絵。それが恋へとの架け橋

CAST佐藤 菜月海佐藤 菜月海

作者:りっぴ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.09.02

こんにちはー。
わたしは佐藤ナツミ。





超モテモテ女子で、
まあ・・・、
一軍女子だね。





でも、今付き合ってるのは
地味男子・・・





どうしてか、
当ててみてねっ!





これは、ちょっと前の
お話だよ。













☆☆☆☆☆☆☆





ユズ「ねーねー、ナツミ!
彼氏とか、できないの?
作らないの?
そんなに可愛いのに
もったいないっ!」





わたしは家より
少し高い声をのどに用意。





ナツミ「んー、
今はいいかな!」





みんなに
言われるんだよね。
もったいないって。





でも好きな人に
逢えてないから・・・













☆☆☆☆☆☆☆





ある日、
ノートを教室に忘れ、
取りに帰ったとき。





1人で教室に残っている
南くんがいた。





ん?
絵を・・・
描いているのかな?





わたしが教室に入ると、
それを隠してしまった。





ナツミ「南くん!
何を隠したのー?」





南「えっ?
あっ、その・・・・・・」





ナツミ「見せてよー。ね?」





南「・・・分かりましたよ。
はい」





そう言って
見せてくれたのは、
教室の絵。





しかもめっちゃ上手。





ナツミ「えっ。
めっちゃ上手じゃん。
みんなに見せてあげたい!」





南「いえ、そんな・・・」





ナツミ「いーなー。
わたしもそれぐらい
上手に描きたい」





南「あのっ・・・、
迷惑じゃなければ、
なんですが。
佐藤さんを描いても
いいですか・・・?」





ナツミ「えっ!?!?
いいの!?
描いてくれるの?
ありがと!」





喜びでいっぱいだった。





絵が完成するの
楽しみだな!













☆☆☆☆☆☆☆





1週間後・・・





わたしはいつもどおり
一軍女子と
しゃべっていた。





男子「えっ?
おまえ、なに描いてんの?
あ、もしかして佐藤?
南、佐藤を隠して
描いてたわけ?」





1人の男子が、
わたしの完成した絵を
ひらひらと持って
からかっていた。





南「あっ、その・・・・・・」





男子「うーわ、
分かっちゃったー。
お前、佐藤のこと、
好きなんだろ!」





男子「えー、
だせえお前が?」





男子「きもー!
佐藤もそう思うよな?」





ナツミ「えっ・・・・・・」





ユズ「そう思うよね、ナツミ」





ナツミ「いや・・・」





否定もできないし、
そうだとも言えない。





南「そう、ですよ」





男子「は?」





南「俺・・・・・・、
佐藤さんが好きです。
付き合ってくださいっ」





教室がシーンとなる。





ナツミ「はいっ・・・!」





ユズ「えっ、
ちょっと待って?」





ユナ「おかしいよ・・・!」





ナツミ「わたし、
いつの間にか南くんを
目で追うようになって・・・」





ユナ「ウソ、ナツミ。
ねえ、ウソって言って?」





ナツミ「わたしは、
南くんが好きっ!」













☆☆☆☆☆☆☆





そうしてわたしたちは
付き合い始めました。





女子友とは2日ぐらい
気まずかったけど、
わたしが幸せオーラ
出してたのかも。





認めてくれたんだ。





今は、とっても幸せですっ!







*end*

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