トライアングルサバイバル

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:るな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.07.24

私の名前は高比良由菜。
ニコラ学園に通っているんだ。





ルキ「今日ごめん。
一緒に帰れない」





ユナ「分かった」





親友のルキとは部活が違うから
こういうことが
たまにあるんだよね。





ユナ「はぁー部活終わった。
今日は練習して帰ろっかな」





私は吹奏楽部に
所属している。





ユズ「ここって
どう吹くんですか?」





ユナ「えーとここは」





お手本を見せる。





ユズ「ありがとうございます」





今年のトローンボーンパートは
激ムズなのだ。





ユナ「そろそろ帰ろうかな」





私は1人で
廊下を歩いていた。





?「ユナ」





ユナ「ルワだ。
どうしたの?」





ルワ「ゆなに言いたいことが
あってさ」





ハアトが通りかかる。





ハアト「何してんの?」





ルワ「ユナに告白するから
邪魔しないで」





え!?
私、ルワに告られんの?!





ハアト「俺もユナのこと好きだから
先にしないでくれる?」





ルワ「は?
自分のしたいタイミングで
いいじゃん」





ハアト「じゃあ1学期の最終日に
告白して
それまでどっちが
好きになったかね」





私はどうしたらいいか
分からなかった。





ルワ「ユナ、一緒に帰ろ」





ユナ「あ、分かった」













・*。・ 次の日 ・。*・





ルキに昨日のことを
全部話した。





ルキ「いいなぁ
モテモテじゃん」





ユナ「でも好きな人いないし、
三角関係だから微妙」





ルキ「そっかぁー
でも幼馴染のハアトの方が
強いんじゃない?」





それからは2人から
猛アプローチを受けた。





ルワ「行こう」





ユナ「うん」





急に手を繋いできた。





ルワ「今はどっちが好きなの?」





ユナ「それは、言えないかな」





ルワ「俺だよね?」





目があってキュンとする。





でも、うんとも違うとも
言えなかった。





ピロン♪





ハアトからラインだ。





「土曜日遊ばない?」





「部活があるからごめん。
でも日曜日なら遊べるよ」





「じゃあ日曜日
俺の家来て」





「OK」













・*。・ 日曜日 ・。*・





インターホンを鳴らす。





ハアト「やっほー。
今日は家族いないから
安心して」





ユナ「わかった。
お邪魔しまーす」





ユナ「っあ!」





私は玄関の段差で
転びそうになって
しまったのだ。





ん?





ハアト「可愛いな、ユナは」





待って?!
お姫様抱っこ
されてるんですけど?





心拍が人生で
最高くらいの速さで鳴る。





私はそのままソファまで
連れていかれた。





ハアト「俺、ユナのこと
誰よりも好きだからね」





ハアトの方を向いて
見つめ合う。





目を逸らそうとしても
手で固定されていて
ハアトを見るしかなかった。





ハアト「数秒間見つめ合うと
好きになるんだって。
俺のこと好きになったでしょ」





ルキ「じゃあ夏祭り1日目
楽しみにしてるよ」





ユナ「じゃあバイバイ」





やったー。夏休みだ。





私は、ふと思い出した。
楽譜、学校に置いたままだった!





ユナ「早く取りに帰らないと」





音楽室に行くと
ルワとハアトがいた。





「好きです。
付き合って下さい」





私はハアトの手を取った。





ユナ「よろしくお願いします」





ルワ「幸せになれよ」





ニコッと笑って
帰って行った。





ハアト「一緒に帰ろ」





ユナ「いいよ」





ハアト「ちなみに夏祭りさ、
一緒に行かない?」





ユナ「2日目ならあいてるよ」





ハアト「浴衣着てきてね」





ユナ「OK」













・*。・ 夏祭り2日目 ・。*・





ハアト「やっほー。
浴衣似合ってるね」





つい顔が赤くなる。





ハアト「嬉しいのバレてるよ」





私はハアトを叩く。





ハアト「はいはい
わかりましたよ。
行こう」





ユナ「うーん美味しい」





ハアト「顔になんかついてるよ」





さりげなく取られる。





ユナ「取れた?」





ハアト「うん」





その後人が多すぎて
ハアトと
はぐれてしまったのだ。





花火が始まりそうなのに
見つからなくて
泣いてしまった。





ハアト「ユナ! 大丈夫?」





ハアトに
なぐさめられる。





ハアト「もー泣き虫だな」





そのあと手を繋いで
花火をみました。







~happy end~

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