私達のちょっと変わった学校生活

CAST高比良 由菜高比良 由菜

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.03.23

こんにちは!
私はゆなな。





今日から、
魔法使い養成学校の
1年生なんだぁ!





1年生と言っても、
年齢はバラバラで、
私は人間界でいう
中学3年生!





この魔法使い養成学校には、
中学1年生から
入って良いことに
なってるんだけど、
入るには
条件があって・・・





・その1・
入学生は、1人で
ほうきに乗って
跳べなければならない

・その2・
入学生は、魔界語を
最低限喋れなければ
ならない

・その3・
入学生は、
中学1年生以上で
なければならない

・その4・
入学生の親は、入学生が
魔法使い養成学校に
入学することを
承諾していなければ
ならない

・その5・
入学生の親のどちらかが、
魔法使いでなければ
ならない





だよっ!





私は、ほうきに乗るのは、
めちゃめちゃ
得意なんだけど、
魔界語が苦手で・・・





そもそも勉強も
苦手なんだよね。
えへへ。





だから魔法使い養成学校に
入るために、
2年間猛勉強したんだ!





魔界語はね、
魔法使いだけの
試練があるときに、
人間に内容を
知られないために
使うものなの。





だから
覚えなきゃなんだ!





今日はいよいよ
入学式~!!





すっごく
楽しみなの!













・:*+・ 入学式 ・:+





校長先生「え~この、
魔法使い養成学校では、
え~、魔法使いに
なるための、
え~、基本的な魔術、
あと、え~と、
ほうきの扱い方、
あとえ~・・・」





校長先生の話、長くて
もう眠くなってくるよ。





それは他の子も
同じみたいで、
前の子なんか
堂々とあくびしてる。





ルキ「ねぇねぇ!」





隣の子が、小声で
話しかけてきた。





ゆなな「なぁに~」





ルキ「私、ルキ!
校長先生の話、
もう退屈しちゃったからさ、
自己紹介しよっ!」





ゆなな「さんせーい!」





ちなみに、私達は
背の順で並んでいて、
私たちは背が高いから
後ろの方なのだ。





だから話していても
バレない!笑





ルキ「私は、人間界でいう
中学3年生なんだけど、
あなたは?」





ゆなな「あっ私はね、
ゆななっていうの!
気軽にゆななって、
呼び捨てで呼んでね~!
私も、人間界でいう
中学3年生!!
同じだね!」





ルキ「そうなの~!!
中学3年生で、
魔法使い養成学校に
入るのって結構遅いかなと
思ってたから嬉しい!
私はね、ほうきの扱いが
苦手で・・・」





ゆなな「ほんと?
私は、魔界語が
苦手なの」





ルキ「ほんと~?
私、魔界語は得意!
*^^;< *]=]*|““<# ^+=]%>“+%>^*=<}%! どう?」





ゆなな「すごーい!!
今のは、
なんて言ったの?」





ルキ「今のはね、
ゆななと出会えて嬉しい!
これからよろしくね
って言った!」





ゆなな「わぁ! すごい!!
私はね、逆に、
ほうきにのるのが
得意で~」





   ・
   ・
   ・











・:*+・ 入学式後 ・:+





ルキ「やっと入学式
終わったね~!」





ゆなな「うん!
また明日~!」





ルキちゃんと
出会えてよかった!





同い年だし!





と、ルンルン気分で
飛んでいたら・・・





ごつーん!





