アンドロイドが恋しちゃダメ。

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:なーご

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.04.09

私はユナナロボ。
ユナナって呼んでね。





私はアンドロイド。
だけど、人間界で
暮らしている。





だって・・・











*。・ ある日 ・。*





ユナナ「新しいクラス・・・不安。
ま、仲良しな人なんて
どうせ出来ないし」





ドーン





ルキ「ユナナさん?
私ルキ!
よろしくぅ~!」





ユナナ「パ・・・
パリピってやつなのか」





ルキ「私、パリピ?
うける~!ww
草!ww」





ユナナ「コ・・・コワイ・・・」





ルキ「よろしくぅ~!」





ユナナ「ハイ。
(コワイコワイコワイ
コワイコワイコワイ)」





ルキ「ユナナはさ~
流行り物とか知らないの?」





ユナナ「マッタク、
シリマセンネ」





ルキ「カタコトだな~!」





ユナナ「ア、ハイ」





ばれないかな・・・?
新しいクラス
不安しかないな。





ガラガラ





ルキ「あ!」





?「また、
ルキいんのかよ~!
最悪!」





ルキ「うるさいな~!
あ、この子ユナナ!」





ユナナ「エット・・・」





ハアト「俺、ハアトって言うんだ。
よろ」





ユナナ「ヨロ」





ハアト「!?
・・・めっちゃ
カタコトじゃない?」





ルキ「なんか、
緊張してるっぽい(笑)」





ユナナ「スミマセン」





ハアト「謝んなくていーし(笑)」





ルキ「ユナナ!
席、座んない?
ハアト、
また後で!」





ハアト「また後でな」





ユナナ「カレシ?」





ルキ「ううんっ!!
好きな・・・人」





ユナナ「オトメナンダネ。
(最近オトメをおぼえた笑)」





ルキ「オトメ!?
ユナナ面白いねー!(笑)」





ユナナ「?」





ルキ「あ、学校終わったら遊ぼ!
ハアトも一緒に!」





ユナナ「ア、ハイ。
OKデス」













*。・ 放課後 ・。*





ルキ「ユナナ!」





ハアト「よっ」





ユナナ「ヨッ」





ルキ「今日は、ユナナの為に
自己紹介をします!
イェーイ!」





ハアト「イェーイ」





ユナナ「イェーイ」





ルキ「まずは・・・私!
やる気、元気、
関谷ルキです!
よろしくぅ~!」





ハアト「俺、ハアトって
いいまーす。
ヨロ」





この人は、ヨロが
キメゼリフなのか?
by ユナナ





ユナナ「ユナナデス。
ミンナト、ナカヨク、
シタイデス。ヨロ」





ハアト「相変わらず、
カタコトだな(笑)」





ルキ「てか、肌しっろ」





ハアト「確かに」





ユナナ「ソウカナ?」





カチン





ルキ「カッタ!
肌カッタ!」





ユナナ「ア、ヤバ」





ハアト「何、どした?」





ユナナ「ア、キョウハ、
キブンワルイカモ。
カエルネ」





ダッ・・・





バレたら・・・
もう、また
繰り返すのはいやっ!!













