花火が咲いたトキ

CAST高比良由菜

作者：みなな

2022.05.04

私はゆなな！
今日は夏祭りなの!!
楽しみ～/////

私には
好きな人がいて、
同じクラスの
ハアトくんなんだけど、

親友のルキが
誘ってくれて、
一緒に行けることに
なったの！

だから、
ハアトくんが好きって
言ってた
水色の浴衣で、
行くんだっ！

ほんとに
楽しみすぎる！

ゆなな「バッグよし！
髪型よし！
浴衣よし！
スマホよし！
お財布よし！
カンペキ！」

よしいくぞー!!

・：＊＋・　お祭り　・：＋

まだかな～。

ルキ「やっほーっ!!」

ゆなな「ルキ!!!」

レン「おっす！」

ゆなな「ルキ、
レンくんと来たんだ！」

レン「誘われたので！」

あ、ちなみに、
ルキとレンくんは
付き合ってるんだ！

ハアト「やほ」

ゆなな「あっハアトくん!!
来てくれてありがとう/////」

ハアト「いや、俺が
来たかっただけだし///」

ハアトくんは
照れると少し
ツンデレになる。。

でもそこも
好きなんだ～/////

ルキ「じゃあ
とりあえず行こっか！」

・：＊＋・　屋台周り　・：＋

ルキ「ていうか
お腹空いた～!!!
何か食べよ!!」

ゆなな「たしかに！
もう６時半だもんね～」

ハアト「みんな
何食べたい？」

ゆなな「私はみんなに
合わせるよ～」

レン「俺も！」

ルキ「あのたこ焼き、
めっちゃ
美味しそうじゃない??
たこ焼きにしよ！」

みんな「さんせ～い！」

みんなで
たこ焼きを買った。

ルキ「みんな、
花火やるらしいよ！
見にいこーよ！」

ゆなな「いいね！」

みんなで、
人が少ないところに
向かった。

ハアト「あれ、レン達は？」

ゆなな「え、、
はぐれちゃった？」

ハアト「そうみたい」

いつのまにか、
ルキとレンくんと
はぐれてた。

どうしよう・・・

っていうか今、
ハアトくんと
２人きりじゃん！
どうしよう！

ハアト「どうする？」

ゆなな「もしかしたら、
ルキ達２人で
楽しみたいのかも、、、？」

ハアト「確かに！
じゃあ、俺たちも
２人で楽しむ??」

ハアトくんは、
そう言ってから、
ハッとなって言った。

ハアト「いや、今のは嘘。
まぁ、２人を探しながら
とりあえず俺たちで
花火みよーぜ///」

やっぱり。
照れると
ツンデレになる。

ゆなな「りょうかーい！笑笑」

ハアト「なんでそんなに
笑ってるんだし。
俺、花火めっちゃ
綺麗に見えるところ
知ってるから来て」

ゆなな「まじ！　行く！」

ハアト「ついてきて。
あと、はぐれちゃうから」

そう言って、
さりげなく手を
繋いできた。

きゃー
心臓バクバクして
しにそう・・・！

ハアト「あと１分で
花火始まっちゃうから
走るね」

しばらく
手を繋ぎながら走って、
開けた場所に出た。

ゆなな「わぁ、
こんな場所
あったんだ」

ハアト「うん。
ここからだと
花火がよく見える」

どかーん

花火が咲き始めた。

ハアト「のさ・・・
俺、ゆななのこと
好きかも」

ゆなな「んー？」

花火の音で
聞こえなかった。

ハアト「俺、ゆななのこと・・・///」

ハアト「好きだ」

ゆなな「うそ・・・」

ハアト「いつも明るくて、
目立たないけど
裏でたくさん人のために
努力してて、
誰にでも優しくて、
笑顔が・・・可愛くて。
今日、浴衣着てるのを見て、
もっと可愛いなって思って。
その・・・
手放したくないっていうか、。
ほんとに好き。
付き合ってください」

ゆなな「もちろん」

ハアト「え？」

ゆなな「ハアトくんの、
いつも元気で能天気で、
でもいつもみんなのこと見てて、
考えてて、
人の気持ちをわかれるところとか、
私が困ってる時に、
いちばんに
声かけてくれたりとか、
たまに・・・
ツンデレになるところとか、
全部大好きです。
これからよろしくお願いします！」

ハアト「よろしくお願いします！」

そうして、私たちは
結ばれたのでした。

＊ｅｎｄ＊