ゆなな「きゃっ」





私は、自慢のほうき
さばきで、
くるんと回って
元の位置に戻ってくる。





レン「危ねぇだろ。
ちゃんと前見ろ」





前には、すっっっごく
整った顔の、
イケメンがいた。





ゆなな「はっはひ!
ごめんなさい・・・」





レン「でも、さっきの
ほうきさばきには
感心したよ。
ちなみに俺レン。
お前は?」





ゆなな「私は、、、
ゆななです。
魔法使い養成学校
1年生!
人間界でいうと、
中学3年生です」





レン「全く同じだわ。
よろしくな」





ゆなな「はっはい!」













・:*+・ 翌日 ・:+





今日は、
クラス発表の日だ。





だから、私は朝から
ワクワクしている。





ルキ「あっゆなな~!
おはよーーう!」





ゆなな「あっルキ!!!
朝からテンション
高いね~笑」





ルキ「うん!
ルキはいつでも
ハイテンションだよ~!!」





ゆなな「ふふっ」





ぴょーんとジャンプする
ルキに思わず笑ってしまう。





レン「おい。
お前ら邪魔だぞ。
クラス発表の紙が
見えない」





ゆなな「あっ昨日の!」





レン「お前、昨日の
やつじゃんか」





ゆなな「お前じゃなーーい!
私はゆなな!」





レン「はーい
わかりましたーー」





すたすた。





ゆなな「行っちゃった笑」





ルキ「えぇーーーー!
ゆなな~!
どこであんなイケメンと
知り合いになったのよ!?」





ゆなな「えーと、昨日ね、
ルンルン空をとんでたら
思いっきり
ぶつかっちゃって・・・」





ルキ「いいな~
今度私にも
紹介してよ」





ゆなな「んー
紹介できるほど
仲良くないけど・・・」





ルキ「そっか。
とりあえず
クラス発表見よ!」





・1年ま組・
 ココハ
 メアリ
 セナ
 リミ
 ルワ
 ・・・





ルキ「ま組には
どっちも
なさそうだね」





ゆなな「うん」





・1年ほ組・
 アキ
 ユラ
 ナツミ
 ヨシト
 カイラ
 ・・・





ルキ「・・・ほ組でも・・・
なさそうだね」





ゆなな「うん」





・1年う組・
 アヤカ
 ミナミ
 レン
 ルキ
 ゆなな
 ・・・





ルキ「あっ私の名前!
ゆななの名前も!!」





ゆなな「やった~
私たち
クラス一緒だ~」





ルキ「やったね!!」





ゆなな「うん!」





ルキ「じゃあ、
教室行こうか!」





ゆなな「行こ~!」





私たちは手を繋いで、
1年う組と書いてある
教室に入った。





先生「みなさーん。
席に着いてください。
自分の名前がかいてある
席に座ってくださいね~」





ルキ「私の席
ここだっ!」





名前は魔界語で
書いてある。





えっと私の名前は、
魔界語で・・・





『<  *』だっ!





あった!





ゆなな「私の席はここっ!
やったぁ!
ルキの後ろだぁ!」





ルキ「やったね!
運命感じる!笑」





さて、隣の席は・・・





ゆなな「えっ!」





レン「お前かよ。隣」





ゆなな「お前ってなに??
ゆななです!」





ルキ「わぁ!
あのイケメンじゃん!
隣いいな~」





レン「イケメンって
なんですか?
褒め言葉?」





ルキ「うん!
人間界でいう、
ルックスが良い男子って
意味だよ!
イケてるメンズで、
イケメン!」





レン「へぇー」





ゆなな「っっていうか!
名前なんだっけ?」





レン「レン」





ゆなな「じゃああのさ、
レンくん・・・って
呼ぶね。
・・・よろしく」





レン「・・・よろしく」





きっ気まずー。
なんだこの空気!





よろしくって言うのが
こんなに難しかったとは!





ルキ「レンくん!
私さ、
レンって呼んでもいい?」





レン「別にいいけど」





ルキ「ありがとー!
よろしくね!」





レン「おう」





ルキ~
ありがとう~泣













・:*+・ 昼休み ・:+





ゆなな「ルキっ!
さっきは
ありがとね!」





ルキ「えーなんのことー??
っていうか
お腹空いた!
早く学食食べに行こ!
ここの学食は美味しいって
有名なんだから!」





ゆなな「そうなの!
知らなかった!
行こ行こ~!」













・:*+・ 食堂 ・:+





ルキ「私はさ、
買うもの決まってるから、
ゆなな選んできな!
私は揚げパンで!
頼んでおいて~
私席とっておく!!」





ゆなな「うん!
ありがとう~」





・メニュー表・
 焼きそばパン
 揚げパン
 コロッケパン
 ピザパン
 肉まん
 あんまん
 ・・・





ゆなな「んーどうしよ。
どれも美味しそう!」





私もルキと同じ
揚げパンにしよっかな!





