大切なもの

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:sakyon

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.07.17

やほほ!
私ゆなな。





今は絶賛、
イケメン探ししてる
ところでーす!!





イケメン探しって何?





えーっと、言葉の通り
イケメンを探して
逆ナンすること・・・
ですかね!





なんでそんなこと
するかって?





だって~
私の学校、イケメン
いないんだもん。





あ、でも1人だけ・・・





って、あの人は
私じゃ無理。





ちょーモテるもん。





だから私、学校では
今と違って
ブサイクだよ。





イケメンじゃない人達に
モテても
しょーがないからね。





メガネかけてて
ノーメイクで
髪もぐしゃぐしゃ。





街で私とすれ違っても
学校の私だとは
絶対気づかれないから、
逆ナンしほーだいってわけ!





って・・・あのこ!





遠くて
よく顔見えないけど
オーラが違う!





早速
声かけてみまーすっ!





ゆなな「すみません・・・
今からカフェ行こうと
思ってたんですけど
道に迷っちゃって・・・
案内してもらえますか??」





下から目線 AND 萌え声で
あざとく/////





髪を耳にかければ
なお良し/////





これで落ちない
男子は・・・





イケメン「あれ・・・
もしかして
ゆななさん?」





ゆなな「え?」





なおや「俺俺!
なおや!
同じクラスだよね?」





なおや君といえば
学校一のモテ男・・・





そんな奴がなぜ
私のことを
知っている?





そしてなぜ私だと
気づいた?!





ゆなな「えーっと・・・
お、同じクラスって
なんのこと~?」





ここはなんとか
ごまかして逃げる!





こんなことしてるって
学校で噂になったら
私終わる!





ゆなな「や、やっぱり
カフェの気分じゃ
なくなったからいいや・・・
すみませんでした~!」





振り返って
逃げようとしたその時





なおや「待って!」





腕を掴まれた。





なおや「これ・・・」





ゆなな「は!」





学校でいつもしている
メガネ!





私ドジだ~、
落とすなんて・・・





なおや「やっぱり
ゆななさんだよね。
カフェ、いこーよ」





ゆなな「はい・・・」





バレたなら
もうしょうがない。





噂を広められないように
なおや君に言おう!





なおや「まさか、あの
ゆななさんだったなんてね、
最初見た時わからなかったな~」





ゆなな「じゃあなんで
気づいたの?」





・・・はっ!
今そんなことを
聞いている場合じゃない!
何言ってんだ私~!





なおや「髪を耳にかけた時。
学校でも
よくやってるから・・・」





ゆなな「え! そんなに
私のこと見てたの?!」





なおや「あ、ご、ごめん・・・
ゆななさんいつも
1人でいたから
なんか気になってて・・・」





ゆなな「いや、違うの・・・
なおや君ってさ、
学校でもモテるし、
イケイケのグループじゃん?
そんな人が私を
気にしてくれてたなんて
嬉しくて・・・」





なおや「俺なんてモテないよ。
それよりゆななさんの方が
モテるんじゃないの?」





・・・はっ!
忘れるところだった。
ちゃんと
口止めしなくっちゃ。





ゆなな「あ、なおや君。
今の私のことなんだけど、
学校では広めないで
もらえるかな?」





なおや「・・・なんで?」





ゆなな「だって私
学校とキャラ違うじゃん?」





なおや「たしかに違うけど、
今の方が可愛いと思うよ?」





ゆなな「それはそうなんだけど・・・
とにかくっ!
このことは黙ってて」





なおや「えー、
どーしよっかなー?」





ゆなな「・・・!」





なおや「じゃあ、
俺のいうこと
1つ聞いてくれる?」













*。・ 次の日 ・。*





なおや「おっはよー!
みんな!」





なおやの友達「おはよーって・・・
隣にいるのだれ?」





なおや「え、クラスメイトじゃん」





なおやの友達「やっべ、覚えてねー笑」





ゆなな「お、おはようございます!」





・・・緊張する。





なおや「じゃあ
今から覚えとけ。
俺の彼女、ゆななさん」





なおやの友達「えー! 彼女!」





なおや「そう、昨日から
付き合い始めた」





みんな驚いてるな・・・





当たり前だよね、
こんな隠キャが
学校一のモテ男と
付き合ってるだなんて・・・





このことは
あっという間に
学校中に広まった。









・ ・ ・ ・ ・





そして休み時間。





トイレに行こうと
していた時、





女子生徒「ちょっといい?」





そう声をかけられて
ついていった。





女子生徒「なおやと
付き合ってるって
ほんと?」





ゆなな「・・・はい」





女子生徒「全くどんな汚い手
使ったんだろうねー笑」





ゆなな「・・・」





何も言えずに
黙っていた。





だよね、私なんかが
なおやくんと
つりあうはず・・・













*。・ 下校時 ・。*





ゆなな「なおや君、一緒に
帰りませんか?」





なおや「俺も誘おうと
思っていたところ!
帰ろ!」





そして私は
勇気を出していった。





ゆなな「私と
別れてください」





なおや「・・・」





ゆなな「やっぱり私じゃ
なおや君につりあわないし、
なおやくんも
面白がってただけでしょう?
もう、疲れちゃって・・・」





なおや「俺はゆななのことが
好きで付き合ってって
お願いした」





ゆなな「え、、好き?」





なおや「学校でずっと見てた。
掃除の時間、1人で
真剣に取り組む姿、
授業が終わった後、
先生に質問をしに行く姿、
真面目でいい子で
好きだなーって思った」





ゆなな「でも私、学校では
ブサイクだし・・・」





なおや「見た目が全てじゃない。
もちろん見た目も大切だけど
見た目に勝るくらい
ゆななさんは魅力的な人だよ」





・・・私は間違っていた。





人を見た目で判断し、
イケメン探しなんかしてた
自分が馬鹿馬鹿しい。





でも、そんな私の
外見ではなく
内面を見てくれていた人が
いたなんて・・・





ゆなな「ありがとう・・・!」





私は泣きながら
家に帰っていった。













*。・ 次の日 ・。*





なおやくんと一緒に
教室に入った。





なおやの友達「おっはよ・・・って
なおやお前
彼女変わったのか?」





ゆなな「おはようございます・・・!」





なおや「んなわけないだろ、
ゆななさんだよ。
同一人物」





なおやの友達「うそ・・・
めっちゃ
可愛いんですけど!
なおや、お前
黙ってたなんて
ずるい奴だな!」





なおや「ゆななさんは
元々可愛かったよ」





可愛い姿で登校をして、
いじめられることは
なくなった。





なおや君の隣に立つのなら
少しでも可愛くありたい。





そう思わせてくれたのは
外見より中身を見てくれた
なおや君がいたから。





なおや君以外の人は
私みたいに外見で
人を決めがちだと思う。





だから私は、なおや君以外にも
認めてもらえるような人に
なりたいと思って
この姿で学校にきた。





みんなにも見た目より
大切なものがあるんだって
伝えたかったから。





そうしたらなんだか
自信がみなぎってきて、
今では胸を張って言える。





私がなおや君の彼女です!!!







*end*

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