最高の彼氏と最高の親友

CAST佐藤 菜月海佐藤 菜月海

作者:ななし

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.11.18

中学2年生としての生活が
半分以上過ぎた頃。





私は、約1年半過ごした
私立中学校を辞め





実家近くの
ニコラ中学校へ転校した。





ここでは
平和な学校生活が
送れると願って、













・*。・ ~ ・。*・。





ゆら先生「みんないい子だから
安心して!」





なつみ「はい!」





~~~ガラガラ





ゆら先生「みんな~静かに!
転校生の紹介するから~」





なつみ「佐藤菜月海です、、
短い期間になりますが、、」





ゆら先生「佐藤さん?」





なつみ「あ、、ごめんなさい。
短い期間になりますが
よろしくお願いします!」





パチパチパチ





ゆら先生「佐藤さんは
小松崎さんの隣ね!」





ふたば「ここだよ~!」





ゆら先生「小松崎さん
学校案内お願いしていい?」





ふたば「はい!」





なつみ「よろしくお願いします、、」





ふたば「そんなに緊張しなくて
大丈夫だよ~
よろしくね!」











・*。・ ~ ・。*・。





ふと斜め前に
視線を移す。





内田蓮、、





幼稚園、小学校ともに
同じだった彼が
何故ここに、、





お母さん情報によれば
新潮中に通っていると
いうことだった。





正直彼との思い出は
決して良いものではない。





もし前のように
しつこく絡まれたら、、、





私の学校生活は
平和でなくなる。













・*。・ ~ ・。*・。





ふたば「で! ここが最後!
屋上だよ~」





なつみ「綺麗~」





ふたば「でしょ~
ここでお弁当食べたりするんだ!」





なつみ「へ~楽しそう!」





ふたば「ねね!
今日お昼一緒に食べようよ!」





なつみ「ちゃんとたくさん
お話したいし!」





なつみ「いいの!」





ふたば「もちろん!」













・*。・ 教室 ・。*・。





レン「あ! いたいた!」





なつみ「え、、?」





レン「幼稚園のときとか
よく遊んでたよな?
久しぶり!」





ふたば「え! 2人
知り合いなの!?」





なつみ「人違いじゃ、、」





レン「そそ!
幼稚園のときから
小学校まで!」





ふたば「知り合いいて
良かったじゃん!」





なつみ「うん、、」













・*。・ 屋上 ・。*・。





ふたば「なっちゃんのお弁当
美味しそう!」





なつみ「お母さんのお弁当が
1番好き~」





ふたば「めっちゃ分かる~」





なつみ「ふぅちゃんのお弁当
可愛いね!」





ふたば「ほんとお母さんに
感謝だ、、!」





なつみ/ふたば「いただきま~す!」





ふたば「ちなみに~
レンくんって
昔からモテてたの?」





なつみ「うん、、」





ふたば「やっぱり~!」





どうりで今もモテる訳だ、、





なつみ「、、」





ふたば「関係あんまり
良くない感じ、、?」





なつみ「まぁ、、
そんなとこかな」





ふたば「そうなんだ、、
ごめんね、
無神経なこと言って、、」





なつみ「気にしないで!
それより仲良くしてくれて
ありがとう!」





ふたば「こちらこそ!」













・*。・ 教室 ・。*・。





レン「なつみ!
久しぶりに2人で帰らね?」





なつみ「えっと、、」





ふたば「今日は私と帰る
約束になってるから、、」





レン「そっか、、
じゃあまた今度にするわ」





ヒソヒソ、、、





やっぱりレンはモテるし。





私が一緒にいたらまた、、













・*。・ 次の日 ・。*・。





ガラガラ





レン「なつみじゃん! おはよ」





なつみ「おはよ、、」





まさかの教室には
レンだけ、、





もう少し遅めに
登校すればよかった、、





レン「なつみ
変わったよな~」





なつみ「どう言う意味、、?」





レン「前まであんな
静かじゃなかったじゃん?
俺は前のなつみの方が好きだな~。
今も好きだけど」





なつみ「は、、?」





レン「だからなつみのことが
好きなの」





なつみ「、、こっちの事情も
知らないくせに」





レン「え?」





なつみ「、、