ゆなな「すいません!
揚げパン2つ
お願いします!」





学食のおばちゃん
「はぁーい。
ちょっとまってね~」





ゆなな「はい!」













・:*+・ 5分後 ・:+





学食のおばちゃん
「そこの可愛い女の子~
できたよ~
揚げたて~!!」





ゆなな「わたしですか?
揚げたて!?
やったぁ! 嬉しい!」





学食のおばちゃん
「揚げたては美味しいよ~。
熱いから気をつけて
食べてね」





ゆなな「はぁーい!」





学食のおばちゃん
「あと、1個おまけ
しといたからっ!」





ゆなな「えええ!
ありがとうございます!!!」





学食のおばちゃん
「いえいえよ~」













・:*+・ テーブル ・:+





ルキ「あっゆなな!
席とっておいたよ~!」





ゆなな「ありがとー
揚げパン買ってきたよ!
私もルキのと
同じのにした!」





ルキ「おお! 同じ!
やったね!」





ゆなな「うん!」





ルキ「あれ?
3個入ってるよ?」





ゆなな「あっなんか、
学食のおばちゃんが
おまけしてくれた!」





ルキ「そうなの!
どうする?
2人で半分こする?」





レン「それ、
俺にちょうだい」





ゆなな「は?」





レン「揚げパン、
買いに行こうとしたら
売り切れてたんだ。
ちょうだい」





ルキ「レン!!!
もちろん! いいよ~」





レン「あざっす!」





ゆなな「ええええええ!
ルキ! なんでぇ!
ていうか
なんで隣の席に・・・
よりによって
レン君がいるのぉ・・・」





レン「まぁまぁまぁ」





ゆなな「いやまぁまぁまぁ
じゃなくて・・・
原因レン君じゃんか!」





レン「ごめんなさい!」





レン君がいきなり
真面目に謝ってきたから
びっくりした。





ゆなな「ま・・・
まぁいっか」





レン「良かったっす。
揚げパンいただきます!」





ゆなな「はぁーい。
私もいただきます」





ルキ「いただきます」





レン「うま!!
ナニコレ!
揚げたて
うますぎんか!」





ゆなな「ふふっ」





レン君があまりにも
美味しそうに食べるので
笑ってしまった。





ルキ「レンめっちゃ
美味しそうに
食べるやん!笑」





レン「だって
おいしいんだもん」





ルキとレンの会話に
嫉妬してしまう私は
なんなんだろうか。





最近、レン君が
私の頭の中を
占めているのだ。





これって・・・恋?





レン「ゆなな!
なにぼーっとしてんだよ」





ゆなな「え? え? え?」





レン「・・・なんだよ」





ゆなな「今、ゆななって
言ったよね??
初めて私の名前
呼んでくれた??」





レン「・・・」





よしっ
もう自分の気持ちに
正直になろ。





ゆなな「普通に
うれしいんだけど!
普通にっていうか、
めっちゃ! 嬉しい!」





レン「だって・・・
ゆななが俺のこと
レン君って
言ってるからさ」





ゆなな「またゆななって
言った!!」





レン「ゆなな」





ゆなな「・・・」





レン「ゆなな。俺さ、
ゆななのこと好きだよ。
ほうき乗るの
うまいところとか」





ゆなな「そこ!?笑」





レン「あと・・・
普通に・・・
可愛いし」





ゆなな「え?
今なんて言ったのー??
聞こえない~」





レン「ゆななが可愛いって
言っただけ」





ゆなな「ゆななが??」





レン「だから!
可愛い!!」





ゆなな「/////」





ルキ「ひゅーひゅー!
ゆなな最初っから
レン君のこと
好きだったんでしょ!」





ゆなな「え・・・
なんでわかったの?
レン君のこと・・・
好きだけど」





レン「まじ?
俺と・・・
付き合ってください」





ゆなな「もちろん」





ひゃああ、照れる~。





ルキ「おめでとう~」





ゆなな「もう
ルキやめてよっ!」





ルキ「ゆななに自分の
気持ちをわからせるために、
私は頑張ってレン君との
距離縮めたんだからね~笑」





ゆなな「ありがとっ!」





レン「ゆなな、今日、
3人で遊ぼうぜ」





ルキ「あら、私は
おじゃま虫だね!
2人で遊びな!」





ゆなな「うん。
ルキありがとう」





レン「ありがとう」





ルキ「あっあと、
私は彼氏いるから!笑」





ゆなな「えええ!
彼氏いたの~!?」





ルキ「あれ、ゆななには
言ってなかったっけ?笑
まぁいいや、今日、
ダブルデートにする?」





ゆなな&レン「うん!」





そうして私たちは
楽しい時を
過ごしました。











・:*+・end・:+

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