何してんの。
夢だと思った?」





「うん」





「俺ね、ファンレターを
送ってくれてた
女の子のことが
ずっと気になってたんだ。
いつかイベントとか、
ライブとかで
会えたらいいなって
思ったりして。
そんなときにあの
企画があって、
ファンレターの女の子が
当たってくれないかなーって
ずっと思ってたら、ほんとに
ファンレターの女の子が
当たったんだ。それがなつみ」





そうだったんだ・・・





「昨日もなつみの
格好が似合いすぎてて
照れてるの隠すのに
必死だったし、
今も可愛すぎて死にそうだし。
挙句の果てに、惚れかけてた女の子に
サプライズでバースデーパーティー
してもらえて。
手料理と手作りケーキも
準備してくれたし。
ここまでされちゃったら、
もうかんっぜんに堕ちたよ」





そんなの、私もだよ・・・
今まで推しとしか
見てなかったし、
リアコじゃなかったし。





でも、この3日間で
男の人として
意識しちゃったから、
もう隠せない。





「なつみ、
俺の彼女になって?」





「もちろん!」













*+*+*+*+*+*+*+*+*





これが、私が彼と過ごした
3日間のお話。





この3日間は
ただのきっかけに過ぎない。





だって彼はもう、
推しじゃなくて
彼氏だから。







*END*

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