保健室の恋

CAST高比良由菜

作者：おもち

2021.05.08

こんにちは～
私の名前はゆな。

みんなから、
ゆななって
呼ばれてるよ！

ガーリーと可愛いコスメが
大好きな中学３年生の
女の子だよ。

少し病弱体質なんだ。

だから、よく保健室で
休んでるんだ。

私の親友は、ルキ。

ルキはすごく元気いっぱいで、
スポーツ全般得意なんだよ。

だから、わたしと
正反対な女の子。

実は、私はモテるんだ。

私は、今まで恋なんて
全然分からなかったから、
告白されても
「ありがとう」で
済ませてたの。

でもね・・・

先月わたしにも
好きな人ができた。

その子は、りつき君。

なんでもできて
イケメンな男の子なの。

こないだ、保健室で
休んでたら
保健室に来たんだ。

その時に
一目惚れしたの。

まぁ～やっぱり
女の子に人気が高い。

なんで
分かったかって?!
それはね・・・

手を切って保健室に
来たみたいなんだけど、
それに心配して、
女の子が２５人以上
付き添いで
ついてきたから。

りつきくんとは、
学年は一緒みたい・・・

来月には
クラス替えもあるから、
同じクラスになりたいな・・・

てかなんか、
お腹痛い・・・

ガチャ

るき「失礼しま～す。
ゆなないますか？」

保健室の先生「いるよ～
寝てるかな？
起こしてくるね！」

るき「はーい
待ってます★」

保健室の先生「ゆなちゃん～
起きてる？
るきちゃんが遊びにに来て
くれたけど、帰れそう?!」

ゆなな「はーい
了解です
ちょっと待ってて下さい★」

ってえぇぇ～
やばい！　やばい！

ベットが赤く
染まってる。

え？
また新しい病気?!
どうしよう？

ちょっと待って？

１番考えられるのは・・・
生理??

先生に
言わないと・・・

「先生～あ、あの」

先生「ゆなちゃんどうした？
体調悪い??」

「い、いえ。あの・・・
ベットを汚してしまった
みたいで・・・！」

先生「あっ!!
もしかして・・・」

「はい。
初めて来ました・・・
グスン」

（あっ！　やだ。
涙が・・・）

先生「大丈夫だよ。
泣かないで！
お腹痛い？
冷やしちゃダメだよ。
あっ！　るきちゃん
ずーっと外で待っててもらってて、
るきちゃんここに
呼んでもいいかな？
ちょっと先生
お母さんに電話してくるね」

「あっ！　はい。
大丈夫で・・・す」

（なんか、ほんとに
お腹・・・
痛くなってきた・・・）

るき「ゆなな!!
どうしたの？
体調悪い？」

ゆなな「るき！
私、きたみたい」

るき「あっ！　生理?!
大丈夫。
誰にも言わないから。
てか、私ももう来てるしね！」

保健室の先生「ゆなちゃん。
先生お母さんを呼んだから、
今日はもう帰ろっか」

「は・・・い」

保健室の先生「その前にベット
きれいにしよっか！
立てる？　大丈夫?!」

「は・・・い。
あの。ほんとに
ごめんなさい」

保健室の先生「大丈夫だって！
みんなあることなんだから！
るきちゃん。
ゆなちゃんをもう１つの
ベットに連れてってくれる？」

綺麗なベットの上で
片付けが終わった後

ガラガラ

りつき「失礼します。
手をぶつけてしまって
保冷剤いただけますか？」

あっ！　りつきくん！

どうしたんだろう？
大丈夫かな？

保健室の先生「いいよ～手痛い?!
ちょっとそこの椅子に
座っててくれる？」

りつき「はい」

（ゆななの方を見る）

りつき「ゆなちゃん。
今日も体調悪い？」

（え？　あっ！
私に喋ってくれたのか）

「ううん。大丈夫だよ。
りつき君ありがとう。
それより、りつき君も
手大丈夫?!」

りつき「よかった。
俺も大丈夫。
あのさ・・・
突然でごめんね。
好きだ。付き合ってくれ」

（えーーーーーーーーーーーー。
この私に？　うそ？　嬉しい）

「もちろん!!
私でよかったら、
よろしくお願いします」

無事両思いに
なりました!!

＊ｅｎｄ＊