恋愛の国のキューピッド物語

CAST高比良由菜

作者：みなな

2021.12.14

ゆなな「そっちのカップルは
ハアトよろしく！
あっちのはメアリさん
よろしくお願いします!!!」

ふぅ、バレンタインの季節は
仕事が多くて忙しいな。

あ、申し遅れました。
ゆななです！

恋愛の国のキューピッドの
リーダーなんだ！

仕事というのは、
カップルを沢山作ること！

沢山作ったキューピッドは
次の年、
ランクアップできるの！

ちなみに私は
ランク６のリーダー/////

さっきのハアトは
ランク４の
ワークキューピッド！
メアリさんは
ランク８の師匠!!

働くキューピッドってこと！

私はワークキューピッドに
指示を出しながら
自分もカップルを作るっていう
たぁぁいへんな仕事をしてるの！

ふう、忙しい。

あっあのカップル！
作れそう！

アキ「話って、、なに？」

レン「あの、俺、
アキちゃんのこと好きです。
付き合ってください！」

今だ!!

ズッキューーん！

アキ「よろこんで！」

やったぁ！
カップル１組作成っと/////

あ、今やったのはね、
恋の矢を胸に打ち込んで
キュンとさせて
カップルを作るやり方だよ！

痛そう？
痛くないよ。

人間は私たちのことは
見えてないし
矢も感じないからね。

ということで
もっとカップル作成
してきまーす！

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ふぅ～疲れた。

今日は７カップル
作成っと！

１日の終わりには
ミーティングがあるんだ。

キューピッドみんなで
集まって話すの！

・＊。・　ミーティング　・。＊・

メアリ「それでは
キューピッドミーティングを
始めます。礼」

メアリ「今日はハプニングが
ありました。
デビルの誰かが
カップル作成の邪魔を
しているのです！」

みんな「え～！」

ちなみにデビルとは、
カップル作成の邪魔をしてくる
悪魔のこと。

ゆなな「防げる方法は
ないんですか？」

メアリ「男子キューピッドが
３発矢を打てば
悪魔は消滅する。
しかし、向こうに一発でも
打たれてしまったら、
我々は消滅してしまう」

ゆなな「じゃあこっちの方が
不利ってことじゃないですか!?
恋愛界のピンチです！」

メアリ「どうしようか、、、」

ガタンッ

誰かが立ち上がった。

ハアト「俺がやります！」

ゆなな「うそ、、、」

メアリ「とっても危険よ。
やめた方がいい」

ハアト「でも、ここで悪魔を
消滅させなければ、
どんどん増えて行って、
恋愛の国が
消滅してしまいます。
俺がやってきます！」

メアリ「っ、、、」

ゆなな「どうしますか？」

メアリ「わかったわ。
しかし、相手の悪魔は
ココハデビル。
ランク９の檄強デビルよ。
気をつけて」

ハアト「はい。
頑張ります」

そうして、ハアトは
デビルの国に向かって
飛んでいった。

・＊。・　１週間後　・。＊・

ゆなな「ハアト
大丈夫かな～？」

メアリ「ハアトくんなら
やってくれるはず。
デビルの国には３日で着くから、
１日で倒していれば
そろそろ帰ってくるはずよ」

ゆなな「あっあれって、、、」

向こうからフラフラと
キューピッドが飛んでくる。

メアリ「ハアトくんだわ！」

ハアト「ただいまです～」

ゆなな「ハアト～!!!!
おかえり～!!!!」

ハアト「ゆなな、、、、。
ただいま」

きゅん。
疲れているのに
笑いかけてくれて、
笑顔にきゅんと
してしまった。

ゆなな「ハアト。
疲れてるでしょ？
早く寝た方がいいよ！」

ハアト「ありがとう。
大丈夫だよ」

ゆなな「ココハデビルは
倒せたの？」

ハアト「うん！」

ゆなな「ありがとう!!!」

ハアト「あのさ。俺、
帰ってきたらやろうと
決めてたことあって。
聞いてくれる？」

ゆなな「いいよ」

ハアト「俺、ゆななのことが好きだ。
付き合ってください！」

ズッキューーん

ゆなな「はい。
よろこんで」

そうして私たちは
付き合うことになったんだ！

～ｅｎｄ～