俺の好きな匂い

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:美桃

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.01

私は、高比良由菜。
高校1年生。





中学生のときは
オシャレに興味なんて
なかったけど、





高校生になってから、
オシャレが
楽しくなったんだ。





どうしてオシャレに
目覚めたかというと





好きな人ができたから!





それは・・・・・・
レン君。





かっこよくて、
一目惚れした。





最初はなかなか
話せなかったけど、





同じ班になってからは、
沢山話せるように
なってきた。





今日は土曜日!
お気に入りの服をきて、
友達とショッピングへ。





メイクもバッチリ!





有名なコスメの
お店に着いた。





なにかないかな。
そう思ってると、
ふと、赤いパッケージの
小さくて可愛い瓶が
目に止まった。





香水だ!





私はその香水に
目を奪われて、
さんざん悩んだ結果、
思い切って
買うことにした。





明日から
付けていこう。





レン君、
気づいてくれるかな。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そして翌日。





「おはよう! レン君」





「あ、おはよう、由菜。
今日は早いんだね」





「うん。
宿題やらないと
いけないから」





「そっか。
頑張ってね!」





はぁ。やっぱり
気づいてくれないか。







そして放課後。





私は衝撃的なものを
目にしてしまった。





レン君が、
可愛い女の子と
仲良さそうに歩いてる。
彼女なのかな。





きっと、彼女だよね・・・
あんなに可愛いもん。





もう、レン君のことは
諦めよう。





そう思っても、
涙が出てきてしまう。





私はその場を離れたくて、
急いで2人が
見えないところに走った。





するとその時。





え?





誰かに腕を掴まれた。





顔を上げると





レン君!?





どうして・・・





「やっぱり、由菜だった。
匂いで分かったんだ。
俺の好きな匂い」





そういうレン君。
どういうこと?





「レン君、
さっきの人、彼女?」





おそるおそる聞く。





「え、?
あー、ちがうよ!
俺の姉だよ」





な、なんだ。
レン君のお姉ちゃんか。
良かった。





え、でも、さっきの、
俺の好きな匂いって
どういうこと?





レン君を見ると・・・





笑顔が眩しく
輝いていた。





明日から、
もっと楽しい日々に
なりそう。





大好きな人と一緒に。







*end*

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