Happy Christmas ~ほんとのキモチ~

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.09.29

私はゆなな。
もうすぐクリスマスだけど、
私には好きな人がいるの!





それは、同じクラスの
ユアンくん!





優しくて
笑顔が素敵で
カッコいいの!!





クリスマスイブに
告白しようかと
思ってるんだけど・・・











・:*+・\ 学校 /・+*:・





タイヨウ「ゆなな!
おはよ!」





幼馴染のタイヨウだ。
タイヨウには
ユアンくんのことを
話している。





ゆなな「あ! おはよ!」





タイヨウ「もうクリスマス
1週間前だな。
ゆななは、なんか
予定あるのー?」





ゆなな「んー。当日は
今のところは予定ないけど。
クリスマスイブにね・・・」





タイヨウ「なにすんの?」





ゆなな「ユアンくんに
告白しようと思って」





タイヨウ「へー。
頑張ってね。
じゃあばいばい!」





タイヨウ
行っちゃった・・・





最近は、
ユアンくんの話をし始めると
自分のクラスに戻っちゃうの。





なんでだろ?













・:*+・\ 放課後 /・+*:・



先に誰かに
誘われちゃったら嫌だから
ユアンくんに
予定聞いてみよっかな~。





ゆなな「あのっ。
ユアンくん。
クリスマスイブ
空いてますか?」





ユアン「空いてるけど・・・
どうしたの?」





ゆなな「えっと、、、
あの、一緒に
お出かけして
もらえませんかっ!」





ユアン「いいよ。
何時集合?」





ゆなな「いつでも大丈夫!」





そして、
時間と場所を決めて、
クリスマスイブ、
ユアンくんと
お出かけできることに
なったのです。





やったー!!





とても楽しみです♪













・:*+・\ クリスマスイブ /・+*:・





まだかな~。





ユアン「ごめん。待った?」





わー!!
私服姿のユアンくん
かっこよ!





ゆなな「ううん!
全然!
どこ行くのー?」





コースはユアンくんが
決めてくれることに
なってるんだっ!





ユアン「まずは、、
ショッピング!」





ゆなな「やったー!」





私たちはショッピングで
お互いにプレゼントを
買いあった。





クリスマスツリーの前で
交換した。





ゆなな「開けていい?」





ユアン「うん。
俺も開けていい?」





ゆなな「もちろん!」





プレゼントを
開けてみる。





ゆなな「わぁ~!
クリスマスコフレだ!
ユアンくんセンスある~!」





ユアン「おー!
ずっと欲しかった財布!」





ゆなな「良かった~!」





そのとき、





ユアン&ゆなな「わぁ~」





イルミネーションの
明かりがついた。





ゆなな「綺麗~」





ユアン「ね」





告白、
するんだった。





ゆなな「ユアンくん、」





ユアン「なに?」





ゆなな「あの、、、」





ゆなな「ずっと前から
好きでした!
私と付き合ってください!」





ユアン「ごめん。
俺、好きな人がいるから。
今日は好きな人
予定があるみたいだから
ゆななちゃんに
プレゼント選んでもらおうと
思ってたんだけど。
期待させちゃったよね。
ほんとにごめん」





ゆなな「そうだったのか、、。
全然大丈夫!
じゃあ、その、ユアンくんの
好きな人へのプレゼント、
一緒に選ぼうか?」





ユアン「迷惑だよね?
大丈夫。ごめんね」





ゆなな「うん。
じゃ、またねっ!」





ユアンくんの前では
悲しい顔をしたくないから、
わざと明るく振る舞った。





ほんとは、
言葉に表せない感情で
胸がいっぱいだった。





悔しいとも違うし、
悲しいとも違うし。





なんだろ、、。





でも、頭の中に
タイヨウの顔が
浮かんでいるのは
気のせいだろうか。





私はスマホを取り出す。





ゆなな《無事フラれました。笑》





タイヨウにLINEを送る。





すぐ既読がついた。





タイヨウ《あんな男
好きになるからだよ》





ゆなな《そんなこと言わないでよ》





タイヨウ《でもよかった。
やっと俺の番。
ずっとゆななのことが
好きだったんだ》





ゆなな《え、、》





タイヨウ《今どこにいる?》





ゆなな《イルミネーションツリーの
前だけど、、》





タイヨウ《今から行く》





ゆなな「えっ!」





思わず声に
出してしまった。





タイヨウ「待った?」





ゆなな「ぜんぜん。
来るの、早いね 笑」





タイヨウ「だって
ゆななが好きだから。
ゆなな。
俺と付き合ってください!」





ゆなな「ごめん」





タイヨウ「わかってる。
じゃあまた」





ゆなな「ちょっとまって!
ちがうちがう!
ずっとユアンくんの話して
ごめんってこと。
でもね、私気づいたの。
私、ただユアンくんみたいな
みんなに人気の男の子に
恋することに
憧れていただけなのかも。
私が本当に好きなのは」





ゆなな「タイヨウだって、
気づいた」





タイヨウ「うそ」





ゆなな「だから、もちろん
私も付き合いたいです!
大好き!」





タイヨウ「俺も大好きだよ!
明日は一緒に出かけような」





ゆなな「うん!」







・:*+・\end/・+*:・

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