私の好きな彼のおかげ受験編

CAST高比良由菜

作者：あや

2022.02.02

・＊。・　学校　・。＊・

こんにちは！
高比良ユナ、中３です。

私には好きな人がいるの。
彼は紀田ナオヤくん。

同じく中３で、
イケてる男子。

あ、このことは
親友のルミにも
相談してないけど……

ルミ「ユナ、おはよ！」

ゆなな「あ、ルミ！
おはよ～!!」

この親友は幼なじみで、
好みが合うコ。

悩みを相談しあえる、
家族の次に
大切な人なんだ♪

ルミはモテる方で、
南ルワくんと
毎週デートしているらしい！

モテるって、いいな～。

ゆなな「次、どこいくの？
デートで」

ルミ「イオンで
リップ選ぶよ！」

……うらやましい。
私もナオヤくんと
デートしたいなぁぁ……

ルミ「ユナは
好きな人いるの？」

ゆなな「へっ!??
べ、別にまだいないよ。
かっこいいの
ルワくん以外にいる？」

ルミ「ナオヤくんとかー」

……げっ！
ナ、ナオヤくん？

ルミもかっこいいって
思ってるの……？

ルミ「ユナ、顔赤いよ～」

ゆなな「大丈夫～……」

（といって去る）

・＊。・　ゆなな家　・。＊・

ユナ「ただいま～。
受験勉強しなきゃー」

……そういえばナオヤくん
どこ受験するのかな。

ルミは？
気になる～。

・＊。・　学校　・。＊・

ユナ「ルミ！　おっはよー。
どこ受験するか決めた？」

ルミ「ニコラ学園ー」

……そっか、ルミ
頭いいもんね。

私は新潮高だもんな。

ナオヤくんは？
どこだろう？

ゆなな「ナオヤくーん！
どこ受験するの？」

ナオヤ「俺はニコ学。
でも何で？」

ゆなな「ただ参考に
したかったからー!!」

（といって去っていく）

・＊。・　ゆなな家　・。＊・

ゆなな「はー、
ルミもナオヤ君も
ニコ学行くのかー。
私もレベル高いけど
頑張る？」

ガチャ
（ドアがあく）

ゆなな母「あ、ユナ。
ねぇ、受験どこか
決めたの？」

ゆなな「ニコ学か新潮高……」

ゆなな母「ニコ学!?
そんなことユナ
言ってたっけ？
新潮高は……
レベル低くない？
もう少し高いとこ
行ったら？」

（と言って出る）

ゆなな「お母さんは
分かってくれないなー、
私のことを。
私の受験なのにー」

・＊。・　学校　・。＊・

〈いよいよナオヤへ
告白することに〉

ルミ「ユナおはよっ！」

ゆなな「おはよ～ルミー」

ルミ「元気ないね、
ユナ……」

ゆなな「ルミ、あのね、私
ナオヤくんにいよいよ
告白することにしたんだ」

ルミ「へ!?　がんばれ！
ついにユナにも
告白するトキが
来たなんて……」

ゆなな「そんな上から
言わないでよ！～」

・。・。・。・。・。・。・。・。

ゆなな「ナオヤさん、
私はナオヤさんのことが
好きです」

ゆなな「付き合って……
下さい……!!!」

ナオヤ「ユナちゃん、
……僕もユナちゃんのことが
大好きです！」

ルミ「おめでと～!!
ユナ・ナオヤ！」

ゆなな「テレるからやめてｗ」

・＊。・　ゆなな家　・。＊・

ゆなな「お母さん。
私、ナオヤくんと
付き合うことになったの。
ルミとナオヤくんと
同じ高校に
行きたいから！
……おうえんして」

ゆなな母「ユナが頑張るなら
応援するよ！」

＊。・－－－－。・－－－－・。＊

受験勉強を
３人でがんばり、
受験を乗り越えた
結果の日。

ルミ「私は３１７、
ユナは３２１、
ナオヤは３２３だね！」

ゆなな「３１５、３１７！
３２０、３２１！
３２３！
みんな合格!!」

そして、新しい高校では
ナオヤくんの彼女になり、
ルミ以外にも
親友ができたり！

充実した生活が
送れそうです☆

＊ｅｎｄ＊