ちょっと外の空気
吸ってくる」





レン「なつみ!」













・*。・ 廊下 ・。*・。





私、最悪だ、、
レン悪くないのに、、





ふたば「、、なっちゃん?」





なつみ「あ、ふぅちゃん、、」





ふたば「なんかあった、、?」





なつみ「話、聞いてもらってもいい、?」













・*。・ 屋上 ・。*・。





ふたば「話って?」





なつみ「、、ふぅちゃんって
好きな人いたりする?」





ふたば「いるっていうか、、
別の学校の人と
付き合ってるかな。
え! 好きな人できたの?」





なつみ「できたっていうか、、」





ふたば「もしかしてレン?」





なつみ「、、うん」





ふたば「恋バナするの
久しぶりかも!
で! 告白するの?」





なつみ「さっき告白されて、、」





ふたば「進展早いよ~!
もっと早く教えてよ~」





なつみ「でも、断ったっていうか、、」





ふたば「え!? なんで!?」





なつみ「昔からレンって
モテてたって言ったじゃん?」





ふたば「うんうん」





なつみ「幼稚園から
一緒だったのもあって
仲良くしてたんだけど、
小学校入った辺りからかな?
陰で嫌がらせされて、、」





ふたば「モテてた分か、、
怖い、、」





なつみ「だからレンとも、
同級生とも
距離を置こうと思って
中学受験した」





ふたば「大変だったね、、」





なつみ「で、中学2年生に
上がった時に
いじめの中心だった2人が
なぜか転校してきて
噂流されて、またいじめられて、
しかも年齢上がったのもあり
エスカレート、、
それで変なタイミングで
この学校に来たんだ」





ふたば「そうだったんだ、、」





なつみ「ここでレンと仲良くしたり、、

ましてや付き合ったりしたら
転校してきた意味ないなって」





ふたば「うちのクラスの女子も
怖いとこあるからね、、
容易に想像できる、、
だから断ったんだ、、」





なつみ「うん、、
でも。好きなのは好きなんだ」





ふたば「そのこと、
レンに言ってみたら?」





なつみ「確かにそうだよね、、
でもさっき
ひどいこと言っちゃった。
レンは悪くないのに、、」





ふたば「仲直りは
早めにするのが1番!
ほら行っといで!
見張っとくから!」





なつみ「え!? 今!?」













・*。・ 教室 ・。*・。





なつみ「レン、、さっきは
ひどいこと言って
ごめんなさい、、」





レン「なつみが言ってた
事情ってのが
知りたいんだけど」





なつみ「実は、、」





私はふたばに話した
ほとんどの内容を
レンにも伝えた。





なんでこんな私を
レンは好きになったんだろ。





レン「ごめんな、、
気づいてやれなくて」





なつみ「レンは悪くないよ、、」





レン「なつみは、俺のこと
どう思ってる?」





なつみ「え?」





レン「俺は、少なくとも
腐れ縁だとは思ってない。
なつみからしたら
ウザかったかもだし、
迷惑だったかもしれない。
けど、、
俺の初恋であって今も好き」





なつみ「私も好きだよ、、
だけど、、」





レン「また悪夢再来ってか」





なつみ「うん、、」





レン「大丈夫。俺に任せて」













・*。・ 次の日の朝 ・。*・。





なつみ「おはよ、、」





レン「おはよ!
どうした~暗い顔して」





なつみ「本当に大丈夫?」





レン「なんかあったら
すぐ言えよ!
今回は絶対に守るから」











・*。・ 教室 ・。*・。





ガラガラ





レン「みんな、おはよ~!」





女子1「レンくん!?
なんで佐藤さんと?」





レン「俺の彼女だから!」
なつみを悲しませるような
ことしたら
絶対許さないからな!」





ふたば「そーだよ~!
私の親友に酷いことしないでね!」





なつみ「2人とも、、」





ふたば「、、レン。
男子が居ないときは
私が見張っとくから」





レン「頼むぞ! 委員長!」





頼もしくて優しい。





そんな親友と
彼氏に支えられて





私は平和で楽しい
学校生活を
送ることができています!





ここだけの話、、
委員長は怒ると
学年主任の先生より
怖いんだとか、、







*end*

Like

この物語に投票する

佐藤 菜月海が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!