*。・ 3年前 ・。*





ユナナ「リーミー!」





りみ「ユナナ!
おはよ!」





私の親友りみ。
残念だけど、
まだアンドロイドのことは
言ってない。





ユナナ「アノサ!
nicolaミタ?」





りみ「もちろん!
美白企画いいよね~!
メアリちゃん、最高!」





ユナナ「ウン!
メアリチャン、
イイヨネ!」





りみ「ゆななってさ、
白いよねー!」





ユナナ「ソウカナ・・・?」





りみ「肌もツルツルだし~!
触らせて!」





カチン





りみ「え?
かた・・・
ロボットみたーい!(笑)」





ユナナ「ゴメン。
ワタシ、
アンドロイドナノ。
カクシテテゴメン」





りみ「っ・・・!?
嘘だよね・・・?」





ダッ・・・





ユナナ「リミ!」





りみ「来ないで!
コワイよ! ユナナ!!」





ズキン・・・





ユナナ「リ・・・ミ・・・?」













*。・ 今 ・。*





もう、
あんなことには・・・





ハアトやルキ・・・
友達がやっと
出来たのに。





ハアト「おいっ!
ユナナ!」





ユナナ「ナンデ・・・
イルノ?」





ハアト「具合悪いなら、
看病してやるよ」





ユナナ「ハアト・・・」





ガララ・・・





ユナナ「オジャマシマス」





ハアト「俺、
1人暮らしだから。
誰もいないよ。
安心して」





ユナナ「グアイ・・・
ワルクナイ」





ハアト「え・・・?」





ユナナ「モヤモヤ
シチャッテ・・・
ゴメン」





ハアト「そういう時、
あるよな」





ユナナ「・・・」





ハアト「俺の家、
狭いけどゆっくりして。
誰も入れたことないんだ」





ユナナ「ワタシ、
ハイッテイイノ?」





ハアト「もちろん。
ユナナはなんか・・・
特別? だし!」





ユナナ(トクン)





ん? なんだ。
この気持ち。





アンドロイドだから?
よく分かんないな。





ハアト「ルキさ、
グイグイ系じゃん」





ユナナ「アー・・・ウン」





ハアト「初めてだったんだ。
1人の俺に
話しかけてくれたの」





ユナナ(ズキン)





ん? なんだ。
この気持ち。





アンドロイドだから?
よく分かんないな。





ハアト「でも、ルキは
恋愛対象には見えない。
でも、ユナナは・・・」





ユナナ「ユナナは・・・?」





ハアト「なんか・・・違う」





ガララ・・・





ルキ「ユナナー?
大丈夫?
さっきはゴメン!!」





ハアト「あ・・・ルキ」





ユナナ「ヨッ」





ルキ「あ、
おじゃましちゃった?」





ユナナ「?」





ハアト「いや、いいよ。
上がって」





ルキ「ハアト・・・
ユナナが好きなの?」





ハアト「なんでだよ」





ルキ「だって・・・!」





ハアト「違うって!」





ルキ「私は好きなの!
ハアトのこと!
気づいてよ・・・!」





ユナナ「・・・」





ハアト「ゴメン。
やっぱり、
さっきの嘘だから」





ルキ「そっか!
じゃ、今日は帰るね!
ユナナ!
バイバイ!」





ガララ・・・
ピシャン!





シーーン・・・





ユナナ「ルキ・・・
ダイジョウブ・・・?」





ハアト「やっちゃったよ。
俺。
どうしよう。
もう・・・ダメだ・・・」





ユナナ「ダイジョウブ。
ハアトハ、
ワルクナイ」





ハアト「・・・」





ユナナ「ワタシハ、
ハアトモ、
ルキモ、
スキダヨ」





ハアト「ユナナ、
どーいう意味?」





ユナナ「ナンカ、
キモチガ、
ギューットスルノ」





ハアト「それさ・・・」





ユナナ「ウン・・・?」





ハアト「俺も、
同じ気持ちだよ。
ユナナ」





ユナナ「デモ・・・」





ハアト「俺と付き合って・・・」





ユナナ「ゴメン・・・」





ハアト「そっか・・・」





ユナナ「チガウノ・・・
アノネ・・・
キラワナイデ・・・」





ハアト「・・・」





ユナナ「ワタシ、
アンドロイドナノ。
ダカラ・・・」





ハアト「アンドロイド・・・
だから? 何?
俺は・・・
ユナナが好きなの!」





ユナナ「ハアト・・・」





ハアト「俺はそのままの、
アンドロイドの
ユナナが好きだよ」





ユナナ「アリガトウ。
ハアト」





ハアト「好きだよ。
ユナナ」





ユナナ「コレガ、
スキ」





ハアト「そう。
これが、
好きって気持ちだよ。
ユナナ」





ユナナ「ハアト、
スキ!
ルキ、スキ!」





ハアト「ヨロ。ユナナ」





ユナナ「ヨロ。ハアト」







「アンドロイドナノ。
ダカラナニ?」





「キョウ、
《スキ》トイウ、
キモチヲ、
シリマシタ」







*end*

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